デジタルデビル物語 女神転生U

ストーリー提供:シヴィルさん

京浜第3シェルターの一角、RPGに没頭する2人の少年がいた。なぜか2人を魅了してやまないそのゲームを「デビルバスター」という...。

2036年、東京、それは20世紀末に起こった最終戦争により、荒廃の一途をたどる悲しい都市の姿であった。一握りの人々だけが地下シェルターに逃れ、地上は無政府状態の様相を見せ始めていた。

戦争の影響か、折しも東京に発生した次元の裂け目から、伝説にのみ語られていた様々な怪物、悪魔が出現した。それはあたかも人類の自滅をうかがっていたかのようでもあった。たちまち人々は悪魔に駆逐され、いまや東京は巨大な魔巣窟へと変わり果ててしまったのである。

そんな地上の混乱とは隔絶された、安全な世界もあった。それが地下シェルターである。ここ、京浜第3シェルターもそのひとつであった。

そう、「デビルバスター」の封印が解かれた、その日の午後までは・・・。

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