猿川温泉 水沼駅温泉センター せせらぎの湯

データ

公式ホームページ

不明

泉質

含二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉
(弱酸性低張性冷鉱泉)

泉温

19.4℃(調査時における気温23.6℃)

湧出量

不明

知覚的試験

無色透明、炭酸味有り(試験室:上澄みは僅かに黄色を呈し、茶色の沈殿を生じる)

水素イオン濃度

pH5.9(試験室での値は pH5.98)

密度(比重)

1.0008(20.0℃)

蒸発残留物

3.21 g/kg(110℃)

ラドン(Rn)含有量

不明

浴槽

循環式

営業時間

AM10:00〜PM9:00(4〜11月)
AM10:00〜PM8:00(12〜3月)

料金

[大人]500円
[子供]400円(6〜15歳)
[幼児]300円(3〜5歳)
※ PM8:00(12〜3月はPM7:00)以降の入館は、300円
カッパ王国会員,わたらせ旅クラブ,65歳以上,心身障害者,フリー切符をお持ちの方は、フロントへ申し出れば割引が利きます。
[中広間]200円/1人(当日予約可)
[個室利用](1室・8畳)
 3,000円/4時間(平日)
 5.000円/4時間(土・日・祭日)
※ 個室利用の延長は、1時間毎に1,000円

定休日

毎月25日(土・日・祭日の場合は次の平日)

場所

わたらせ渓谷鉄道水沼駅の中にある温泉。[地図


調査記録

調査日:2002年9月1日<日> 調査人:だだ星人

 今年の春頃にリニューアルオープンしたというので調査してきました。行ったのはお昼過ぎの12時50分頃。駐車場はまばらで、それ程客が入ってる様子はない。靴をシューズロッカーに入れて2階に上がると、フロントがある。このフロントがリニューアルしてサッパリした感じになっていた。以前はこのフロントで料金を支払っていたが、現在はエレベータの脇に発券機があり、そちらで入浴券を買うようになっている。その発券機には「時間制限はありません」と書いてある。以前は、500円/3時間だったのが、1日いても500円です。早速、発券機で入浴券を買い、フロントに持っていくと「お帰りの際にお出し下さい」とのこと。。ちょっと拍子抜け。そうならそうと書いておいてもらいたい。

 フロントから線路側を向き、右に曲がると浴室がある。どうやら建物自体の構造は以前と変わらないようだ。のれんを潜ると脱衣所があった。これも以前と変わらない。脱衣籠が並んでいて、有料(100円)のロッカーがある見なれた風景だ。財布とヘルメット,免許証等をロッカーに入れて、脱いだ服を脱衣籠に放り込み、イザ温泉へ!と思ったその瞬間、以前とは異なる物を発見した。成分表である。平成14年4月11日に更新されている。成分分析自体は平成12年9月18日のものだけど、何が変わったのかサッパリ分かりません f^^; 下記に成分表を載せておきますので興味のある人は見てください。

 成分表をチェックしたが何だか分からないので、浴室へ入る。内風呂があり、外にはこぢんまりとした露天風呂とサウナがある。かけ湯をした後、内風呂へ入り、続いて露天風呂に浸かっていると、係員が温度計を持ってやって来た。どうやら湯温を計っているらしい。「何度くらいあるん?」と聞くと41℃とのこと。続いて係員は試験管みたいな物を取り出した。「それは何?」と尋ねると、残留塩素の調査とか。「最近、レジオネラ菌が五月蠅いからねぇ」と申しておりました。ご苦労様です。。

 30分くらい浸かっていただろうか。風呂から上がり大広間に向かうが、カラオケが五月蠅くて近寄りがたい。指笛をヒューヒューと鳴らしてる奴らもいる。こいつらがレジオネラ菌か? 浴室の係員が言っていた意味が分かったような気がする。

 大広間は五月蠅いのでカラオケの無い中広間を覗いてみたが、こちらは満室で座る余地もない。仕方なく露天風呂「かっぱ風呂」に入ることにする。中広間から露天風呂まで行くには、施設の端から端まで歩かなくてはならない。途中で休みながら露天風呂を目差す。やっと露天風呂に着くが、そこではガキ共が騒いでいた。こいつらもレジオネラ菌に違いない。そう思った私は、そそくさと露天風呂を後にして、帰路に就いたのでした。

