悪魔城ドラキュラ
ストーリー提供:ババモニさん
中世ヨーロッパにある平和な小国トランシルバニア。この国にはドラキュラにまつわる伝説がある。 「魔王ドラキュラは百年に一度、邪悪な心を持つ人間の祈りによって復活する。そして、その復活のたびに彼の魔力は強くなる。」 過去に一度、ドラキュラはこの世に復活した。しかし、ドラキュラの全世界を暗黒の雲で覆い、闇の世界に君臨しようとする野望は、英雄クリストファー・ベルモンドによって打ち砕かれたのであった。 ドラキュラがクリストファー・ベルモンドとの死闘に敗れ、再びトランシルバニアの片田舎に眠りについて百年がたとうとしていた。 イースターの夜、町では盛大なカーニバルが催されていた。一方、町外れの荒廃した修道院跡では、邪教徒によってドラキュラ伯爵の亡骸に人間の生き血をそそぎ、不死の生命を復活させようとする黒ミサの儀式がとり行われていた・・・。 すると突然、邪悪な雷雲が町を覆い、一筋のいなずまが修道院をつらぬいた。暗黒の野望を持つ魔王ドラキュラが再びこの世に舞い戻ったのである。 この危機を救おうと立ち上がったのは、ベルモンド一族の血を受け継ぐ青年シモンだった。父ゆずりの不思議な力を秘めたムチを手に、ひとりドラキュラ城へ乗りこんだのである。 |