ドラゴンナイト4

ストーリー提供:霧海さん

遠い遠い未来の世界、人類は新しい文明のあり方を 見つけだしていた。彼らは神族や魔族の介入なしに、自分たちの力だけで繁栄を続けていたのだ。そんな遠い未来の物語・・・・・。

 この未来の魔界の王ミナクスは、魔族による人間世界の支配を夢見ていたが、神族の厳しい監視によって、なかなか行動を起こせずにいた。そんな時、彼は次女イノの密告によって、長女マノと部下である四天王のひとり、ルシフォンが密通していることを知る。怒った彼は、ルシフォンを次元の狭間へと閉じ込めてしまった。

 それから3000年・・・・。ミナクスは、神族に忘れさられた存在であるルシフォンを使って、かつて魔界の王ディートを倒した神と人間の子「ヤマト・タケル」を抹殺し、人間界へ干渉しようと行動を開始した。

 そのころ人間界では、ヤマト・タケルに息子カケルが生まれていた。カケルはすくすく育ち、父親によく似た元気一杯のやんちゃ坊主になった。カケルが15歳になったある日、タケルの元にソニアの街に住んでいる戦友バーンから一通の手紙が届いた。「正体不明の男が自らドラゴンナイトを名乗り、世界を戦火に巻き込もうとしている。その男を倒すために協力してほしい・・・・・。」

 タケルはこれを機会にカケルを旅立たせることにした。カケルは期待で胸をふくらませ、冒険の旅へと出発した・・・・・。

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