「一郷一会(会温泉に入る会)」の集まりで「国民年金健康保養センター
草津グリーンパークパレス」に泊まってきた。昨年の6月以来、今回で2回目の宿泊である。昨年の秋頃から改装のために休館していたが、本日(H15.3.15)リニューアルオープンとのことで、その視察を兼ねての宿泊である。
電車と路線バスを乗り継いで草津に向かう。バスの中では「草津には26もの源泉があり・・・」と案内している。道路は除雪してあるが、今年は雪が多かったせいか、道路脇や建物の周りは雪で覆われていた。駐車場も駐車スペース以外は雪で覆われている。バイクで来なくて正解だった。。
「草津グリーンパークパレス」に到着したのは午後4時半頃だった。館内に入ると、2階まで吹き抜けの広々としたロビーに明るい春の日差しが差し込んでいた。フロントでは先客が受付をしている。暫しロビーで休ませてもらうことにする。館内を見渡すが、以前と変わった様子はない。何をリニューアルしたのだろう? 受付を済ませ客室に向かうと、他の皆さんは既に到着していた。しかも酒を飲んでいる奴がいる。この人達は何だろう? 客室もそこにいる人々も以前と変わった様子はない。
浴室も以前と変わらないようだ。浴槽にはヌルっとした感じがするピリリっと刺激の強い無色透明のお湯が掛け流されている。脱衣所には成分表と注意書きが掲示してあり、それによると、お湯は草津万代鉱源泉を引いているらしいが、「群馬の温泉ページ」を運営しているtakayama氏曰く、湯畑源泉もミックスされているらしい。そういわれると万代鉱源泉100%よりも刺激が弱いような感じもする。給湯口の奥を覗き込むと、2本のパイプからお湯が注がれていた。給湯口に手を突っ込み、それぞれの湯を舐めてみると、片側の湯は酸っぱいが、もう片方はそれ程ではない。おそらく酸っぱい方が万代鉱源泉で、もう片方が湯畑源泉であろう。その混合率は、万代鉱源泉「9」に対して、湯畑源泉「1」といったところである。万代鉱源泉だけでは刺激が強すぎて、私の場合は体に痣ができることがある。万人が泊まる宿の湯だから、ややマイルドに仕上げてあるのだろう。
(※
脱衣所内に掲示してある注意書きより引用)
当施設の湯は草津万代鉱の
源泉を引いており、
洗い場等が滑りやすいので
気を付けてお入りくださる
ようお願いします。
センター長
|
(※
施設内に掲示してある成分表より引用)
含有成分及び分量
■
陽イオン(ミリグラム)
|
■
陰イオン(ミリグラム)
|
|
2.896
|
|
9.749
|
|
20.57
|
|
1.10
|
|
26.458
|
|
38.61
|
|
69.57
|
|
1.30
|
|
184.4
|
陽イオン 計
|
354.653
|
|
|
121.6
|
|
278.9
|
|
1180.0
|
|
7.305
|
陰イオン 計
|
1587.805
|
|
■
遊離成分(ミリグラム)
|
(非解離成分)
|
|
|
339.8
|
非解離成分 計
|
339.8
|
|
(溶存ガス成分)
|
|
|
1978.0
|
|
1.151
|
溶存ガス成分 計
|
1979.151
|
|
■ 成分総計 :
4261.409 mg/kg
|
|
結局、何をリニューアルしたのか分からなかったが、後で聞いた話では全ての壁紙を張り替えたとか。。そう言われればそうだったような気もする。酔っぱらいの私には知る由もない。
|