スカイテルメ渋川(渋川温泉 きらめきの湯)

データ

公式ホームページ

http://www.city.shibukawa.gunma.jp/terume/

泉質

ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉
(弱アルカリ性等張性高温温泉)

泉温

66.5℃(調査時の気温 16.0℃)

湧出量

549 リットル/分

知覚的試験

無色透明・塩味有

水素イオン濃度

pH7.6

密度(比重)

不明

蒸発残留物

9.42 g/kg

ラドン(Rn)含有量

不明

浴槽

循環式だが、放流式(源泉100% かけ流し)に近い。

営業時間

AM10:00〜PM9:00

料金

[大人]500円/3時間より
[小人]300円/3時間より
※ 大人とは中学生以上。小人とは3歳以上小学生以下。
詳細は、スカイテルメ渋川HP参照

定休日

毎月第2火曜日(祝日のときは翌日)

場所

関越道渋川ICからR17を前橋方面に向かい、約1km先を右折してすぐ。[地図


調査記録

調査日:2003年4月6日<日> 調査人:だだ星人

 昨日の天気とは打って変わって今日は良い天気だ。天気予報によると今日は暖かくなるらしい。ちょっと遠くまで行ってみようと思い関越道で新潟方面を目差したが、風が強くてバイクを走らせるのもままならない。仕方なく途中の渋川インターでリタイヤして「スカイテルメ渋川」に向かうことにした。

 「スカイテルメ渋川」に到着したのは午前10時15分。畑のど真ん中に宇宙船とも思えるインパクトの強い建物がそびえ立っていた。館内はバリアフリーの設計となっていて、入口には車椅子も4台用意されている。早速、受付を済ませて地上15mの2階(?)にある大展望風呂へとエレベータに乗った。

 浴室は「あかぎの湯」と「はるなの湯」があり、男女日替わりとなっている。天気が良ければ「あかぎの湯」からは赤城山、「はるなの湯」からは榛名山が展望できる。今回は「はるなの湯」が男湯となっていた。100円リターン式のロッカーに服を脱ぎ入れ浴室に入ると、そこには、ゆったりとした湯船に、新緑を思わせるかのような薄緑色をした透明な湯が満たされ、室内は心地よい油臭で満ちていた。窓の外には昨日の雪が積もったのか、真っ白に雪化粧をした榛名山がクッキリと広がっている。何と贅沢な温泉なことか。。

 浴槽は、内風呂,露天風呂,サウナ,水風呂がある。泡風呂やジェットバスもあるが、レジオネラ菌感染対策とかで、現在は休止して普通の内風呂と化している。各浴槽とも塩素投入の循環式ではあるが、常に新しい湯が注ぎ込まれていて、浴槽からは、常にオーバーフローしているのでお湯は綺麗だ。定期的(1時間毎?)に残留塩素濃度も測定しているので循環式ではあるが安心して入浴できる。しかし、、湧出量が毎分549リットルもあるのに何で掛け流しにしないんだろう。。源泉は施設から500m程離れた住宅地の中にあり、そこには温泉スタンドもある。そこから施設までは道路沿いにパイプラインで引かれている。施設内と温泉スタンドに分析書が掲示してあるが、その内容は僅かに異なっている。それらの内容を統合して以下に引用する。

(※ 施設内、及び 温泉スタンドに掲示してある分析書より引用)
温泉分析書

温泉名、源泉名 

渋川温泉(源泉名:きらめきの湯)

及び ゆう出地 

群馬県渋川市半田3173番地の2

 

■ 試験成績

泉温

66.5℃(調査時の気温 16.0℃)

ゆう出量

549 リットル/分

知覚的試験

無色透明・塩味有

pH値

7.6

蒸発残留物

9.42 g/kg

 

■ 試料1kg中の成分

・ 陽イオン成分

・ 陰イオン成分

成 分
ミリグラム
mg

ナトリウムイオン 

Na+

2,721 

カリウムイオン 

K+

21.0 

マグネシウムイオン 

Mg2+

2.06 

カルシウムイオン 

Ca2+

686 

鉄(II)イオン 

Fe2+

0.41 

マンガンイオン 

Mn2+

0.35 

アルミニウムイオン 

Al3+

0.37 

陽イオン 計

3,432 

成 分
ミリグラム
mg

フッ素イオン 

F

2.2 

塩素イオン 

Cl

5,293 

硫酸イオン 

SO42−

<0.1 

炭酸水素イオン 

HCO3

48.6 

炭酸イオン 

CO32−

0.14 

臭素イオン 

Br

22.1 

陰イオン 計

5,366 

  

・ 遊離成分

非解離成分
ミリグラム
mg

メタけい酸   

H2SiO3

68.5 

メタほう酸   

HBO2

131 

非解離成分 計

199 

溶存ガス成分
ミリグラム
mg

遊離二酸化炭素   

CO2

29.6 

遊離硫化水素   

H2S

0.0 

溶存ガス成分 計

29.6 

 

・ 成分総計  9.03 g/kg

 

・ その他の微量成分

総ひ素

0.006 mg/kg

銅イオン

検出せず

鉛イオン

検出せず

総水銀

検出せず

 

泉質 

ナトリウム・カルシウム−塩化物温泉
(弱アルカリ性等張性高温温泉)

  

平成7年7月12日分析
群馬県衛生環境研究所


 温泉スタンド、及び公式ホームページでは「泉温:67.6℃」「湧出量:620リットル/分」と掲示してあるが、これらは湧出直後のデータと思われるため、施設内に掲示してあるデータから引用しました。


 一っ風呂浴びて大広間に向かったのは11時半頃。場所取り用の荷物が目立つが、それでも1/4程のテーブルが埋まった程度で余裕で座れた。これだけ席が空いているのに何で場所取りするのでしょう。。
 # 盗難される危険もあるので
 # 荷物を置いて場所取りするのは止めましょう。
食事のメニューは定期的に変えているらしく、常連の方でも飽きないようにしてあるみたいだ。前回食べた「カニ雑炊定食」(だったかな?)はなかったので、今回は「春野菜天せいろ蕎麦定食」800円を食してみたが、なかなか旨い。800円でこの味は、かなりコストパフォーマンスが高いと思う。個人的には、もう少し蕎麦の量を多くしてもらいたいが、普通の人はこれで十分なのかも。。

調査日:2002年3月29日<金> 調査人:だだ星人

 あまりにもメジャーすぎて、ここに入るのは今回が初めて。f^^;
 かけ流しかと思ったら、すぐ近くの温泉スタンドからお湯を運んできて、それを循環してるらしい。といっても、お湯は毎朝入れ替えているらしく、常にオーバーフローしているのでかけ流しに近い。塩素は入れてない模様。浴槽内の気泡発生とジェット噴射は、厚生労働省の指導に基づき先月から停止したらしい。レジオネラ属菌の感染による事故防止の為の措置とのことです。
 「お風呂は2階」と書いてあるけど、実際には6階程の高さがあるので階段で行くと疲れる。f^^; 1階にはプールも有るが水着が必要。有料で水着の貸し出しもある。


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