地元専用の温泉ですが、特別に許可を得て入浴時間外に40分程浸からせて頂きました。入口には、
村外の皆さんへ
この浴場は仮設の施設です。村外の皆さんは温泉センター遊神館等を利用してください。
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と書かれた貼り紙がしてあります。
プレハブ小屋の中に畳み二畳程の木製の湯船があり、その脇のパイプから加熱した源泉が掛け流しになっている。湯船の他には洗面器と木製のベンチ(?)があるだけで、カランは無い。プレハブ小屋の脇にはボイラーが設置してあり、時折ゴーっという音がしている。おそらくこのボイラーで加熱しているのであろう。脱衣所にはポストのような料金箱があり、そこにボイラー燃料代として50円を入れるようになっている。お湯は、僅かに「硫黄+何か」臭のする無色透明の湯で、味は特に感じなかった。
道路の直ぐ脇にある施設ということもあって車の音が少々五月蠅いが、湯船に浸かると心も落ち着いて外の騒々しさなど気にもならなくなる。いい温泉だ。。きっと、時間内は地元の方々が世間話などしながら賑わっていることだろう。けして立派な施設ではないが、この温泉にいつでも入れる地元の人が羨ましい。このような施設が、日本全国、いや全世界の各地域にあれば、世界は平和になると思うのは私だけでしょうか?
(※
施設内に掲示してある「上手な温泉利用法」より引用)
漣温泉「のぞみの湯」の成分
■ 泉質 :
ナトリウム−硫酸塩・塩化物温泉(アルカリ性低張性温泉)
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陽イオン (ミリグラム)
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陰イオン (ミリグラム)
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334
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1.77
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0.02
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31.5
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0.11
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<0.05
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<0.05
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陽イオン 計
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365
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4.67
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208
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456
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3.05
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21.3
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17.4
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0.48
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陰イオン 計
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710
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遊離成分 (ミリグラム)
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■ 分析年月日
: 平成6年1月14日 ■
分析機関 :
群馬県衛生環境研究所
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PS:源泉標識によると、
[湧出口] 口径:165A SGP3452(155.2mm)
[湧出口] 深さ:601m
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