 帰る際に気が付いたのだけど、来たときよりもずいぶん客が増えていました。時間制限を無くしたからかな? 今回のリニューアルは料金系がメインみたいだけど、「成功した」といっても良いでしょう。

(※ 施設内に掲示してある分析書より引用)
温泉分析書

I.温泉名・源泉名及びゆう出地

 猿川温泉(源泉名:内野の湯 2号泉)

 群馬県勢多郡黒保根村大字宿廻字内野国有林8林班3小班

 

II .ゆう出地における調査及び試験成績

1.調査及び試験年月日 

平成12年9月7日

2.泉温 

19.4℃(調査時の気温23.6℃)

3.知覚的試験 

無色透明、炭酸味有り

4.pH値 

5.9

5.電気伝導率 

513mS/m(交流2電極方式、極板:チタン+白金黒)

 

III.試験室における試験成績

1.分析終了年月日 

平成12年9月14日

2.知覚的試験 

上澄みは僅かに黄色を呈し、茶色の沈殿を生じる

3.密度 

1.0008(20.0℃)

4.pH値 

5.98

5.蒸発残留物 

3.21g/kg(110℃)

 

IV.試料1kg中の成分、分量及び組成

1.陽イオン

成  分
 ミリグラム 
mg
 ミリバル 
mval
 ミリバル% 
mval%

ナトリウムイオン 

Na+

595 

25.9 

52.22 

カリウムイオン 

K+

117 

2.98 

6.01 

マグネシウムイオン 

Mg2+

106 

8.68 

17.49 

カルシウムイオン 

Ca2+

232 

11.6 

23.29 

鉄(II)イオン 

Fe2+

11.3 

0.41 

0.82 

マンガンイオン 

Mn2+

0.34 

0.01 

0.02 

ストロンチウムイオン 

Sr2+

1.85 

0.04 

0.08 

バリウムイオン 

Ba2+

2.27 

0.03 

0.07 

陽イオン 計

1,070 

49.7 

100.00 

  

2.陰イオン

成  分
 ミリグラム 
mg
 ミリバル 
mval
 ミリバル% 
mval%

フッ素イオン 

F

0.2 

0.01 

0.02 

塩素イオン 

Cl

1,370 

38.6 

75.52 

硫酸イオン 

SO42−

2.1 

0.04 

0.09 

炭酸水素イオン 

HCO3

756 

12.4 

24.24 

臭素イオン 

Br

5.2 

0.07 

0.13 

陰イオン 計

2,130 

45.22 

100.00 

 

3.遊離成分
 ア.非解離成分

成  分
 ミリグラム 
mg
 ミリモル 
mmol

メタケイ酸   

H2SiO3

145 

1.85 

メタホウ酸   

HBO2

103 

2.34 

非解離成分 計

248 

4.19 

 

 イ.溶存ガス成分

成  分
 ミリグラム 
mg
 ミリモル 
mmol

遊離二酸化炭素   

CO2

1,320 

30.0 

(遊離炭酸)

 

 

遊離硫化水素   

H2S

0.0 

0.00 

溶存ガス成分 計

1,320 

30.0 

   溶存物質(ガス性のものを除く。1+2+3ア): 3.45 g/kg
   成分総計(1+2+3ア+3イ): 4.77 g/kg

 

4.その他微量成分

総ひ素

0.016 mg/kg

銅イオン

検出せず。(0.002 mg/kg未満)

鉛イオン

検出せず。(0.005 mg/kg未満)

総水銀

検出せず。(0.0005 mg/kg未満)

 

V .泉質

  含二酸化炭素−ナトリウム・カルシウム−塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉
  (弱酸性低張性冷鉱泉)

 

     

平成12年9月18日
(社)群馬県薬剤師会環境衛生試験センター


調査日:2001年12月15日<土> 調査人:だだ星人

 今日、久々に水沼駅温泉センターに行ってみたら、確かに客が少ないですね。。。自分が行ったときは車は5〜6台しか停まってませんでした。今日は休館日かな?と思ったくらいです。帰るときは午後2時頃で駐車場の1/4程度は埋まってたかな?おかげで、のんびり温泉に入れたけどね。(^^;

 お湯は、ちょっと緑がかっている。湯船からはお湯が溢れているけど塩素臭い。O-157対策で殺菌していると書いてあったけど、何か事件でもあったんだっけ?


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