パロディウスだ!

ストーリー提供:ルーシアさん

西暦1990年、20世紀もあとわずかと押し迫った頃。全世界の人々は夢を失いつつあった。役人たちは私腹をこやすことを至福とし、マザコンだった子供たちはパソコンを愛するようになり、女性社員はセクハラの恨み晴らすめェ、と立ち上がり、若者たちは人類滅亡の危機を感じながらも、ゲームセンターに通っていた。これらの諸悪の根源は…? なんと語るもおぞましや、お下げ頭にゴーファーの顔をした大ダコだったのだ!

さてその頃、宿敵バグとの死闘を終えたMr.パロディウスことタコは、有給休暇をとって田舎でのんびりと野良仕事に精を出していた。建売りタコツボの我が家に帰り、宇宙新聞を見た彼は、驚きのあまりマナ板から転げ落ちそうになった!

そこには、今地球を賑わしている謎の大ダコの顔写真があった。「とーちゃん!?」なんとそれは2年前から行方不明になっていた彼の父だったのだ! そこへ新聞を見た旧知の友だちが駆けつけた。

“ビックバイパー” 第三次G大戦終結後退役し、たいやき屋に転職。58歳。
“ペン太郎” 趣味はエアガンごっこ。ペンギンとペン子の間にできちゃった子。9歳。
“ツインビー” 双子の兄弟の一人。かわいい顔で敵を虐殺する恐い奴。17歳。

これだけ集まれば百人力? ワイワイガヤガヤ、頼りになるやらならぬやら。あとは野となれ山となれ。

事件の真相を探るため、タコは仲間たちと共に再び地球を目指して旅立ったのであった!



パロディウス音頭だっ!

いつも一緒さ俺たちは
仲良し4人
たまにゃケンカもするけれど、仲直り
流れ流れて、流れ流れて、銀河系
父を探して5万年

  ┌パロパロ パッパ ルルルンパ
※ │こりゃまた憎いぜタコ野郎
  │それがおいらさ パッパパッパ
  └パロディウス

いつも歌うぜ俺たちは
とりましょ音頭
たまにゃ脱線するけれど、だいじょうぶ
両手フリフリ、両手フリフリ、たたかうぞ
マッハ15のスピードだい

※ くり返し

ゲームの中で出てくるからうたっとくれ!!

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