赤平川温泉 ホテルあかひら

データ

公式ホームページ

http://www3.ocn.ne.jp/~akahira/

泉質

温泉法第ニ条の別表中に示された重炭酸そうだ(NaHCO3)の項で温泉法の温泉に適応する。

泉温

23.9℃(調査時における気温18.3℃)

湧出量

3.3 リットル/分(自然湧出・動力楊湯)

知覚的試験

微白濁殆ど無味無臭

水素イオン濃度

pH9.25(試験室での値は pH9.09)

密度(比重)

0.9990(4℃)

蒸発残留物

0.455 g/kg

ラドン(Rn)含有量

不明

浴槽

循環式

営業時間

PM4:00〜PM8:00(日帰り入浴)

料金

日帰り入浴600円

定休日

無休

場所

ホテルあかひらHPの地図を参照。


調査記録

調査日:2002年12月15日<日> 調査人:ONKEN21

 秩父郡小鹿野町の鉄砲まつり見物後は冷えた体を温めるために温泉へ。鉄砲まつり会場からは志賀坂峠側の裏道を戻り、両神村へ入って10分とかかりません。

 ホテルあかひらへの行き方ですが、秩父市方面からはR299号小鹿野町の「小鹿野高校前交差点」を左折、すぐの「原町交差点」を斜め右方向へ行き、赤平川の橋のたもとの両神村側にあります。皆野・吉田町方面からは小鹿野高校前交差点を直進です。赤平川を渡るとすぐ左折、坂を登ると右手にホテルあかひらの本館と新館、左手に洞窟風呂、貸切ワイン風呂、真っ暗な別館、駐車場があります。

 まずは本館のフロントに行き、入浴料600円を払います。ここは最近まで日帰り入浴不可でしたが、16〜20時に限り日帰り入浴できるようになったことをシバクさんのHPここのHPで知りました。従ってここの温泉レポは意外と少ないです。

 フロントでは「洞窟風呂のみ日帰り入浴できます」との事ですが、場所等の説明がなく、最初は本館奥の内湯の方に入ろうとしてしまいました。しかし、サウナと強いカルキ臭のする浴槽があるが、分析書はなし。日帰り入浴できる洞窟風呂とは違うので出ると、ちょうど従業員が通りました。ここも入浴できるのですが、普通の沸かし湯とのことで、温泉は洞窟風呂で使用しているらしいです。洞窟風呂は一旦、外へ出て別館の脇を通って行きます。

 洞窟風呂は丘の地下に下ったところにあります。右手は子持の湯、左手は招福の湯を男女交代、当日の男は子持の湯でした。浴場に入ると壁には石がたくさん積まれ文字通り洞窟風呂になっています。浴槽は茶色く塗ったもので20人は入れるくらい広いものです。浴槽中央はバイブラで、吸込口は側面1ヶ所、温泉は壁際の石からほんのわずかに注がれるだけの完全循環の溜め湯状態。左手奥には冷たい源泉を溜めた湯溜があり、溢れていました。たぶん、大浴槽のお湯を張るときここの湯溜の源泉を利用するのでしょう。

 右手の外には展望露天風呂があり、真下こそ建物がありますが、かなたに赤平川とまわりの山々を望むことができます。露天に関してはホースを通じて冷たい源泉をダイレクトに投入してオーバーフローもしていますが、側面に湯の注入があるので、オバーフローしたお湯を加熱循環しているのでしょう。お湯の鮮度は露天の方が良さそうです。

 お湯については無色透明無味無臭でツルツル、ホカホカします。泉質の重炭酸ソーダは興味を引きましたが、ソーダの味はしなかったですね(^_^;)。でも源泉を飲んでみると、かなりおいしい水ですね。もしかしたら、3.3L/分と言う湧出量の少なさを考えると加水してるのかもしれません。カルキ臭ですが、夏にここをレポされた方によれば強烈に臭ったそうですが、今はまったく臭いなしです。誰か苦情を言ったのでしょうか?その点は幸いでした。

 入浴者数は少なく内湯で0人、洞窟風呂で2〜5人、隣にある貸切ワイン風呂(露天)は2ヶ所使用中とすいていて、良かったです。露天から、鉄砲まつりの花火の音が聞こえたのには感激です。この日は鉄砲まつり?の報道関係者が利用する旨の掲示がありました。湧出量が少なく浴感の薄い泉質はともかく、加熱コストの高い秩父で露天付の600円はお値打ちだと思います。

分析書は洞窟風呂浴室入口にありました。源泉はテニスコートを掘削したものだそうです。

(※ 施設内に掲示してある分析書より引用)
温泉分析書

甲第2688号  

1.申請者

氏名

埼玉県秩父郡両神村大字薄88 
(株)あかひら

 

 

 

2.源泉名及び湧出地

源泉名
湧出地

赤平川温泉
薄2-1

 

 

 

3.湧出地における調査及び試験成績

泉温

23.9℃(調査時における気温18.3℃)

湧出量

3.3L/分(自然湧出・動力楊湯)

知覚的試験

微白濁殆ど無味無臭

水素イオン濃度

 pH 9.25

 

4.試験室における試験成績

密度

0.9990g/cm3(4℃)

水素イオン濃度

 pH 9.09

蒸発残留物

0.455g/kg

 

5.本水1キログラム中に含有する成分、分量及び組成

陽イオン成分
ミリグラム
mg

ナトリウムイオン 

Na+

170.9 

カリウムイオン 

K+

2.0 

マグネシウムイオン 

Mg2+

1.4 

カルシウムイオン 

Ca2+

0.6 

鉄(II)イオン 

Fe2+

1.7 

マンガンイオン 

Mn2+

<0.05 

陽イオン 計

184.4 

陰イオン成分
ミリグラム
mg

フッ素イオン 

F

0.5 

塩素イオン 

Cl

12.5 

硫化水素イオン 

HS

0.1 

硫酸イオン 

SO42−

71.8 

炭酸水素イオン 

HCO3

247.7 

炭酸イオン 

CO32−

62.4 

メタホウ酸イオン 

BO2

3.5 

陰イオン 計

398.5 

  

非解離成分
ミリグラム
mg

メタケイ酸   

H2SiO3

40.0 

メタ亜ヒ酸   

HAsO2

<0.01 

非解離成分 計

40.0 

溶存ガス成分
ミリグラム
mg

遊離二酸化炭素   

CO2

0 

遊離硫化水素   

H2S

<0.1 

溶存ガス成分 計

0 

 溶存物質(ガス性のものを除く) 0.623g/kg  成分総計 0.623g/kg

 

その他の微量成分

総水銀

(Hg)

 不検出(0.0005mg/kg以下)

(Cu)

 不検出(0.05mg/kg以下)

(Pb)

 不検出(0.05mg/kg以下)

 

6.泉質
温泉法第ニ条の別表中に示された重炭酸そうだ(NaHCO3)の項で温泉法の温泉に適応する。

 

     

平成10年11月9日
財団法人 中央温泉研究所 所長


(掲示表より)
利用許可番号:
平成11年3月24日指令薬第1400号
効能:
ここの温泉質は、主要成分がナトリウムと炭酸水素が多く含まれ、一般的な温泉効能とされている神経痛などの各種諸病の他に、特に慢性皮膚病に効果があるとされ、これを総じて「美肌の湯」とも称されています。

 ※掲示表では泉質の重炭酸そうだがH2HCO3となっていました。


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