クアパレスおがの(下津谷木温泉)

データ

公式ホームページ

http://www.town.ogano.saitama.jp/kurpalace/

泉質

含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉

泉温

17.5℃

湧出量

不明

知覚的試験

不明

水素イオン濃度

不明

密度(比重)

不明

蒸発残留物

不明

ラドン(Rn)含有量

不明

浴槽

循環式

営業時間

AM10:00〜PM9:00

料金

大人(中学生以上) 

:

 800円

小人(4歳以上) 

:

 400円

詳細は、クアパレスおがのHP参照

定休日

木曜定休(祝日の場合は営業)
※ 冬期(11月〜2月)は変更の場合あり

場所

公式ホームページ内の「交通アクセス」を参照。[地図


調査記録

調査日:2003年4月13日<日> 調査人:ONKEN21

 花見の帰りに、埼玉県秩父郡小鹿野町の下津谷木温泉「クアパレスおがの」で入浴しました。

 秩父市内からですと秩父ミューズパーク西側の山を下りた所に位置します。
 実はこれには意味があります。西武鉄道秩父線の終点は紛れもなく「西武秩父駅」ですが、昔は小鹿野(遠く軽井沢と言う説まで)延伸する構想があったらしいです。そのライン上にあるのが、「秩父ミューズパーク」と「クアパレスおがの」であります。西武鉄道お得意の観光開発の一環ですね。さすが小鹿野まで延伸しても採算は採れないと踏んだのか、両方とも埼玉県が主体となって建設されたらしいです。
 そんな「クアパレスおがの」ですが、やはり埼玉県が建設しただけはあって、般若(はんにゃ)の丘の上に建つ建物はヨ−ロッパのお城をイメージし、非常に豪華なものがあります。まあ、同じく埼玉県で建設した神川町の「アカシアの湯」と瓜二つでしょうか?

 まず、玄関は2階でフロントとお土産コーナー、レストランパレオ、ラウンジがあります。2階のフロントはオープン当初は入浴の受付でしたが、レストランその他を入浴客以外にも開放するため、入浴の受付は1階に移転しています。ただし、入浴客がレストランを利用する場合は一旦受付を出ることになり、再入浴できるのか、気になります。

 1階に下りる階段では早くも薬湯のにおいが漂ってきます。健康ランドのような臭いですね(^^ゞ。階段を下りてすぐのところに券売機があり、入浴券を買います。一般大人800円ですが、公式HP内の割引券をプリントアウトすれば200円引です(小人は100円引)。また秩父郡内の観光パンフコーナーで100円引券、200円引券をたくさん配っているので、お忘れなく。JAF割引は廃止されています。さらに障害者本人とその介護者1名は半額の400円に割引されます。両神温泉薬師の湯、ユーランド新田同様に。それにしても券売機で該当する割引券を探すのが大変ですね。誤発券が絶えないのでは? もともとこれだけ割引が充実しているのは、高い入浴料が倦厭されて、入館客が減少していることも考えられます。
 受付では以前はロッカーバンドを渡していましたが、いろいろ問題あってか、廃止されています。脱衣所の脱衣籠に服を脱ぐことになります。一部に100円回収のコインロッカーあり。

 まず水着でクアゾーンに入ります。サウナ、ボディシャワー、ハーブ湯、歩行浴・気泡湯・超音波(3種一続きの浴槽で天然温泉使用・循環カルキ臭なし)、瞑想浴、寝ながら湯(カルキ臭のする真湯)、人工日光浴(ソラリウム)があります。このうち「瞑想浴」は今年2003年の元旦に設置されたもので以前は打たせ湯でした。レジオネラ菌対策として、変更したのでしょうね。青ライトで照射される中、ミストサウナのように水蒸気が噴射されるものでした。ここで瞑想はできませんな(^_^;) クアゾーンからは庭園や木々や町並みが望め、満開の桜がきれいでした。ただ、クアハウスの中から水着を着て桜を眺めても花見風呂の雰囲気は出ませんね。
 クアゾーンについては若者のカップル向けで、中高年層にとっては極めて利用しずらいのが難点ですね。このような豪華かつ中途半端なクアハウスはやはり設計ミスと言わざるを得ないでしょう。

