群馬県新田町の新田温泉「ユーランド新田」久しぶりに入浴してみました。
玄関を入ると靴をシューズロッカーに入れ、券売機で入館券を買い、シューズキーと共に受付に渡します。すると入館券の半分をちぎり、引き換え用キー(札)が渡されます。帰りは半券とキーを渡します。入館料は町外500円ですが、障害者の方は介護者も含めて300円に割引されます。家族が障害者ですが、介護者まで割引くのは埼玉県両神村の両神温泉薬師の湯しか知りません。民間施設や某県の公営温泉は障害者割引自体ない温泉も目に付くのですが、新田は進んでいます。身障者のバリアフリーに関しては貸切風呂もあり、「本庄ネットの学さん」も高く評価しております。
受付から通路を歩いて浴室棟に入ると脱衣所。日曜夕方だったので大変混んでいて、鍵付きロッカーは満杯、脱衣籠を持って脱衣所の外で着替える人がいるほどです。やはり、脱衣所が狭すぎるようです。浴室は左右を1ヶ月おきに男女で入れ替えており、左が和風、右が洋風です。当日の男風呂は洋風でした。
浴場に入ると正面から左側にかけて大きな浴槽が広がっており、右端がサウナと水風呂となっています。入口後ろ側にカランがあります。正面から扇状に大量に投入、左端は普通の投入口から投入。左端の投入口はぬるいです。一方、吸込口からの吸引は2ヶ所ある循環、ほんの一部が壁際から掛け流しとなっています。湧出量が300Lもありながら、循環なのは残念。ただし、浴場入口の暖簾の壁に張ってある張り紙によると、
「当館は、衛生管理上、毎日湯張りを行なっています。」
とありますので、銭湯並の換水が行なわれており、レジオネラ菌に対しても安全だと思われます。
浴場に入った瞬間にわずかにカルキ臭がしますが、すぐに鼻が慣れてしまい感じなくなります。お湯をなめると味はほとんどなく(気持ち塩味がします)、循環ろ過で薄まったか、もしくは温度を下げるために加水していることも疑われます。でもいくらか白茶色に濁っていますね。
肌は炭酸水素(重曹)成分のせいか、ヌルヌルして、浴後もよく温まります。やはりいい温泉です。
成分表は浴場入口に掲示してありますが、うつぼさんがレポしている分析書の古い方でした。何で最新の方を掲示しないのでしょう?
よって成分表の掲示は省略させていただきます。最新の分析書の掲示は「だださん」の宿題としておきましょう(^^)。
100リットル/100円の温泉スタンドもあります。自宅からは車で20分、尾島の温泉ができるまでは最も近い温泉です。
※ 電車・バスのアクセスについて
東武伊勢崎線太田駅南口から「あおぞら」、及び
木崎駅北から「コスモス」(運賃200円)が運行されており、「福祉総合センター」下車となります。
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