白石からR4で仙台を通り越し、大和町から岩出山町方面へR457の横道に反れます。やはり宮城の温泉と言えば、鳴子温泉を通り過ぎることはできないですね(^^)
岩出山から田畑地帯から山合いに入り、JR川渡温泉駅を過ぎR47が右折する交差点を直進、川渡温泉のゲートをくぐり江合川の川渡大橋を渡ります。橋を渡ってすぐに右折。少し行くと共同浴場の「川渡温泉浴場」があります。最初、勘違いして奥の山すそを探しまくっていました(^_^;)。共同浴場が掲載された地図があります。
川渡温泉浴場は旅館街と言うより住宅街の中にあり、駐車場も特になく、付近の路駐するか、西の方にある川渡公民館の駐車場に止めるより他なさそうです。中へ入るといきなり、「組合員以外の入浴は固くお断りします」との掲示があり、何だ、ジモ専か、これは入ってはいけないな、と一瞬思ったのですが、「但し、組合員以外の方は200円を料金箱に入れて下さい」との掲示が。この矛盾した掲示に入浴していいものかどうかしばらく考えていましたが、お金を払ってマナーよく利用すれば問題ないのだろうと考え、入浴しました。他の温泉のHPでも多くのレポを見かけていますし…。ただし、こう言った掲示が出ると言うのは、外来者がかなり問題を起こしている証拠だと思われます。完全ジモ専にならないよう、無銭入浴など論外ですが、マナーよく利用したいものです。
脱衣所に入り、200円を料金箱に入れます。脱衣所と浴室はガラスで仕切られ盗難防止にはいいですね。浴場へ入ると目に飛び込んだのは「茶緑色の湯」。これはいきなり強そうなお湯でかなりビビリました。浴槽は結構広く20〜30人は入れるかな。地元のお年よりが10人くらい入浴していました。お湯は脱衣所側からやや加水された湯が投入され、掛け流しにされています。お湯に入ると白っぽい湯の花がビッシリ漂っています。においは少し硫黄の香りあり。ちょっと熱い(地元の方によるとそれでもぬるめだそう)のと、濃い成分のせいですぐにのぼせてきてノックアウトです。
「かっけ(脚気)川渡、かさ(皮膚)鳴子」と言われる川渡の湯ですが、その強烈な湯には驚きました。地元の方も私に「この湯は入浴中は何でもないけど、後で(疲れて)くるよー」とおっしゃっていました。にもかかわらず、この後、無謀にも鳴子の「滝の湯」へはしごするわけですが、滝の湯は意外とあっさりしていて拍子抜けしたほどなんです。鳴子の湯は奥が深そうですね。
成分表ですが、脱衣所にありました。鳴子と言えば屋代さんのHPのものが詳しいので、そちらをご覧下さい。一部抜粋すると
源泉名
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:川渡支所前源泉
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泉 質
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:含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉
(旧名) 含重曹-硫黄泉
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泉 温
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:54.0度
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pH値
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:7.2
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密 度
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:1.0018
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溶存物質計
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:1143.9mg/kg
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成分総計
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:1161.8mg/kg
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- ※ 参考HP(鳴子観光協会のHPより)
- ・http://www.naruko.gr.jp/file-ryokan-hotel/kawatabi.htm
・http://www.naruko.gr.jp/file-kyodo-yokuzyo/kyodo-yokuzyo.htm
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