山域 | 北アルプス | 〈山行報告〉 8/31 湯俣から水俣川に入ると、道は左岸をトラバース気味についていて、ガレている所もあり、歩きにくい。途中、丸太とザイルにつかまってトラバースする箇所があり、ヤバそうだったので、下に降りてガケの手前で一旦対岸に渡り、また渡り返した。高瀬川は半分涸れていたのに、上部の水俣川は水量が多く、水もしびれるように冷たかった。千天出合手前で左に傾いた吊橋を渡ると、天上沢に入る。20分ぐらい登るとザイルがフィックスしてあり、左岸に渡り返す。P2への分岐を見送り、更に詰めていくと、最後は水が涸れた広河原になり、程なくケルンが積まれた北鎌沢出合に着いた。 9/1 20分ぐらいで独標コルに着く。少し右側に行った所に2つガリーがあり、それぞれハーケンが打ってある。結構急で、荷物があるとシンドそうなので、結局千丈沢側をずっと巻いていく。途中、独標に登る踏跡と思われるものがあったが、そのまま巻いて独標の一つ向こうのピークに出た。槍ピークがすごい上の方にガスにかすんで見える。独標方面からの踏跡と合せて、またすぐに千丈側を巻いていく。稜線から50mぐらい下を巻くので、道を間違えたかと不安になったが、ガレを登るとひょっこりと北鎌平に出た。そこから槍の穂先に取り付く。赤ペンキをたどり、岩をよじ登ると、ついに槍のピークだ。ガスって何も見えないが、嬉しい。 9/2 |
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山名 | 槍ヶ岳北鎌尾根 | |||
山行日 | 90年 8月30日(木) 〜 95年 9月02日(日) |
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メンバー | 2人 | |||
行動記録 | 8/30 22:00 名古屋発 8/31 ◎ 6:05 七倉山荘発 7:15 高瀬ダム 8:25 林道終点 10:20 湯俣吊橋 12:10 徒渉 13:45 千天出合 16:55 北鎌沢出合 9/1 ○→◎ 5:20 発 7:25 北鎌沢コル 8:40 天狗の腰掛 9:45 独標下 12:50 北鎌平 13:50 槍ヶ岳ピーク 14:35 テン場 9/2 ○ 5:20 発 5:35 槍ピーク 9:25 横尾 12:25 上高地 |
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