甘楽町総合福祉センター 甘楽温泉 かんらの湯

データ

公式ホームページ

http://www.town.kanra.gunma.jp/kenkou/fukusi/news/08.html

泉質

ナトリウム-塩化物強塩冷鉱泉(中性高張性冷鉱泉)

泉温

16.8℃

湧出量

不明

知覚的試験

不明

水素イオン濃度

pH6.6

密度(比重)

不明

蒸発残留物

22.66 g/kg

ラドン(Rn)含有量

不明

浴槽

加水 及び、循環式

営業時間

[5〜9月]AM10:00〜PM8:00
[10〜4月]AM10:00〜PM7:00

料金

[PM5時まで]

[PM5時以降]

[町外]一般 

:

600円 

300円 

[町外]小中学生 

:

400円 

200円 

[町外]60歳以上・身障者 

:

400円 

200円 

[町内]一般 

:

400円 

200円 

[町内]小中学生 

:

200円 

100円 

[町内]60歳以上・身障者 

:

200円 

100円 

詳細は、かんらの湯HPを参照

定休日

毎週月曜日、年末年始

場所

群馬県甘楽郡甘楽町大字白倉1395番地1
上信越道甘楽PA西約1km(高速道からは利用できないので一般道へ降りて側道を利用してね)[地図
マップコード : 247 562 527


調査記録

調査日:2002年10月28日<月> 調査人:ONKEN21

 昨日10/28(月)は群馬県民の日でした。今年はマイカーで午後から無料もしくは割引の温泉施設をまわってきました。

 自宅から本庄・藤岡・吉井を経由、上州新屋駅と反対の小幡方面に左折、上信越道の高架手前を右折します。上信越道「甘楽PA」の脇を通り抜け約1km走ると、めざす「かんらの湯」(甘楽町総合福祉センター)があります。

 受付で町外者・町内者別の名簿に氏名と人数のみ記入し、タダで入ることができました(^^)。普段は町外者は一般600円、小中学生と60歳以上の者・身障者手帳交付者は400円。かんらの湯は平成6年11月オープン、私は平成8年3月以来、6年半ぶり2度目です。さすが県民の日で無料とあって多少混んでおりましたが、休憩室でお年よりの方がカラオケ三昧と言った感じで、お風呂の方はそれほど混んでいませんでした。平日ですからね。子供がやたら目につくのは県民の日で学校が休みだからでしょう。

 お風呂は和風・洋風の男女交代制で、この日の男風呂は手前の和風の方でした。脱衣籠に服を脱ぐのですが、財布など貴重品の盗難が頻発しているそうです。小物の入る「貴重品ロッカー」が無料で使えますので、利用した方がいいでしょう。

 浴室には出入り口に上がり湯、手前に檜造の八角形湯、左にカラン、正面奥に白湯とジェット付超音波湯、右手手前から打たせ湯、寝湯、屋外に露天風呂と言う配置。脱衣所の成分表の「温泉利用施設名称」によると露天風呂以外、温泉が利用されていると思いがちですが、各種ガイドブックの情報によれば、温泉が利用されているのは中央の檜造の「八角形湯」のみみたいです。

 すべての浴槽に吸込み口と底面に注入口があり、大浴槽は投入湯あり。真湯で若干カルキ臭のする典型的な循環風呂です。でも明るく近代的な造りはフツーの風呂ファンにとっては好感のの持てる施設だと思います。露天風呂は木々に囲まれ気持ちいいですが、上信越道が見えるし、走行音も聞こえるので残念ですね。

 さて肝心の天然温泉の「八角形湯」。化石水の湯で10倍加水らしいです。下記の成分表の通り、成分総計25gと言うとてつもなく濃い温泉なのですが、大量に加水された上、底面注入・底面吸込の循環のため、真湯との違いがよくわからないのが実に残念。においは檜の香りで感知できず、味は少し塩味を感ずるかなと言った程度。埼玉のアカシアの湯を思い出しますね。多少の加水はやむ得ないとしてももう少し濃い温泉に入ってみたいですね。でもここを上がり湯にしたらホカホカ感が1時間以上持続していたので、さすが天然温泉だなと感じました。

 さて、その注目の成分表です。脱衣所手前と脱衣所に掲示がありました。

(※ 施設内に掲示してある「上手な温泉利用法」より引用)
上手な温泉利用法
甘楽温泉(かんらの湯)の成分

■ 泉質 ナトリウム−塩化物強塩冷鉱泉(中性高張性冷鉱泉)

■ 温泉1kg中の成分

 

泉温(分析時) : 16.8 ℃

水素イオン濃度(pH) : 6.6

蒸発残留物 : 22.66 g/kg

成分総計 : 25.48 g/kg

陽イオン (ミリグラム)

陰イオン (ミリグラム)

 ナトリウムイオン 

 Na+

 8690 

 カリウムイオン 

 K+

 97.8 

 マグネシウムイオン 

 Mg2+

 111 

 カルシウムイオン 

 Ca2+

 216 

 鉄(II)イオン 

 Fe2+

 6.13 

 マンガンイオン 

 Mn2+

 0.18 

 アルミニウムイオン 

 Al3+

   

陽イオン 計

 9121 

 フッ素イオン 

 F

 3.8 

 塩素イオン 

 Cl

 12735 

 硫酸イオン 

 SO42−

0.2 

 炭酸水素イオン 

 HCO3

2416 

 炭酸イオン 

 CO32−

   

陰イオン 計

 15155 

遊離成分 (ミリグラム)

・非解離成分

 メタケイ酸   

 H2SiO3

 35.2 

 メタホウ酸   

 HBO2

 458 

非解離成分 計

493 

・溶存ガス成分

 遊離二酸化炭素    

 CO2

 712 

 遊離硫化水素   

 H2S

   

溶存ガス成分 計

 712 

その他の微量成分 (ミリグラム)

 総ひ素

  0.204 

 鉛イオン

− 

 銅イオン

 − 

 総水銀

− 

■ 分析年月日 : 平成5年7月22日   ■ 分析機関 : 群馬県衛生環境研究所


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