乗鞍高原温泉 せせらぎの湯

データ

公式ホームページ

http://www.mcci.or.jp/www/onsen/

泉質

単純硫黄温泉〔硫化水素型〕
(弱酸性低張性高温泉)

泉温

43.7℃

湧出量

不明

知覚的試験

不明

水素イオン濃度

pH3.13(試験室での値)

密度(比重)

不明

蒸発残留物

664 mg/kg

ラドン(Rn)含有量

不明

浴槽

放流式(源泉100% かけ流し)

営業時間

?〜PM9:00

料金

無料

定休日

冬季入浴不可

場所

長野県安曇村乗鞍高原


調査記録

調査日:2002年8月14日<水> 調査人:ONKEN21

 乗鞍岳畳平から乗鞍エコーライン(2003年よりマイカー規制)で乗鞍高原へ下り、上高地乗鞍林道との交差点(湯けむり館@700円あり)を少し過ぎ、橋を渡った先に「コロナ連絡所前バス停」があります。そこへ車を止め、沢の方へ下りて行くと温泉の樋があり、その先に無料共同露天風呂「せせらぎの湯」があります。建物は近年建て替えたばかりでまだ新しく脱衣所と5人くらい入れる屋根付の露天風呂が男女別にあります。湯の温度はちょうどよく(地元の方によると冬はぬる過ぎるそう)、硫黄分で白濁していて、味は酸っぱいです。もちろん掛け流しです。露天風呂の近くには沢のせせらぎが聞こえ、すばらしいロケーションです。周りが板ばりなので入浴する時は景色は見えません。バイクのライダーや地元の方、宿泊客も入浴されるので夕方は混んでいますが、私が入った時は貸切状態になった時間もありました。浴後は肌がさらさらし、爽快です。最後に無料にしてはいい温泉入れてニンマリです。せせらぎの湯は15年前にも訪れて風呂を見ていますが、浴槽がポツンと1つあるだけで湯もぬるく入れる状態でなかったので、ずいぶん変わりましたね。

脱衣所入口に成分書がありましたので掲示します。

温泉地名:乗鞍高原温泉
源泉名:湯川温泉源泉
 H=0.8 Li=0.06 Na=69.0 K=18.0 Mg=18.0 Ca=57.0
 Al=3.5 Mn=2.7 鉄2=0.3 アンモニウム=0.5
 陽計=169.9
 F=0.9 Cl=80.9 硫酸水素=8.5 硫酸=321.5
 陰計=411.8
 メタケイ酸=145.8 メタホウ酸=5.6
 非解離計=151.4
 溶存物質計=733.1
 遊離CO2=302.6 遊離硫化水素=75.8
 溶存ガス計=378.4
 成分総計=1111.5
 総ヒ素=0.004
分析年月日:平成10年6月25日 
分析者:社団法人長野県薬剤師会検査センター 第二課長
この温泉固有の適応症:
 慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、糖尿病、
 高血圧症、動脈硬化症
※ 消灯時間は午後9時です。


戻る