ファリア 封印の剣
ストーリー提供:霧海さん
聖者の時代に、ひとつの戦いがあった。天空の神と、魔導士レビュアの戦いである。 この戦いは、256日続いた。 魔導士の力は強大で、神でさえも倒されそうであった。 神はドラゴンを造り、その中に自らの命を封じ込めて戦った。 魔導士は戦いに敗れ、魂はつるぎに封じ込まれた。 月日が流れ、これが、神話になったという。そして。数千年の時が流れた。 ある日、不気味な雷鳴とともに、封印が解かれた。 古代最後の魔導士レビュアと5匹の部下が復活したのだ。 その部下のうちの1匹、羽の生えた怪物がお姫様をさらった。 噂によると、お姫様はゲルブの塔に封じ込められているという。 カシス王は姫を救出するために、兵を繰り出した。 しかし、姫を助け出した者はおろか、無事に帰ってきたものすら、一人もいなかった。 途方にくれた王は、旅の戦士達に助力を乞うことにした。 王は、町中に布令を出した。「姫を救い出した者を姫の婿とする」 そのとき、偶然にもエドの街にいた女戦士は、 姫を愛する村人の願いにより、救出を決意した。 |