前橋駅前温泉 ゆ〜ゆ(くりまの湯)

データ

公式ホームページ

http://www.sugoizo.net/t02/yu-yu/

泉質

ナトリウム-塩化物温泉(中性低張性高温泉)

泉温

57.5℃(測定時における気温 31℃)

湧出量

455 リットル/分(動力揚湯)

知覚的試験

淡黄色

水素イオン濃度

pH7.3(試験室での値は pH7.56)

密度(比重)

1.0053(20.0℃)

蒸発残留物

3.96 g/kg(110℃)

ラドン(Rn)含有量

不明

浴槽

放流式(源泉100% かけ流し) ※ 但し、僅かに循環

営業時間

AM10:00〜PM11:00(受付はPM10:30まで)

料金

[大人]600円/3時間30分(中学生以上)
[子供]300円/3時間30分(小学生)
回数券10枚:5,480円,5枚:2,850円
※ 小学生未満の幼児は無料
※ 延長30分ごとに大人200円、子供100円増

定休日

第1木曜日

場所

JR両毛線前橋駅北口より歩いて5分程度。[地図


調査記録

調査日:2003年10月4日<土> 調査人:yoifuro

 昨日前橋に仕事で行き、ついに「ゆ〜ゆ」に行ってきました。何事も無いかのように「お風呂セット」をカバンに忍ばせつつ、サクサク仕事を片付けて「今日は高崎まで送って頂かなくても結構でござる、さらば」と言いたいことだけを言い、振り向かずに目指す「ゆ〜ゆ」に到着!

 いやはや結構でございました!内風呂も露天もかけ流し、またヌル湯系なのがなお気に入りました。油臭と塩っ辛いお湯、それでいて肌に柔かく、温まり感が長く続き満足いたしました。また出るときに下駄箱のコインが「2枚!」お戻りくださり「ラッキ〜!」(ぐふっ、おぬしもワルよのぅ〜)

 今度から毎月一度は仕事に行きますので、チャンスを逃さないよう「お風呂セット」は必携で行きたいと思います。
でも、「ゆ〜ゆ」で気になったこと

 (1)

「源泉かけ流し」「循環してません」などのPOPが天井以外の壁に必ず貼ってあり「わかったわかったょ〜」あんなに必要かぁ?

 (2)

土曜の夜7:30頃に入ったのですが、露天に7人〜8人とスノコにトドが二匹。内湯に入っている人が6人〜8人、カランを使っている人が5人位でとても空いていた。こんなン??混み混みは嫌いだから良いのですが、経営的に大丈夫?


 いつでも入れるし、車でチョッと行けば温泉はたくさんあるからかな〜と思いました。でも私は「月一」目指していきたいと決意しました。回数券は買ってない。

  報告おわり。。

調査日:2003年2月11日<火> 調査人:だだ星人

 約半年ぶりの「ゆ〜ゆ」である。 思い起こせば昨年の8月24日(土)。。「ゆ〜ゆ」からの帰りに最終電車に乗り遅れて、20km近くも歩いて帰ったことがある。それ以来「ゆ〜ゆ」は鬼門となっていた。今回は、前橋で用事を済ませた後、ついでに「ゆ〜ゆ」に寄ることにした。時間も早いので最終電車に乗り遅れることはないだろう。。
 着いたのは午後の1時半ごろ。前橋駅から歩いて5分程で到着した。さすがは「前橋駅前温泉」という名を語っているだけのことはある。駅前の信号が無ければ3分程で着くであろう。

 館内に入ると、レストランの座敷席は既に満席である。テーブル席は空いているが、やはり温泉に浸かった後は座敷でくつろぎたいものである。皆さん考えていることは同じようだ。

 脱衣所の隅にはサウナ室ができていた。如何にも後から取って付けたという感じのサウナである。中も狭いらしく入口付近で立って入ってる人もいる。しかし、何で浴室ではなく脱衣所にサウナを造ったのであろう・・?それに天然温泉に電気で温める人工サウナが必要なのだろうか?「天然温泉 かけ流し」を語っているからには、温泉の蒸気を利用した天然サウナにすべきではないだろうか?

 浴室内はレストランやサウナとは打って変わって閑散としていた。入口には益子焼で作ったという水風呂の壺(?)ができている。そこにドバドバと冷たい水が掛け流されていた。内湯は、一部循環ではあるが基本的には源泉掛け流しの良いお湯である。しかし、以前より掛け流し量が減ったような気がする。オーバーフロー量も極僅かです。露天風呂は、以前と変わらず満足のいく良いお湯でした。

 湯上がり後にレストランに行くと、まだ座敷席は満席である。。仕方なくテーブル席で、生ビール2杯、フライドポテト、味噌ラーメン(Total:\1,600)を飲み食いして帰路に就いた。帰りの電車の中で眠かったことは言うまでもありません。。もうちょっとで降りる駅を寝過ごすところであった。(汗) やはり「ゆ〜ゆ」に行くと帰れなくなる可能性「大」のようです。

(※ 施設内に掲示してある分析書より引用)
温泉分析書

1.

