テレビのニュースによると今日は天気が崩れるという予報であったが、幸いにしてそれ程崩れる様子はない。晴れ間も覗いている。気温も今までの寒さから比べると暖かい。道路脇には梅の花が咲き誇り、季節はすっかり春めいている。そんな中、バイクを走らせてみた。
上信越道「松井田・妙義IC」から妙義山方面へ2kmほど走ったところに道の駅「みょうぎ」というのができていた。地図には載っていないので最近できたのだろう。そこにバイクを停めて休んでいると「もみじの湯」700mという案内板が目に入った。「もみじの湯」。。温泉だろうか?
とりあえず行ってみることにする。バイクを走らせること3分程で「もみじの湯」に到着した。しかし、何処にも温泉とは書かれていない。館内に入りフロントで尋ねると「妙義町営の天然温泉」とのことなので入浴させてもらうことにする。
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源泉は、施設から3〜4km離れたところにあるらしい。
館内はバリアフリーの設計となっていて、フロントには車椅子2台が用意されている。フロント前のロビーにはソファーが並べてあり、全面がガラス窓で覆われていてなかなかの眺めだ。天空の温泉といった感じの施設である。ロビーの他にも畳の間の大広間や、禁煙室などがあり食堂も兼ねている。
浴室は、ジャグジーとジェットを兼ねた内風呂と岩造りの露天風呂、カランは12箇所と至ってシンプルな造りである。お湯は、塩素臭の強い循環湯ではあるが、無色透明でヌルスベ感があるなかなか良いお湯である。このお湯が掛け流しだったら、もっと素晴らしい施設になることでしょう。
(※
施設内に掲示してある「上手な温泉利用法」より引用)
上手な温泉利用法
泉温(分析時)
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:26.6℃
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水素イオン濃度(pH)
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:8.2
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蒸発残留物
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:9.47
g/kg
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成分総計
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:12.0
g/kg
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陽イオン
3,977
mg/kg
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陰イオン
7,903
mg/kg
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遊離成分
164
mg/kg
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ナトリウムイオン(Na+)
カリウムイオン(K+)
マグネシウムイオン(Mg2+)
カルシウムイオン(Ca2+)
鉄(II)イオン(Fe2+)
マンガンイオン(Mn2+)
アルミニウムイオン(Al3+)
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フッ素イオン(F−)
塩素イオン(Cl−)
硫酸イオン(SO42−)
炭酸水素イオン(HCO3−)
炭酸イオン(CO32−)
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非解離成分
メタケイ酸(H2SiO3)
メタホウ酸(HBO2)
非解離成分計 32
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溶存ガス成分
遊離二酸化炭素(CO2)
遊離硫化水素(H2S)
溶存ガス成分計 132
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その他の微量成分
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総ひ素:− , 鉛イオン:−
銅イオン:0.002 mg/kg
総水銀:−
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■ 分析年月日
: 平成10年1月5日 ■
分析機関 :
群馬県衛生環境研究所
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※ 各成分量は掲示されていません。
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