奥義の書

 これらを知っていると楽にゲームを進められます。


□ セルスの秘密

セルスは戦闘離脱の呪文ですが、フィールド上で使えば固定敵以外は絶対に出なくなるという効果も持つ呪文。ある数だけエンカウントを無効にようです。敵が多く出現する場所では呪文の切れが速くなります。この世界、アイテムが命であり、キャラクターは二の次です。カネを次の町で武器、防具が買えるまで現在位置で弱い敵を倒して貯めて、次の町へ行くときに使うと便利。マイストがいなくても楽にたどり着けます。ネクロマンサーの呪いを解きに行くときや、天空城で下手な攻撃呪文より絶大な効果をもたらすでしょう。セルスさえ覚えて、倒さなければならない固定敵に勝てるレベルであれば、どんな低レベルでもネクロマンサーを手に入れられます。もう究極的に強い雑魚におびえる必要は無いのです。


□ 使えないキャラは殺しておく

戦闘後の経験値は生き残った人数分で分割されます。レベルが上がっても使えないキャラに経験値をあげるのもなんですから、ここはいっそ死んで頂きましょう。主人公のみでプレイするのがベストです。マイストやライムひとりでというのも良い選択です。バロン、カオス、ロミナは止めたほうが無難。ひとりだとかえってレベル上げが大変です。ひとりでやる利点はガンガンレベルアップでき、マイストにいたっては素早さを活かした2回、3回攻撃を笑って繰り出す事ができる事です。ボスにも3倍の経験値を得たキャラであればひとりで勝てます。装備を買うカネもひとり分で済み、実に経済的です。仲間のレベルはネクロマンサーやレジェルダーを取れるところまでひとりでたどりついてから上げればいいのです。面白いようにレベルが上がり、ロミナに得に有効です。主人公でやる場合セルスで次の大陸へ楽に行けますし、マイストも逃げの連発で楽です。


□ イーガスの呪文

イーガスはいったん効けば敵のすばやさを確実に下げることが可能で重ねがけができ、フォレスでも解除されません。最高に速い敵ヨグソトース相手でも連続でかければ、バロンがヨグソトースに3回攻撃という芸当ができてしまいます。もちろんラスボスにかけて主人公ネクロマンサー3回攻撃が可能です。


□ 魔法攻撃の強い敵には魔法反射

四天王の2,3体目などは魔法攻撃が強力です。その魔法の威力を相手に跳ね返しましょう。1回のラミール、魔除けの水で全体に魔法反射がかかります。全体魔法も跳ね返せる状態のキャラが前に出ていればそれ以降の魔法でダメージは受けません。跳ね返したら隊列を変更してまだ効き目があるキャラを前衛に出しましょう。お荷物にもこういう場面では実にありがたい存在となります。四天王やラスボスのフォレスで解除されます。ツァトゥグァは例外。


□ ラスボスにデミールが効く

ラスボスにはネクロマンサー以外ダメージを与えられないという噂ですが、死獣のみ効くというデミールの呪文が効きます。大体50〜100ダメージくらい。デミールはライムとカオスが使えます。ライムとカオスの構成で最大レベルまで上げデミールのみでラスボスで挑んだことがありますが、MP切れで敢え無く敗退しました。恐らくネクロマンサーが無いと体力的に倒せないのでしょう。なお、バロンのレジェルダー必殺の一撃でもダメージを与えられます。(ラスボスのみラミールで反射させて与えるダメージは常に1なのかもしれません。魔法に強い敵キャラはダメージを1/6程度まで軽減できるようです。)


□ バラムの重ねがけ

バラムは防御力が上がる呪文です。重ねがけが可能で敵がダメージを与えられないほどの硬さにまでもできます。四天王やラスボスのフォレスで解除されます。直接攻撃しかしてこない敵との戦闘で使えば実に有効です。


□ ダーバローブ、ライトソードの秘密

ダーバローブ、ライトソードはレベルで防御力、攻撃力が上昇します。1レベルにつき4加算されていきます。レベル50であれば防御160、攻撃166です。もちろん最低値が存在します。と言いたいところですがライトソードの最大値は攻撃110、ダーバローブの最大値は112のようです。それ以上は上がりません。L54のライムで確認しました。


