仕事の疲れをとるためにかねてから掛け流しと評判だったゆ〜ゆに初めて入浴しました。私って情報通の割に実際入浴するのは恥ずかしいほど遅いんですが…(^_^;)。ちなみに6/3オープン(群馬経済新聞記事)、9/3サウナ設置を機に入浴料2時間30分700円→3時間30分600円に値下げ、おととい10/4益子焼の水風呂が設置されました。
自宅から利根川を渡り上武国道(国道17号)を走り、国道50号に合流、前橋駅に至る「けやき通り」で左折、次の信号手前左手角にゆ〜ゆがあります。自宅より45分。駐車場では駐車券を取ってから駐車します。駐車場は90台収容で、駐車券を持って、ロッカーのシューズキーと共にフロントへ出せば、3時間30分までの無料券を発行していただけます。前橋駅前の市街地と言う立地上、この方式はやむ得ないでしょう。玄関は駐車場側とけやき通り(駅通り)側の両方にあります。
まず靴を脱ぎ100円リターンのシューズロッカーへ入れます。次にフロントでシューズキー、駐車券、入浴料600円を払うと飲食に使える番号札が渡されます。受付で分析表のコピーを所望するとすぐに出していただいたのは流石です。1階には10分1,000円と言うカットサロン(群馬経済新聞記事)、マッサージコーナーがあります。階段を上がって2階にレストランと休憩所があります。レストランで休んでも構わないのかも知れませんが、レストラン以外の休憩所はほとんどないですね。休憩所が少ないことに関してはスーパー銭湯に似ています。浴室入口ののれんをくぐると、「温泉分析書」と別表が掲示してあります。そこには携帯端末で温泉データを打ち込んでいる同好の輩が…(^_^;)。また、昨今のレジオネラ騒動を受けて水質検査が月1回、行なわれているようで、その「水質検査表」が玄関、受付、浴室入口などに掲げぁw奄毆撃トいます。
脱衣所で服を脱ぎます。浴室入口手前に新設されたサウナがあるんですが、脱衣所にあるのは珍しく、しかも狭いと言うのは急ごしらえで無理矢理増設したと言う感じですね。浴室に入ると前日、お目見えしたばかりの益子焼で作られたと言う世界初?の水風呂があります。水風呂の水は地下200Mより掘削したミネラル豊富なものだそうです。前橋市の水は全国でも一番おいしいとされているせいか、さすがにうまいです。ただ冷水機の水飲み場がないので欲しいですね。
浴室に入ったとたん、東鷲宮百観音温泉や前橋荻窪温泉同様の油臭が漂い、期待させます。手前には源泉100%の上がり湯があり、窓際に長さ10Mと言うビッグな大浴槽があります。また屋外には明るい露天風呂があります。あまり余計な施設は設けず、温泉のみにこだわっている姿勢に好感を持ちました。いずれも茶褐色で茶色い湯の花が漂っています。タイルも茶色に変色。温泉に鉄分、マンガンが含まれているためなるべく飲まないでいただきたい旨の掲示があり、少し飲むくらいなら構わないようです。やや塩味がしますが、意外とクセはないです。
特筆すべきは「掛け流し」で温泉は浴槽全体から床へ溢れ、川のように音を立てて側溝に流れ込んでいます。共同浴場の掛け流し風呂にも匹敵し、群馬でも有数の掛け流し量だと感じました。スーパー温泉のいわゆるセンター系でも豊富な湧出量に恵まれればこのようなことが可能なんだなと感心しました。全国の県庁所在地でも類を見ないような、しかも駅前にこのような温泉ができたとはスゴイことです。群馬の温泉は本当にレベルが高いです。
ちなみに浴槽内には強烈な吸込口と注入口もありましたが、専門家によるとゴミ除去用と温度調節用らしいです。温泉激戦地帯のためか、入浴者は少なく閑散としていて、ゆったりできました。
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