赤湯温泉 山口館

データ

公式ホームページ

不明

泉質

カルシウム・ナトリウム-塩化物泉(低張性 中性 高温泉)

泉温

56.7℃

湧出量

不明

知覚的試験

不明

水素イオン濃度

不明

密度(比重)

不明

蒸発残留物

不明

ラドン(Rn)含有量

不明

浴槽

放流式

営業時間

[日帰り入浴]AM9:00〜PM2:00

料金

[入浴のみ]500円

定休日

冬期(11/4〜4/28)は休館

場所

新潟県湯沢町の苗場山中。[地図


調査記録

調査日:2003年11月2日<日> 調査人:ONKEN21

 連休の中日11月2日は新潟県湯沢町の苗場山中にある秘湯、赤湯温泉 山口館へハードな日帰りで行ってきました。

 赤湯林道のゲートから歩いて、行き帰りとも2時間。紅葉はほぼ終わっていました。まだ残っている紅葉もちらほらありましたけど、赤湯の紅葉の盛りは10月15日頃らしいです。この日は天気に恵まれ山でも暑く汗だくになりながら半袖で登り下りしたほどです。昨年の今頃は雪も降っていたらしいのに…

 赤湯までの道は鷹ノ巣峠という結構険しい峠越え。清津川の渓流沿いの道はありません。生半可な気持ちでは越えられないですね。実は日帰り客で谷に転落された方がいたとか。山口館ではご高齢の方の安易な日帰り客の増加には頭を痛めているらしいです。気を付けましょう。

 鷹ノ巣峠を越え、清津川の渓流まで下りると、いよいよ赤湯温泉です。赤湯温泉には新しそうな山小屋風の一軒宿と「薬師湯」「玉子湯」「青湯」の3ヶ所の露天風呂があります。河原の至るところから鉄分濃厚な茶色い湯が湧き出しています。もっと上流に野湯もあるらしいです。私は「薬師湯」と「玉子湯」に入りました。残る「青湯」は昼間のみ女性専用なのでパス。

 お湯の温度や色は3ヶ所とも異なっていて「薬師湯」は茶色の濁りが強め。お湯はぬるく浴槽の底から湯が湧いているのでしょうか、投入がなくともお湯が溢れています。「玉子湯」は浴槽が3つに区切られ、一番奥の浴槽から大変あついお湯が浴槽の底からあぶくを上げながら湧いていて、残り2つの浴槽に流れ込んでいます。玉子湯は茶緑色していますが、薬師湯よりは薄め。茶色い湯花がたくさん舞っています。「青湯」は茶緑色でも青っぽい感じ。

 元内湯の薬師湯は展望はありませんが、玉子湯は清津川の川べりに位置し、すばらしいロケーション。2時間歩いた疲れも吹っ飛びます。はるばるやってくる価値ありの露天風呂でした。

 山口館の今年の営業は11月3日で終わりました。来年はGWの4月29日から営業するものの、苗場からの林道は積雪のため車の通行は不可。林道が開通する5月下旬まで、雪の上をもっと長時間歩かなくては行けないそうです。6月上旬は雨も少なく新緑で宿でもおすすめだそうです。山小屋のため土曜や夏休み、紅葉シーズンは相部屋となることもあるそうです。1泊2食7,500円、今度は是非泊まりで行ってみたいものです。

◎赤湯温泉の成分分析書
 分析書は山口館の本館の食堂兼広間の壁にありました。露天風呂には掲示なし。日帰りだと怪しまれて苦労しますが(^_^;)、宿泊なら堂々と見られますよ。

(※ 施設内に掲示してある成分表より引用)
温泉成分・禁忌症・適応症

1.

源泉名 

湯澤町 赤湯温泉

2.

泉 質 

カルシウム・ナトリウム−塩化物泉
(低張性 中性 高温泉)

3.

泉 温

56.7℃

4.

成 分

 本鉱泉1kg中の成分、分量および組成

・ 陽イオン

成  分
 ミリグラム 
mg
 ミリバル 
mval
 ミリバル% 
mval%

ナトリウムイオン 

Na+

559 

24.32 

46.80 

カリウムイオン 

K+

18.1 

0.46 

0.88 

マグネシウムイオン 

Mg2+

27.0 

2.21 

4.25 

カルシウムイオン 

Ca2+

495 

24.72 

47.57 

リチウムイオン 

Li+

1.3 

0.19 

0.37 

鉄(II)イオン 

Fe2+

1.9 

0.07 

0.13 

陽イオン 計

1102.3 

51.97 

100.00 

  

・ 陰イオン

成  分
 ミリグラム 
mg
 ミリバル 
mval
 ミリバル% 
mval%

フッ素イオン 

F

0.3 

0.02 

0.04 

塩素イオン 

Cl

1388 

39.16 

73.41 

硫酸イオン 

SO42−

502 

10.47 

19.63 

炭酸水素イオン 

HCO3

224 

3.67 

6.88 

炭酸イオン 

CO32−

0.1 

0.00 

0.00 

ヨウ素イオン 

I

1.9 

0.02 

0.04 

陰イオン 計

2116.2 

53.34 

100.00 

 

・ 遊離成分

非解離成分
 ミリグラム 
mg
 ミリモル 
mmol

メタケイ酸   

H2SiO3

108 

1.38 

メタホウ酸   

HBO2

26.7 

0.61 

メタ亜ヒ酸   

HAsO2

0.8 

0.01 

非解離成分 計

135.5 

2.00 

   溶存物質(ガス性のものを除く) 3354.2 g/kg

 

溶存ガス成分
 ミリグラム 
mg
 ミリモル 
mmol

遊離二酸化炭素   

CO2

(遊離炭酸)

160 

3.63 

遊離硫化水素   

H2S

0.0 

0.00 

溶存ガス成分 計

160 

3.63 

   成分総計      3514.2 g/kg

 

・ その他

マンガン 

: 0.5 mg/kg

アルミニウム 

: 0.5 mg/kg

: 0.1 mg/kg

硫化水素

: 0.1 mg/kg

 

5.

分析終了年月日  昭和58年8月23日

6.

分析者  新潟県衛生研究所

 

泉質別適応症  きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱体質、慢性婦人病

 

(※ 施設内に掲示してある「入浴心得」より引用)

湯のにごりは含石こう鉄塩泉により空気による酸化作用によるもの。

表面の油のような物は浮湯花です。

 

【赤湯温泉山口館所在地】
新潟県南魚沼郡湯沢町三国475番地
(現地に電話はありません)
【連絡及び問い合わせ先】
新潟県南魚沼郡六日町余川3383 
TEL:0257-72-4125(山口様)

※ 参考HP:新潟の温泉宿


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