４月２６日
　どこまで車で入れるかと思いながら進むと、一番上のリフト下の三本滝の所にゲートがあってそこまで。翌日の好天を期待して就寝。

４月２７日
　快晴。スキーで登る人が多いが、私は乗鞍は久し振りで自信がないため、持ってきた板を置いたまま歩いて出発。快調に飛ばし、一本で位ケ原の手前に出る。雲一つない空にピークが聳えている。　位ケ原の急登を過ぎると、後は肩ノ小屋まで緩やかに登る。右手には、雪の穂高連峰が‥‥。肩ノ小屋近くにはスノーボーダーまでいる。ここから剣ケ峰までは、朝日岳を経由して稜線沿いに行く。朝日岳の登りは急であるがぐいぐい高度を稼ぎ、４０分で頂上の祠に着いた。下から登った人の中では本日一番乗り。

　下りは、剣ケ峰と朝日岳の鞍部から一気に降りる。最初は雪が締まっていて快適であったが、暖かいため下の方は、雪が腐っていてすぐアイゼンが団子になつててこずった。位ケ原からは、次々とスキーで登ってくる人達とすれ違いながら、三本滝へと駆け下りる。

〈リーダー所見〉

　今回は、コースについての記憶に自信が持てなかったので、大事をとって山スキーを断念した。コースそのものは実に良い所なので、次回は是非山スキーで登りたい。