白井温泉　子持村温泉センター

■ データ

公式ホームページ ： http://www.vill.komochi.gunma.jp/hotspring.html 泉質 ： 単純温泉（弱アルカリ性低張性温泉） 泉温 ： 40.3℃（調査時における気温 8.0℃） 湧出量 ： 200 リットル/分（動力揚湯） 知覚的試験 ： 本水は薄茶色に着色している。 水素イオン濃度 ： pH8.0 密度（比重） ： 不明 蒸発残留物 ： 不明 ラドン(Rn)含有量 ： 不明 浴槽 ： ［内湯］放流式（源泉100％ かけ流し） ［露天］循環式 営業時間 ： AM9:00〜PM9:00（但し、入館はPM8:30まで） 料金 ： ［ 区 分 ］ ［大人］ ［小人・高齢者］ ［並びに障害者］ １時間　 : 　250円　 　150円　 ３時間　 : 　400円　 　300円　 ６時間　 : 　800円　 　500円　 １日　 : 　1,200円　 　800円　 超過料金(1時間)　 : 150円　 100円　 回数券(3時間券11枚綴り) : 4,000円　 （失念）　 ※ 小人とは小学生。高齢者とは、65歳以上の村内居住者で、村長が発行した証明書を有する者。障害者とは、都道府県知事又は市町村長が発行した証明書を有する者。 定休日 ： 第２木曜日（但し、祝・祭日の場合は翌日） 場所 ： 道の駅「こもち」の裏側200m程度。［地図］

■ 調査記録

● 調査日：2003年3月23日<日>　調査人：だだ星人 　以前から「源泉100％かけ流し」を謳っている「子持村温泉センター」が3月20日にリニューアルオープンしたというので出かけてきた。 　着いたのは11時半頃。早速、受付を済ませて入館するが、リニューアルオープンという割にはそれ程混んでいる様子ではない（時間が早いからかな？）。館内をチェックすると、フロント、大広間、脱衣所は以前と変わった様子はないが、浴室は、洗い場が広くなりカラン数も増え、露天風呂も新設されていた。どうやら浴室だけを改装したらしい。 　浴槽は、内風呂は以前と変わらぬ「源泉100％かけ流し」の浴槽をそのまま使用している。しかし、新設された露天風呂は、循環式となってた。しかも塩素臭が強すぎて、施設の外にまで塩素臭が漂っている。風向きによっては近所の家は迷惑するのではないだろうか？と思うほどである。「源泉100％かけ流し」を謳っていながら循環式にするとは怪しからん。。と思ってよく見ると、入口には「源泉100％かけ流し（内湯）」と、カッコで内湯という文字が追加されていた。何だかなぁ・・・。 　料金は、以前の「300円/２時間(大人)」というコースが廃止され、「250円/１時間」「400円/３時間」が新設されている。ちょっと一っ風呂という方には１時間コース、ゆっくり入りたい人には３時間ということだろうか？ その他にも、6時間、１日コースもある。 　内湯のお湯は、今までと変わらぬ何の変哲もない殆ど無色透明のサッパリしたお湯で、肌が艶々になる。草津の上がり湯として「川原湯温泉」「沢渡温泉」が有名だけど、その後の仕上げの湯として「子持村温泉センター（内湯）」は良いかも知れません。ちなみに、露天風呂ではなく内湯の話です。 （※ 施設内に掲示してある分析表より引用） 温泉分析表 ■ 源泉名　 白井温泉 高橋一郎源泉 　 ■ 源泉所在地　 群馬県北群馬郡子持村大字白井字中里560番2 　 ■ 温泉分析申請者　 住所　群馬県北群馬郡子持村大字吹屋384番地 氏名　子持村長　□□ □□ 　 ■ 泉質 単純温泉（弱アルカリ性低張性温泉） 　 ■ ゆう出地における調査及び試験成績 （１）調査及び試験者　 群馬県衛生公害研究所　□□ □□ （２）調査及び試験年月日　 平成３年３月２７日 （３）泉温　 ４０.３℃（調査時における気温 ８.０℃） （４）ゆう出量　 ２００リットル／分（動力揚湯） （５）知覚的試験　 本水は薄茶色に着色している。 （６）ｐＨ値　 ８.０ 　 ■ 試料１kg中の成分、分量及び組成 （１）陽イオン 成　　分 　ミリグラム　 mg 　ミリバル　 mval 　ミリバル％　 mval% ナトリウムイオン　 Na+ 248　 10.8　 79.01　 カリウムイオン　 K+ 18.1　 0.46　 3.36　 マグネシウムイオン　 Mg2+ 10.1　 0.82　 6.00　 カルシウムイオン　 Ca2+ 30.8　 1.54　 11.27　 鉄（II）イオン　 Fe2+ 1.18　 0.04　 0.29　 マンガンイオン　 Mn2+ 0.19　 0.01　 0.07　 ストロンチウムイオン　 Sr2+ ＜0.01　 0.00　 0.00　 リチウムイオン　 Li+ ＜0.01　 0.00　 0.00　 陽イオン　計 308.27　 13.67　 100.00　 　　 （２）陰イオン 成　　分 　ミリグラム　 mg 　ミリバル　 mval 　ミリバル％　 mval% フッ素イオン　 F− 0.06　 0.00　 0.00　 塩素イオン　 Cl− 325　 9.17　 67.38　 硫酸イオン　 SO42− 101　 2.10　 15.43　 炭酸水素イオン　 HCO3− 143　 2.34　 17.19　 炭酸イオン　 CO32− 0.0　 0.00　 0.00　 陰イオン　計 569.06　 13.61　 100.00　 　 （３）遊離成分 　　ア．非解離成分 成　　分 　ミリグラム　 mg 　ミリモル　 mmol メタケイ酸　　　 H2SiO3 101　 1.29　 メタホウ酸　　　 HBO2 7.8　 0.18　 非解離成分　計 108.8　 1.47　 　 　　イ．溶存ガス成分 成　　分 　ミリグラム　 mg 　ミリモル　 mmol 遊離二酸化炭素　　　 CO2 （遊離炭酸） 2.2　 0.05　 遊離硫化水素　　　 H2S 0.0　 0.00　 溶存ガス成分　計 2.2　 0.05　 　溶存物質（ガス性のものを除く）　 　　(１)+(２)+(３)ア ：　0.98613 g／kg 　成分総計 　　(１)+(２)+(３)ア、イ ：　0.98833 g／kg 　 （４）その他の微量成分 総ヒ素 ： 0.06 mg／kg 銅イオン ： 検出せず。（0.002 mg／kg未満） 鉛イオン ： 検出せず。（0.005 mg／kg未満） 総水銀 ： 検出せず。（0.0005 mg／kg未満） 　 　　 平成３年４月２５日 群馬県衛生公害研究所 所長　□□ □□ 　※ 分析書もリニューアルした方がいいようですね。。

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