40代半ばにてサラリーマンが、合格率4〜6%と難関中の難関の『気象予報士試験』に挑戦を始めました。 果たして、何度目の挑戦で合格することやら・・・。2006年の5月末から戦いが始まった。以下、挑戦記録です。 ついに、挑戦2回目にして合格です!!本日、気象業務支援センターのHPにて、合格発表。合格者216名の中に私の受験番号を見つけました。今回の合格率4.3%。過去4番目の合格率の低さの中、まるで夢のようです。特に実技で某HPにて合格基準73%以上が予想されていたので、自己採点が丁度73%(厳し目に見ての数字。甘く見ると80%)の私は、五分五分と見ていたのですが、蓋を開けてみると、合格基準は67%以上でした。採点がかなり厳しいのか、受験者が合格基準を甘目に錯覚したのかは分かりません。気象が本業の受験者が多く合格率4.3%の狭き門に、45才の一介のサラリーマンが2回目の挑戦で合格するのは、ちょっとした快挙だと自分を誉めてやってもいいのでは・・・。私を支えて頂いた多くの方々に、ただただ感謝、感謝あるのみ・・・。 本日、気象業務支援センターのHP(http://www.jmbsc.or.jp/)にて、第28回気象予報士試験の解答発表があった。心配していた学科専門は、思ったより良く13勝2敗で、とりあえず第一関門はクリアした模様。問題は実技試験で、今回は簡単だったという巷での噂の中で、自己採点してみると7割程度しか取れていない。記述問題で、どこまで部分点を認めてもらえるか分からないので、合否が全く不明である。学科で躓いた前回と違って、実技の採点はしてもらえるので、合格発表のある10/5を楽しみにすることにしよう。(2007.09.05) 昨日、大阪工業大学にて第28回気象予報士試験を受験、学科一般知識は免除のため、学科専門知識と実技試験を受けた。学科専門は前回と同じく、どの参考書にも載っていないような難問が出題されて、面食らった。客観解析の4次元変分法は、何冊か購入した参考書に4次元同化システムとして記載されていたのと、またまた興味があってインターネットで調べたのを覚えていたので理解できたが、"凍雨"は直径5mm以上になると"雹"だった?、波浪注意報って海岸線から20海里以内を対象?、"重力波の解"って何?など、前回より奇問が多かった気がする。インターネットサイトの解答も色々と意見が分かれている。対照的に実技試験が、時間を少し余らせて答案ができたので、全てが学科専門にかかっている。さて、9月5日頃に、正式に発表される正解は如何に・・・俎上の鯉の気分だ。(2007.08.27) ついに、本日、合格発表があった。気象業務支援センターのHPにて、いち早く発表があり、自宅にも配達日指定で合否通知が届いていた。やはり、学科の一般知識は受かっていたが、専門知識が駄目であった。3〜5回受験して合格する人が多いという噂からすると、一発合格する人は1%程度ではないかと思われる。しかし、上には上がいるもので、今回の試験は難しかったという巷の評判にもかかわらず、合格率は前回より高い6.3%であり、しかも合否判定基準も下がっていなかった。次回の8月に向けて、捲土重来を期すしかない。(2007.03.09) 待つこと10日、やっと気象業務支援センターから解答例がHPにて公開された。予想通り、 学科一般知識は 15問中14問正解で合格点、学科専門知識は同じく9問しか正解がなく落第であった。実技は当日の惨憺たる 感触に反して 予想外にできていて、少なくとも6割はできているようである。学科が両方とも合格していないと実技は採点もして もらえないので、どうすることもできないが、約8ヶ月間の勉強は無駄ではなかったことが分かり少し安心した。まあ、予定通り 一番最初の学科一般を堅実にパスしたということろだろう。それにしても、通信教育だけではダメだ ということが 分かったのは大収穫である。次は8月、頑張るゾ!!(2007.02.07) 本日、第27回気象予報士試験を全国の6箇所の試験会場のうち、大阪で受験した。午前中は学科試験で、 一般知識 の方は何とかなったが、さすがは音に聞く難関の試験、専門知識でこれまで見たことも聞いたこともない OLR(外向き長波放射量)というのが出題される等、なんだか例年より難しく、『これはいかん!!』とあせり始める。 午後の実技試験は、もっと悲惨で、 実技Tは風ベクトルと温度風ベクトルなる概念が出てきて理解するのに時間を費やした結果、5問中の最後の1問が時間切れで 全く手がつけられなかった。時間配分に心して掛かった実技Uも、目一杯時間がかって見直す暇もなかった。 まだダメと決まった訳ではないが、9割方危ない。駄目だったら、次回8月の試験にこそ捲土重来を期そうと思う。(2007.01.28) 気象予報士の勉強を始めて7ヶ月たったが、いよいよ来年1月28日に気象予報士試験が実施される。 北海道・宮城県 ・東京都・大阪府・福岡県・沖縄県の6都道府県が試験会場であり、残念ながら東海地方では実施されないので、 大阪を選択した。現在、一通りテキストは終了して過去問題の練習に入ったところであるが、やはり予想通り実技試験の 筆記問題が難しい。 それに、 最初にやった基礎を忘れかけているので、学科の一般知識がなんと50点しか取れず、ショックを受けた。 学科の専門知識は70点をぎりぎりクリア、実技2科目は60点ぐらいの感じで、4科目のうち合格ラインの70点以上は 1科目だけという悲惨な状況だ。しかし、ここまで来た以上、やるしかない。冬休みでラストスパート をかけるつもりだ。 (2006.12.27) 1993年に気象業務法が改正され、気象予報士制度が創設された時、実は少し血が騒いだ。 高校の頃から、気象には興味を持っており、大学時代のワンダーフォーゲル部から現在の会社の山岳部に至るまで、山での気象予報を 実践してきたので、自分にもできそうな気がした。 しかも、お天気お姉さんのような人まで合格している。これなら、もしかしたらと思った。 しかし、当時は頼るすべもなく、その後、気象予報士のことは忘れていた。 きっかけは、2009年に迎える会社の山岳部の50周年記念。自分にも何かできることをしたい。それも、自分にしか できないことをしたいとういう思いが募った。長年の気象に対する個人的な好奇心も満足させることができる。 『これだ!!』と思った。早速、5月の連休明けに資料を取り寄せ、5月末から通信教育で勉強を始めている。年2回試験があり、 次回は来年の1月だ。 他の通信教育と違って内容は、かなり専門的で記憶+理解力(高校〜大学の数学・物理)が必要。当然、私のような 理系の人間が有利で、合格率は4〜5%ぐらい。(気象関係者も含むので、一般人はもっと悪いと思われる) しかし、山での実践は 役に立つことが多く、また、気象現象を『三次元的に』捉えることがポイントとなるが、海抜0mから3000m(700hPa) まで登る山登りは、正に『三次元的に』捉える実践の場であり、しかも私はキリマンジャロで5895m(500hPa)まで 登っている。他人にない強みに闘志が湧く。 仕事が忙しくて平日は少ししか時間が取れないが、なんとか頑張っている。 (2006.10.09) |
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