土湯温泉から高湯温泉へ向かいます。何と言っても高湯に共同浴場「あったか湯」が4月10日にオープンしたばかりなので楽しみにしておりましたしかーし、高湯温泉入口のコンビニで朝食を買っていたら、あったか湯オープンの新聞記事のコピーが貼り出しており、読むと「木曜定休」の文字が。そう言えば5/1はその木曜。コンビニの店員に確認したら、やはり休みらしいとのことで断念しました。そのまま飯坂温泉「鯖湖湯」に向かいます。
私にとっては飯坂温泉も懐かしく、小学生の頃、おやじの会社の飯坂保養所に泊まって以来ですから、20年ぶりだと思います。鯖湖湯も平成5年に改築されてすぐに行きたいとは思っていたものの、すでに10年経過してしまいました。今回の湯めぐりはほとんど初めての湯なのですが、幼い頃以来の温泉も多いです。
鯖湖湯ですが、パルセ飯坂(観光会館)の無料駐車場に止めることになります。鯖湖湯のそばにはお湯かけ薬師や源泉櫓などがあり、温泉の由緒正しさを感じさせてくれます。鯖湖湯は10年前に改築される前の建物は明治22年からのもので、あの松山の道後温泉本館(明治27年)より古く、日本最古の木造建築の共同浴場だったそうです。改築後も明治の共同浴場を再現したものだそうでよくできていますが、その最古の共同浴場へ入ってみたかったなー
入浴券は土湯と違い、入口の券売機で買って受付に渡します。中へ入ると高い天井にお風呂と脱衣所が壁で隔てられてなく一体空間となっています。かなり広くて開放的でいいですね。お湯は噂通り大変熱いですが、土湯で慣れたせいか、それほど抵抗はなかったです。私にとってはあのくらいは平気です。あつ湯は結構強い私でした。一緒に入った若そうな観光客は一度も浸からず、掛け湯だけしてすぐに出て行ってしまいました。やはりあの熱さは普通の観光客にはただならぬものがあるんでしょうね(^^)。なお、観光客のため適温になるようお願いする旨の張り紙がありました。お湯は土湯同様無色透明無味無臭です。まろやかな味。土湯と並んで飯坂も名湯ですね。成分表は脱衣ロッカー上の方に木造のものが大きく掲げられていました。あれだと少し読みにくいかな。
(※
施設内に掲示してある成分表より引用)
鯖湖湯温泉分析
源泉名
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:湯沢源泉
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湧出地
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:福島市飯坂町字湯沢22番のイ
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泉質
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:アルカリ性単純温泉
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泉温
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:51.4℃(源泉)
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分析年月日
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:平成5年10月13日
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分析機関
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:
社団法人福島県薬剤師会試験検査センター
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pH値
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:8.5
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溶存物質
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:0.5777
g/kg
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蒸発残留物
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:513.2
mg/kg
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成分総計
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:0.5833
g/kg
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陽イオン成分
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ミリグラム
mg
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153.3
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3.7
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0.1
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16.1
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0.5
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陽イオン 計
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173.7
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陰イオン成分
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ミリグラム
mg
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4.1
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65.7
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200.1
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77.6
|
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5.9
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陰イオン 計
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353.4
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非解離成分
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ミリグラム
mg
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47.1
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3.5
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非解離成分 計
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50.6
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溶存ガス成分
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ミリグラム
mg
|
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5.6
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0.0
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溶存ガス成分 計
|
5.6
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