伊香保露天風呂は10月の営業時間は18時まで。何と受付時に17:45!たった15分しかないのに、受付に頼み込んで入れてもらいました。「石段の湯」休業期間中※くらいは代替施設として営業時間を延長してほしいですね。でも県民の日と言うことで400円→360円と1割引にしていただきました。石段の湯みたいに半額にできないのは、石段の湯は町直営で露天風呂は(社)伊香保温泉観光協会と言う経営主体の差かな?
伊香保露天風呂は私にとっては温泉好きとなったきっかけの湯で思い入れは深いです。ここへ初めて入ったのは昭和62年の15年前。思春期と言われる時期なのですが、生まれて初めて入った露天風呂がここだったんです。おまけに当時は混浴。あの頃の私には衝撃的でしたね(^_^;)
当時の洞窟風呂は行き来が可能で、天井から「しずくが垂れてる」と言ったら近くにいた人が大笑いしていました。あの頃は幼かった。感傷。
今は洞窟もふさがれ壁ができ男女別です。浴槽は二つに区切られ、手前が冷めたぬるいお湯、奥(洞窟側)が源泉投入の熱いお湯になっています。ぬる湯から湯が大量に捨てられ掛け流し。色は茶緑色っぽく濁っています。やや金気臭あり。味は意外とまろやかな味で無味。飲泉所のお湯はサビ味+炭酸味がすさまじいのとは好対照。露天風呂のお湯なら楽々飲めますね(^^)。また飲泉所の単純泉のお湯を自宅の風呂に使ったら、すごい金気臭だったのに、ここはそれほどでもないのは意外。
さて注目の名湯、伊香保温泉の分析書を掲示します。脱衣ロッカー上に掲示あり。
(※
施設内に掲示してある分析書より引用)
成 分
1.
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源泉名
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本泉(混合泉)
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2.
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泉質
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硫酸塩泉
カルシウム・ナトリウム−硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉
(中性低張性温泉)
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3.
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泉温
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40.9℃(平成10年10月10日現在
44.3℃)
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4.
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ゆう出量
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3300
リットル/分
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5.
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知覚的試験
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無色透明、僅かに茶褐色の沈殿物あり
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6.
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pH値
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6.4
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7.
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温泉の成分
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(本水1kg中に含有する分量)
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・
陽イオン
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成 分
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ミリグラム
mg
|
ミリバル
mval
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ミリバル%
mval%
|
|
105
|
4.55
|
30.99
|
|
10.2
|
0.26
|
1.78
|
|
29.5
|
2.43
|
16.56
|
|
142
|
7.09
|
48.29
|
|
8.28
|
0.30
|
2.02
|
|
1.42
|
0.05
|
0.36
|
|
<0.05
|
0.00
|
0.00
|
陽イオン 計
|
296
|
14.7
|
100.00
|
|
|
・
陰イオン
|
|
成 分
|
ミリグラム
mg
|
ミリバル
mval
|
ミリバル%
mval%
|
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0.3
|
0.01
|
0.10
|
|
118
|
3.33
|
23.42
|
|
301
|
6.27
|
44.06
|
|
282
|
4.62
|
32.42
|
陰イオン 計
|
701
|
14.2
|
100.00
|
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|
・
遊離成分
|
|
非解離成分
|
ミリグラム
mg
|
ミリモル
mmol
|
|
177
|
2.26
|
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7.7
|
0.18
|
非解離成分 計
|
185
|
2.44
|
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溶存物質(ガス性のものを除く) : 1.18
g/kg
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溶存ガス成分
|
ミリグラム
mg
|
ミリモル
mmol
|
|
98.6
|
2.24
|
|
0.0
|
0.00
|
溶存ガス成分 計
|
98.6
|
2.24
|
|
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成分総計(ガス性のものを除く) : 1.28
g/kg
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|
・
その他
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総ひ素
|
:
|
0.015
mg/L
|
銅イオン
|
:
|
検出せず。
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鉛イオン
|
:
|
検出せず。
|
総水銀
|
:
|
検出せず。
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8.
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温泉の分析年月日
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平成9年7月18日
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9.
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分析機関
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群馬県薬剤師会環境衛生試験センター
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あと、露天風呂受付にて湯の花を手に入れましたよ。100g、約20回〜30回分、税込800円。利用法によると小スプーン軽く1杯が1回分。濃すぎると肌が荒れる事もあるそうで薄い方がむしろ良いそうです。
※石段の湯H14/9/28〜H15.3.31改修のため休館中
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