松川温泉 松楓荘

データ

公式ホームページ

http://www.hachimantai.or.jp/shofuso/

泉質

酸性単純硫黄温泉(硫化水素型)
(低張性弱酸性高温泉)

泉温

63.5℃(調査時における気温18℃ 晴れ)

湧出量

20リットル 1/min(自然湧出・掘削自噴・動力揚湯)

知覚的試験

微弱白色澄明であり、弱い酸味及び収れん味で強い硫化水素臭を有する。

水素イオン濃度

pH2.7(試験室での値は pH2.7)

密度(比重)

0.9999(20℃)

蒸発残留物

0.632 g/kg(110℃)

ラドン(Rn)含有量

8.13×10-10キュリーラドン/リットル

浴槽

加水しているが、放流式(源泉100% かけ流し)に近い。

営業時間

AM8:00〜PM8:00

料金

日帰り入浴[大人]500円,[子供]250円
宿泊についての詳細は、松楓荘HP参照

定休日

不明

場所

東北自動車道松尾八幡平ICから八幡平方面へ15km程。樹海ラインの入口付近。[地図


調査記録

調査日:2002年8月15日<木> 調査人:だだ星人

 松楓荘は八幡平樹海ラインの入口付近にある。私が泊まっていた松川自然休養林キャンプ場からは1km程とすぐ近くである。この日の松川温泉近辺は朝から大雨で、キャンプ場から出かけられずに退屈していた。夕方になり雨が小降りになったので退屈しのぎに行ってみることにした。

 時間は夕方の4時半頃。館内は夕食の準備で慌ただしい。フロントで料金を支払い、浴室を探すのに館内を右往左往。。浴室は3つに分かれていた。内風呂,露天風呂(混浴),岩風呂(混浴)があり、各浴室は場所が離れているため、裸では移動できない。

 まずは内風呂から入ってみることにする。10人が入れる程度の岩風呂には、やや緑色をした乳白色の湯が満たされている。奥の方から源泉が投入されているが、湯温調節のためか加水されていた。ちょっと残念だけど、その加水量は少なく個人的には許せる範囲。「源泉95%かけ流し」といったところでしょうか(?)
 続いて露天風呂に移る。脱衣所は男女別になっているが、湯船は混浴となっている。こちらの湯船にも乳白色の湯が満たされているが、内風呂よりも白濁しているように感じる。湯船は川沿いにあり、天気が良ければ、せせらぎを聞きながら入れるのかな(?)、この日は生憎の天気で川は濁流と化していた。
 岩風呂にも入ってみた。吊り橋を渡った川の対岸に岩風呂はある。岩をくり抜いたような造りになっていて、湯船には熱めの源泉が投入されているが、湯温調節のため(?)加水もされている。こちらも乳白色の湯だが、他の湯船と比べるとあまり白濁していない。常連の人の話によると、岩風呂が源泉に最も近く、その次が内風呂で、それで余った湯を露天風呂に使っているらしい。

 今回は生憎の天気でせっかくの景色も見えず、濁流と化した川だけが印象に残った。また、夕食時間と重なって慌ただしい入浴となってしまった。次回行くときと天気の良い日にのんびり入りたいものです。可能であれば一週間ほど滞在して。


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