申請者

:群馬県前橋市天川原町□□□□□□  □□ □□

 

2.

温泉名・源泉名

:前橋駅前温泉 くりまの湯

及び ゆう出地

:群馬県前橋市表町2丁目10−9

 

3.ゆう出地における調査及び試験成績

(1)調査及び試験者

:群馬県衛生環境研究所 □□ □□

(2)調査及び試験年月日

:平成12年6月20日

(3)泉温

:57.5℃(調査時の気温 31℃)

(4)ゆう出量

:455リットル/分(動力揚湯)

(5)知覚的試験

: 淡黄色

(6)pH値

:7.3

(7)電気伝導率

:718mS/m(交流2電極方式、極板:チタン+白金黒)

 

4.試験室における試験成績

(1)試験者

:群馬県衛生環境研究所 □□ □□

(2)分析終了年月日

:平成12年7月18日

(3)知覚的試験

:淡黄色

(4)密度

:1.0053(20.0℃)

(5)pH値

:7.56

(6)蒸発残留物

:3.96 g/kg(110℃)

 

5.試料1kg中の成分、分量及び組成

(1)陽イオン

成  分
 ミリグラム 
mg
 ミリバル 
mval
 ミリバル% 
mval%

ナトリウムイオン 

Na+

1,397 

60.8 

90.68 

カリウムイオン 

K+

22.6 

0.58 

0.86 

マグネシウムイオン 

Mg2+

15.7 

1.30 

1.94 

カルシウムイオン 

Ca2+

86.5 

4.32 

6.44 

鉄(II)イオン 

Fe2+

1.4 

0.05 

0.08 

マンガンイオン 

Mn2+

0.08 

0.00 

0.00 

陽イオン 計

1,523 

67.0 

100.00 

  

(2)陰イオン

成  分
 ミリグラム 
mg
 ミリバル 
mval
 ミリバル% 
mval%

フッ素イオン 

F

0.48 

0.03 

0.04 

塩素イオン 

Cl

1,971 

55.6 

83.84 

硫酸イオン 

SO42−

5.9 

0.12 

0.18 

炭酸水素イオン 

HCO3

643 

10.5 

15.89 

炭酸イオン 

CO32−

1.0 

0.03 

0.05 

陰イオン 計

2,622 

66.3 

100.00 

 

(3)遊離成分
  ア.非解離成分

成  分
 ミリグラム 
mg
 ミリモル 
mmol

メタケイ酸   

H2SiO3

57.4 

0.74 

メタホウ酸   

HBO2

68.1 

1.55 

非解離成分 計

125.5 

2.29 

 

  イ.溶存ガス成分

成  分
 ミリグラム 
mg
 ミリモル 
mmol

遊離二酸化炭素   

CO2

29.8 

0.68 

(遊離炭酸)

 

 

遊離硫化水素   

H2S

0.0 

0.00 

溶存ガス成分 計

29.8 

0.68 

 溶存物質(ガス性のものを除く)(1)+(2)+(3)ア : 4.27 g/kg
 成分総計(1)+(2)+(3)ア、イ :  4.30 g/kg

 

(4)その他微量成分

総ひ素

検出せず(0.005 mg/kg未満)

銅イオン

検出せず(0.002 mg/kg未満)

鉛イオン

検出せず(0.005 mg/kg未満)

総水銀

検出せず(0.0005 mg/kg未満)

 

6.泉質 : ナトリウムー塩化物温泉(中性低張性高温泉)

 

7.禁忌症、適応症等 : 「温泉分析書別表」中5に記載する。

 

  平成12年7月18日

群馬県前橋市上沖町378
群馬県衛生環境研究所 所長 □□ □□


調査日:2002年10月5日<土> 調査人:ONKEN21

 仕事の疲れをとるためにかねてから掛け流しと評判だったゆ〜ゆに初めて入浴しました。私って情報通の割に実際入浴するのは恥ずかしいほど遅いんですが…(^_^;)。ちなみに6/3オープン(群馬経済新聞記事)、9/3サウナ設置を機に入浴料2時間30分700円→3時間30分600円に値下げ、おととい10/4益子焼の水風呂が設置されました。

 自宅から利根川を渡り上武国道(国道17号)を走り、国道50号に合流、前橋駅に至る「けやき通り」で左折、次の信号手前左手角にゆ〜ゆがあります。自宅より45分。駐車場では駐車券を取ってから駐車します。駐車場は90台収容で、駐車券を持って、ロッカーのシューズキーと共にフロントへ出せば、3時間30分までの無料券を発行していただけます。前橋駅前の市街地と言う立地上、この方式はやむ得ないでしょう。玄関は駐車場側とけやき通り(駅通り)側の両方にあります。