□ 勝てそうにないボス、ザコは後で

「ヒルトの聖杯」がある場所のフリンカムやハイドラの出現の嵐、「ごほうせい」のボスなどは非常に強力です。現在の町の武器、防具では勝てないときにはとりあえず死んでも次の町まで行ってみましょう。次の町には強力な武器、防具が売っています。それらを買ってから再度挑戦してみてください。


□ バーンのつえを有効に使う

バーンのつえは誰でも道具としてつかうだけで呪文を発動できます。知力が高いほどダメージも大きくなります。武器では敵にダメージが期待できなくとも呪文は期待できることは多々あります。そういうときはバーンのつえを連発しましょう。バーンのつえを使うキャラ以外は防御するだけでもかなり戦闘効果があります。後半では敵の体力がかなり上がっているので仕留めそこなった敵を葬るくらいの役割にしかなりませんがそれでも魔術師の剣攻撃よりは期待できます。


■ 裏技:ライル、ゼライル、やくそうで復活

死はザリムか教会でしか復活できませんが、戦闘中に死んでそのターンが終了するまでに回復させると、ライル、ゼライル、やくそうに限り復活できることがあります。ゼライガスは不可。これは回復が間に合わずに敵の攻撃により死亡した場合の会心の復活と言ってもよいでしょう。ザコよりボスのほうが復活できる確率が高めになっているようです。すでに死んでいる状態では戦闘中、移動中どちらもライルなどのコマンドそのものを受け付けないので無意味です。死亡直後の回復呪文で「○○はよみがえらなかった」なるバグのようなメッセージにもちゃんと伏線があるあたりの設計は素晴らしいのひとことです。


■ 裏技:フィールド上に落ちている物(らまださん提供)

通常ダンジョンなどに宝箱が見えているものですが、フィールド上にも宝箱があります。シュルクから南に2歩、西に21歩の地点にエルサーパ、へラーシャから東に4歩、北に8歩の地点にトルースの入っている宝箱があります。後者はカギが必要ですのでメノースまで行ってから取りに来るとよいでしょう。エルサーパは攻撃呪文のないカオスに、トルースは使えないロミナ専用とすると無能キャラが一気に有能になります。


■ 裏技:幽霊に先頭を歩かせる(らまださん提供)

死んだキャラクターは常に後ろに周ります。主人公も例外ではありません。主人公が死んだ状態で宿屋に泊まってみましょう。幽霊にも関わらず先頭に立って歩け、会話も可能です。戦闘に入ると隊列が自動補正されるため元の後衛に戻ります。町の人は幽霊でも気にしない大らかな人が多いのですね。


■ 裏技:宝箱のアザトースの呪い(らまださん提供)

宝箱の画面でいろいろな現象が発生します。宝箱の画面で道具を一切持っていないキャラクターに道具を使わせてみましょう。何もないのにカーソルが現れて何かを選ぶことができます。気にせずどれでもよいので使ってみましょう。「は、いまつかえない」のメッセージが出てウィンドウが1つずつ消えていきます。4回目には画面がグチャグチャになるはずです。ここで「やめる」を選べばグチャグチャの画面をしばらく写したまま元の画面に戻りますが、あえて何度も道具を使わせてみましょう。バグった画面が加速し、人物が出てきたり、文字の色が変化したりと壮絶になっていきます。壮絶になったところで「やめる」を選んで抜けると同じくグチャグチャの画面をしばらく写したまま元の画面に戻りますがそこは蘇生屋です。アザトースの異空間を再現した秀逸な場面で、他のゲームには滅多にお目にかかれません。


■ 裏技:モンスターの夢遊病(らまださん提供)

モンスターをシリバで眠らせてさらにウォルズで混乱させると眠っていながらも攻撃してきます。ダンテ、フォレスが敵しか使ってこないのと同じようにウォルズはカオスしか使えないため混乱の魔法を敵が使ってくることはなく、残念ながら味方の夢遊病は見られそうにありません。


 

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