魔導物語 はなまる大幼稚園児

ストーリー提供:潤さん

―ここは様々な生き物たちが住む不思議な世界―

まだ、「魔導」という力を誰もが使えた時代のお話です。私たちが学校で知識を身につけるのと同じように、ここでは「魔導」の力を学校で学んでいました。「魔導」の力を使いこなす「魔導士」は、その力で困っている人や苦しんでいる人を助け、みんなを幸せにすることができるため、みんなの憧れでありました。

しかし、「魔導士」になれる人は、そんなに多くはなかったのです。才能にめぐまれ、熱心に勉強した人だけが「魔導士」となれたのです。そして、この魔導村にも「魔導士」になることを夢見ている少女がいました。 少女の名前は“アルル・ナジャ”。卒園試験を間近にひかえ、毎日、勉強にはげんでいる幼稚園児です。

アルルは、立派な「魔導士」になるために、なんとしても、今度の卒園試験に合格しようと思っています。おかあさん、おばあさん、ともだちにはげまされて、アルルは、卒園試験の合格めざして、不思議な世界をかけめぐります。

さて、アルルは無事に魔導幼稚園を卒園することができるでしょうか? それは、あなたの目で確かめてくださいね。

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