満月観察用 簡易投影透過版
telesc projection for MOON

せっかく作った簡易型太陽投影版なので、
眩しい満月でも活用してみましょう。
薄暗い満月像は幽玄な雰囲気です。
白色ポリ袋などをかぶせると、透過型にもできます。 

接眼部 (共通パーツ)

太陽投影板の作り方

 


接眼部や投影部の作り方は太陽とまったく同じです(下の作り方は太陽用のコピー記事です)。

満月といえど太陽と違いそれほど大きく投影できないので、
チップスターLではなくSサイズがおすすめです。
なおカルビーのクリスプはプラ蓋なので、接眼部に補強無しでそのまま使えます。
筒に白色ポリ袋(レジ袋)などをかぶせると、透過型にもできます。
スクリーン(レジ袋)に余計な光が当たらないように、フード(紙筒)をかぶせてください。

写真は2インチアイピースなので、接眼部の加工はなく
アイピースに筒かぶせて、マスキングテープで固定しただけです。
レジ袋が一番お手軽でよく写ります。
個人的にはプリント袋が一番よくみえるかと思います。
(透過型スクリーンの無料サンプルなんてのもありますが・・・)
スクリーンが皺にならないようにピンと張ってください。
一時的なら輪ゴムで、専用にするなら両面テープで貼り付けてください。
 

接眼部 (共通パーツ)

 

●用意するもの。
チップスターの空き箱()。
カッター。コンパスカッター。輪ゴム。
ダンボール紙(アイピース用/遮光用。投影板用) 
ケント紙(投影板用)
せぼね君クリップ(大きく投影したい場合)。
アイピース延長筒
チップスターはSサイズがおすすめです(写真はL)
カルビーのクリスプはプラ蓋なので、
接眼部に補強無しで丸く切り取るだけでそのまま使えます。

ダンボール(強度のある厚紙やプラ板でもでも可)を
チップスターの底と同じサイズに切り抜き、
センターにアイピースのスリーブ径と同じ穴を開けます。

※カルビーのクリスプの場合は
プラ蓋にアイピース用の穴を開けてるだけで補強なしでOK。
透過用ならアイピース窓の切り欠きも不要です。
使用はアイピースをはめたら蓋に筒を被せればOK。


コンパスカッターがあれば綺麗な円が切り抜けます。
チップスターの底にスリーブの逃し穴をあけ、
ダンボールを貼り付けます。
この部分が保持部分なるのできっちり作って貼り付けてください。

接眼部とアイピースを挟みこみ+スリーブで保持します。
アイピースがスリーブより大きく挟み込める形状なら
写真のような延長筒はなくてもかまいません。

側面にアイピース+延長筒を出し入れできる窓を切り取ります。
※アイピース閉めネジが干渉する場合は筒リブにニガシの切り込みを入れてください。

 



投影板

接眼部は→こちらを参照。

12cm角にダンボールを二つ、白紙(ケント紙)1枚作ります。
一枚に白紙を貼り付けて投影板に、もう一枚はチップスターの筒の大きさの
(隙間から光が漏れないジャストフィットサイズで)穴を切って遮光板にします。

チップスターの開放部に
側面を切り取ったものを貼り付けます。(クリップのハサミしろ用)
フレシキブルクリップ(写真は「せぼねクリップ」という商品。
文房具屋さんで購入)
で接眼部と投影板をつないで遮光板をつければ完成!

投影板をできるだけ望遠鏡レンズと並行にして投影してピントを合わせます。
平行じゃなくても投影はできますが太陽が変形します。
見る分にはそれほど問題はないですができるだけ正しく投影してください。
また、風に弱いので留意しておいてください。
遮光板を取り付けます。
太陽を筒内に入れるには、遮光板に映った筒の影が
一番短くなるようにすれば太陽が投影されています。
投影されたらピントを合わせます。

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