 まず靴を脱ぎ100円リターンのシューズロッカーへ入れます。次にフロントでシューズキー、駐車券、入浴料600円を払うと飲食に使える番号札が渡されます。受付で分析表のコピーを所望するとすぐに出していただいたのは流石です。1階には10分1,000円と言うカットサロン(群馬経済新聞記事)、マッサージコーナーがあります。階段を上がって2階にレストランと休憩所があります。レストランで休んでも構わないのかも知れませんが、レストラン以外の休憩所はほとんどないですね。休憩所が少ないことに関してはスーパー銭湯に似ています。浴室入口ののれんをくぐると、「温泉分析書」と別表が掲示してあります。そこには携帯端末で温泉データを打ち込んでいる同好の輩が…(^_^;)。また、昨今のレジオネラ騒動を受けて水質検査が月1回、行なわれているようで、その「水質検査表」が玄関、受付、浴室入口などに掲げぁw奄毆撃トいます。

 脱衣所で服を脱ぎます。浴室入口手前に新設されたサウナがあるんですが、脱衣所にあるのは珍しく、しかも狭いと言うのは急ごしらえで無理矢理増設したと言う感じですね。浴室に入ると前日、お目見えしたばかりの益子焼で作られたと言う世界初?の水風呂があります。水風呂の水は地下200Mより掘削したミネラル豊富なものだそうです。前橋市の水は全国でも一番おいしいとされているせいか、さすがにうまいです。ただ冷水機の水飲み場がないので欲しいですね。

 浴室に入ったとたん、東鷲宮百観音温泉や前橋荻窪温泉同様の油臭が漂い、期待させます。手前には源泉100%の上がり湯があり、窓際に長さ10Mと言うビッグな大浴槽があります。また屋外には明るい露天風呂があります。あまり余計な施設は設けず、温泉のみにこだわっている姿勢に好感を持ちました。いずれも茶褐色で茶色い湯の花が漂っています。タイルも茶色に変色。温泉に鉄分、マンガンが含まれているためなるべく飲まないでいただきたい旨の掲示があり、少し飲むくらいなら構わないようです。やや塩味がしますが、意外とクセはないです。

 特筆すべきは「掛け流し」で温泉は浴槽全体から床へ溢れ、川のように音を立てて側溝に流れ込んでいます。共同浴場の掛け流し風呂にも匹敵し、群馬でも有数の掛け流し量だと感じました。スーパー温泉のいわゆるセンター系でも豊富な湧出量に恵まれればこのようなことが可能なんだなと感心しました。全国の県庁所在地でも類を見ないような、しかも駅前にこのような温泉ができたとはスゴイことです。群馬の温泉は本当にレベルが高いです。

 ちなみに浴槽内には強烈な吸込口と注入口もありましたが、専門家によるとゴミ除去用と温度調節用らしいです。温泉激戦地帯のためか、入浴者は少なく閑散としていて、ゆったりできました。

調査日:2002年6月22日<土> 調査人:だだ星人

 電車を乗り継いで前橋駅に着いたのは午前10時半頃。そこから歩いて5分程度で「ゆ〜ゆ」に到着した。パンフレットには「徒歩2分」と書いてあるけど、2分では無理です。施設内は、1階は受付のみで、休憩室,食堂,浴室は2階となっている。中に入ると10時開店ということなので客はまばら、浴室には先客が2人のみだった。

 浴槽は内風呂と露天風呂のみで、サウナは無い。投入口から注がれているお湯は源泉100%の温泉で、かけ流しになっているけど、内風呂は浴槽内で循環もさせている。お湯の温度は、ややぬるめで、浴室入口には「ゆ〜ゆの泉質は、体をあたためる効果にすぐれています。そのため湯温を高くせず、適温を保っております。お好みによっては.ややぬるめと感じるかもしれませんが、温泉あがりはいつまでもホカホカ。疲れがとれて体がすっきりします。」という能書きがある。カランの数は20程度でボディソープ,シャンプー,リンスが備え付けてある。

 お湯は、やや黄緑掛かった茶褐色で油臭がする。湯船には湯の花と思われる沈殿物が浮遊している。まだオープンしてから3週間しか経っていないのに、お湯の投入口は既に茶褐色に変色していた。投入口には「この源泉は、マンガン・鉄分が多く含まれていますので、なるべく飲用は避けてください。」との注意書きがある。ということなので(?)、さっそく源泉を口に含んでみると、鉄臭い塩味でやや甘みも感じるが、それほど不味くはない。

 食堂では、欧州品評会で金賞を受賞したという「オゼノユキドケ」という地ビール(500円/中ジョッキ)が味わえるが、それほど旨いとは思えなかった。源泉の味見をしたからかも。その他には、カレーや蕎麦,ラーメン等のメニューもあります。

 駐車スペースは90台で2時間半までは無料だけど、それを超えると入浴料とは別に100円/20分の料金が掛かるので注意しましょう。入浴料は2時間半を超えると200円(大人)/30分が加算されます。


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