昨日の天気とは打って変わって今日は良い天気だ。天気予報によると今日は暖かくなるらしい。ちょっと遠くまで行ってみようと思い関越道で新潟方面を目差したが、風が強くてバイクを走らせるのもままならない。仕方なく途中の渋川インターでリタイヤして「スカイテルメ渋川」に向かうことにした。
「スカイテルメ渋川」に到着したのは午前10時15分。畑のど真ん中に宇宙船とも思えるインパクトの強い建物がそびえ立っていた。館内はバリアフリーの設計となっていて、入口には車椅子も4台用意されている。早速、受付を済ませて地上15mの2階(?)にある大展望風呂へとエレベータに乗った。
浴室は「あかぎの湯」と「はるなの湯」があり、男女日替わりとなっている。天気が良ければ「あかぎの湯」からは赤城山、「はるなの湯」からは榛名山が展望できる。今回は「はるなの湯」が男湯となっていた。100円リターン式のロッカーに服を脱ぎ入れ浴室に入ると、そこには、ゆったりとした湯船に、新緑を思わせるかのような薄緑色をした透明な湯が満たされ、室内は心地よい油臭で満ちていた。窓の外には昨日の雪が積もったのか、真っ白に雪化粧をした榛名山がクッキリと広がっている。何と贅沢な温泉なことか。。
浴槽は、内風呂,露天風呂,サウナ,水風呂がある。泡風呂やジェットバスもあるが、レジオネラ菌感染対策とかで、現在は休止して普通の内風呂と化している。各浴槽とも塩素投入の循環式ではあるが、常に新しい湯が注ぎ込まれていて、浴槽からは、常にオーバーフローしているのでお湯は綺麗だ。定期的(1時間毎?)に残留塩素濃度も測定しているので循環式ではあるが安心して入浴できる。しかし、、湧出量が毎分549リットルもあるのに何で掛け流しにしないんだろう。。源泉は施設から500m程離れた住宅地の中にあり、そこには温泉スタンドもある。そこから施設までは道路沿いにパイプラインで引かれている。施設内と温泉スタンドに分析書が掲示してあるが、その内容は僅かに異なっている。それらの内容を統合して以下に引用する。
(※ 施設内、及び
温泉スタンドに掲示してある分析書より引用)
温泉分析書
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温泉名、源泉名
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渋川温泉(源泉名:きらめきの湯)
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及び
ゆう出地
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群馬県渋川市半田3173番地の2
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泉温
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66.5℃(調査時の気温
16.0℃)
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ゆう出量
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549
リットル/分
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知覚的試験
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無色透明・塩味有
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pH値
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7.6
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蒸発残留物
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9.42
g/kg
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・
陽イオン成分
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・
陰イオン成分
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成 分
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ミリグラム
mg
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2,721
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21.0
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2.06
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686
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0.41
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0.35
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0.37
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陽イオン 計
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3,432
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成 分
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ミリグラム
mg
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2.2
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5,293
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<0.1
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48.6
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0.14
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22.1
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陰イオン 計
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5,366
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・
遊離成分
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非解離成分
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ミリグラム
mg
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68.5
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131
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非解離成分 計
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199
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溶存ガス成分
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ミリグラム
mg
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29.6
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0.0
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溶存ガス成分 計
|
29.6
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・
成分総計 9.03 g/kg
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・
その他の微量成分
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総ひ素
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:
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0.006
mg/kg
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銅イオン
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:
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検出せず
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鉛イオン
|
:
|
検出せず
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総水銀
|
:
|
検出せず
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■
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泉質
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ナトリウム・カルシウム−塩化物温泉
(弱アルカリ性等張性高温温泉)
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※
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温泉スタンド、及び公式ホームページでは「泉温:67.6℃」「湧出量:620リットル/分」と掲示してあるが、これらは湧出直後のデータと思われるため、施設内に掲示してあるデータから引用しました。
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一っ風呂浴びて大広間に向かったのは11時半頃。場所取り用の荷物が目立つが、それでも1/4程のテーブルが埋まった程度で余裕で座れた。これだけ席が空いているのに何で場所取りするのでしょう。。
# 盗難される危険もあるので
# 荷物を置いて場所取りするのは止めましょう。
食事のメニューは定期的に変えているらしく、常連の方でも飽きないようにしてあるみたいだ。前回食べた「カニ雑炊定食」(だったかな?)はなかったので、今回は「春野菜天せいろ蕎麦定食」800円を食してみたが、なかなか旨い。800円でこの味は、かなりコストパフォーマンスが高いと思う。個人的には、もう少し蕎麦の量を多くしてもらいたいが、普通の人はこれで十分なのかも。。
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