こだま温泉は埼玉県本庄市と児玉町の境付近にあり、関越道本庄児玉インターから1km児玉方面に走ったところにある極めて交通便利な場所にあります。JR高崎線本庄駅からも児玉方面行の朝日バスに乗れば、約10分で「こだま温泉ファミリープラザ」というバス停があります。
※ 本庄駅〜児玉折返し場の朝日バスの時刻表
私は児玉郡周辺の温泉について「泉質の白寿の湯」、「景色の桜山温泉」(4/10再オープン)、「施設充実のアカシアの湯」に対して「交通便利なこだま温泉」と色分けしています。私自身にとっても自宅から20分で埼玉では最も近い温泉、職場から5分と言う身近さです。
スロープの設置された玄関を入ると、100円返却式のシューズロッカーに靴を入れ、キーを受付に渡します。入浴料は4時間600円と以前の3時間より延長されています。入って右手は休憩室「秋桜の間」、食事処「福寿泉」・売店、個室、別棟のカラオケルームと仮眠室があります。
深夜情報ですが、食事処は22:30ラストオーダー、仮眠室は23:00まで、秋桜の間は23:30まで全館は24:00までの営業となっています。私は22時に入館し、23時まで入浴、23:30まで秋桜の間でお茶を飲みながら温泉本を読書、最後の30分は再度入浴して最後までいました。
一方入口左手は雑魚寝タイプの休憩室、暖簾に向かって左手が和風風呂、右手が洋風風呂で、男女日替わりとなっています。13日は男が和風風呂でしたので左手へ。脱衣所は100円返却式のロッカーとなっています。小銭を忘れずに。浴室に入ると、まず掛け湯とサウナがありさらに奥へ進むと反対側にカラン、左手から打たせ湯(強・中・弱)、手前泡風呂、奥大浴槽、右手ジェット水流、反対側掛け流しの水風呂、そして屋外へ出て寝湯、露天大浴槽となっています。
建設当初はこれよりもっと多種類のクアハウスタイプにする計画だったと記憶しています。大幅に工事が遅れた末、計画よりかなり簡素な施設でオープンしたみたいです。結果的にそれで正解だったかと。
お湯ですが、各浴槽とも強烈な吸込みがあり、ほとんど溢れない循環。でも某HPによれば、時たま30分位循環装置を止め、溢れさせているらしいです。お湯はアブラ臭が濃厚で翌朝でも肌のにおいを嗅ぐとアブラ臭がするので驚きました。埼玉では最もアブラ臭が強いかも知れません。
問題のカルキ臭ですが、ここはもっぱら強いとの噂ですが、私が行った時は屋外の寝湯からしか臭いませんでした。塩素臭については日や時間によって臭う場所や強さが変化するのでしょうね。
なお浴槽のお湯は循環湯なので塩味は薄いのですが、打たせ湯に関しては昨今のレジオネラ騒動を受けて循環湯は使用できませんので、より濃い源泉を使用しているのがわかりました。よって最後は打たせ湯であがりとしました。全体として非常に温まるいいお湯でした。
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