山登りのためのトレーニング
Training for mountain climbing

あなたは日頃、山登りのためのトレーニングを心がけていますか。トレーニングをやった方がよいと分かっていても、何もしていない人も結構多いと思います。山登りのためのトレーニングの目的は、だいたい次の3点に集約できると思います。

         1.山でバテない
         2.怪我・事故の防止
         3.山行のレベルアップ

いずれにしろ、山を楽しむには体力的な余裕が必要であり、苦しいだけの山登りなど実につまらないものです。以下、具体的な方法について私見を書いてみたいと思います。


上記目的から、山登りのためのトレーニングは、山でバテないための持久力養成怪我を防止するための筋力と柔軟性をつける ことがメインとなります。

〔1〕持久力トレーニング
週2〜5日の頻度でランニングまたは、バイク(エアロバイクでよい)を1回30分程度行う。心拍数120〜140/分のペースで、息は切れないが10分ぐらいで汗ばむぐらいの負荷がよい。私見を言えば、バイクの方が足の筋力がつくし、ヒザに衝撃がかからず山登りに向いていると思う。

〔2〕筋力トレーニング
障害の防止をメインに15〜30回程度繰り返せる負荷で、下記3つを週2〜5日実施する。尚、筋力アップが目的の場合は、5〜10回しか繰り返せないレベルまで負荷を上げること。
・腕立て伏せ:ザックを背負うための筋力をつける。子供を背中に乗せてやると効果的。
・腹筋:腰痛防止のために是非やるべし。腰痛持ちの人(私もそうです)は、やっておかないと悪化する。
・スクワット:ヒザの障害防止に有効。物足りなければ、壁につかまって片足でやるか、誰かをおんぶする。
 
 
トレーニングの理論と実践資料 (山登りトレーニングの理論の要点をまとめました)

〔3〕ストレッチング
筋力もさることながら、柔軟性がないと下りの時の足首・ヒザ・腰の衝撃がうまく吸収されずに、一番弱い部分に障害が起きる。したがって、山登りのためのストレッチングは足首・ヒザ・腰の柔軟性を養うことを念頭において行う。

〔4〕登山マラソン
体力に多少の自信があれば、腕試しに登山マラソンに出てみると良い。私が出たのは、六甲全山タイムトライアルと富士登山競争、伊吹山登山マラソンですが、その他各地でいろいろな大会があり、ランナーズ等の雑誌の大会情報に掲載されています。実際の登山では、体力を使い果たすようなことは遭難に直結するため御法度ですが、レースなら存分にトレーニングの成果を試すことができます。ここで自分の限界を把握しておくことは、あなたの山登りに対して決して損にならないと思います。以下、私が出た大会の紹介です。

六甲全山タイムトライアル
須磨浦公園からスタートして、六甲最高点を経て宝塚の塩尾寺まで全長52kmのロングレース。前半のアップダウンで足を温存することと、摩耶山から最高点に至るロードの登りでいかにスピードを維持するかがポイント。また、ルートも迷いやすい所が数箇所あるため、下見は必要。たいへんやりがいのあるレースです。

富士登山競争
五合目コースと山頂コースがある。私が出たのは山頂の方。いずれも富士吉田市役所が起点。山頂コースは高度差3000m以上あり、気温差による体調の維持(足のケイレンなど)と、馬返しから延々と続く登山道の登りをこなす筋力がポイント。制限時間は4時間半と厳しい。完走率は、天候に左右されるが平均70%。

伊吹山登山マラソン
標高1300mの山なので足慣らしによい。しかし、9合目の急登はなかなかきつく、なめてかかると足がつる。


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