 さて今度は裸で入る浴室に入ります。右手から漢方薬湯、温泉浴槽、屋外に露天風呂と言う配置。温泉浴槽には気泡浴の他、「流水浴」という、今年元旦に導入したばかり装置が設置されています。一瞬、循環をより強力に行なうために設置されたのかと勘違いしてしまいました。流水エステ効果を狙ったものなんですね。温泉ファンとしてはちょっといただけない装置かと思いましたが…

 2001年元旦に登場した露天風呂は小さな屋根がかかっていて、ビニール製の風呂絵「鹿が遊ぶ里小鹿野」を題材にした絵が描かれていました。周りは山々や集落を望むことができ、なかなかのロケーションですね。さらに庭園のクアハウス側には満開の桜の花が鑑賞でき、思いがけなく“花見風呂”を楽しめましたよ(^^)V。ちょっと風呂絵が邪魔かな。

 お湯ですが、白濁していて臭い味はあまりしません。各々投入口1ヶ所、吸込口1ヵ所のオーバーフローなしの循環。内湯ではそれほどではないのですが、露天風呂のカルキ臭はすさまじいものがあり、元々体調不良だったせいもあり、強烈な臭いに頭が痛くなってしまいました。花見気分も台無しです。でも加熱では循環もやむ得ないですね。

 でもカルキ臭を感じない内湯を上がり湯にしたのですが、ここのお湯がすばらしいのは浴後です。肌が非常にスベスベして、その肌触りの良さに何度も肌をさすったほどです。受付横の新聞記事の張り紙を読んだのですが、某ラジオ局で紹介された温泉愛好団体「平成温泉クラブ」の「美人の湯ランキング」で首都圏第1位になっています。他には知っているところでは群馬県藤岡市のあずさの湯(現藤岡温泉センター)もランクインしているようですね。入浴中はそれほどのものでもないなと思ったのですが、湯上り後、そのランクに納得しました。

 ところで某ラジオの「平成温泉クラブ」と言う温泉愛好団体はどう言った団体なんでしょうか? あとメモする時間がなかったのですが、2位〜5位は具体的にどのような温泉がランクインしているのでしょうか? 詳細をご存知の方は教えて下さい。

(※ 施設内の掲示表より引用) 
温泉成分・禁忌症・適応症 掲示表

利用許可施設名

クアパレスおがの
(男子浴室/女子浴室/クア)

利用許可番号

平成6年7月19日 指令薬第495号

 

1.

源泉名 

下津谷木温泉

 

2.

泉質

含硫黄−ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉

 

3.

泉温 

17.5℃(源泉)

 

4.温泉の成分

本水1キログラム中に含有する成分、分量及び組成

陽イオン成分
ミリグラム
mg

ナトリウムイオン 

Na+

413.0 

カリウムイオン 

K+

1.2 

マグネシウムイオン 

Mg2+

1.5 

カルシウムイオン 

Ca2+

2.8 

アルミニウムイオン 

Al3+

0.2 

鉄(II)イオン 

Fe2+

0.1 

マンガンイオン 

Mn2+

<0.05 

陽イオン 計

418.8 

陰イオン成分
ミリグラム
mg

フッ素イオン 

F

<0.05 

塩素イオン 

Cl

301.0 

硫化水素イオン 

HS

13.2 

硫酸イオン 

SO42−

177.3 

炭酸水素イオン 

HCO3

305.1 

炭酸イオン 

CO32−

78.0 

陰イオン 計

874.6 

 

非解離成分
ミリグラム
mg

メタケイ酸   

H2SiO3

18.2 

メタホウ酸   

HBO2

<0.1 

メタ亜ヒ酸   

HAsO2

<0.005 

非解離成分 計

18.2 

溶存ガス成分
ミリグラム
mg

遊離二酸化炭素   

CO2

− 

遊離硫化水素   

H2S

− 

溶存ガス成分 計

0.0 

 

 溶存物質(ガス性のものを除く) 

 1312 mg/kg

 成分総計

 1312 mg/kg

 

その他微量成分

総水銀

(Hg)

0.0005 以下

銅イオン

(Cu)

0.05 以下

鉛イオン

(Pb)

0.05 以下

 

5.温泉の分析年月日  平成5年6月24日

 

6.分析者名  財団法人 中央温泉研究所


※ 参考HP:関東周辺 立ち寄り温泉みしゅらん


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