山域 鈴鹿 〈山行報告〉

松尾尾根の登山口
 8月は気象予報士試験の 準備のため山に行けず、1ヶ月半ぶりの山行。目指すは鈴鹿セブンマウンテンの一つ、釈迦ヶ岳(標高1092m)だ。残念ながら天気は、 九州西海上にある台風11号により、南から高相当温位の暖湿気が流入して対流不安定となった空気が山の南側斜面を強制上昇して、 不安定が実現するという、まるで教科書通りの状況。案の定、登山口に近づくに従って、空模様が怪しくなり、雨が降り出した。 それでも、長男と、『行ける所まで行ってみようか』と話し合って、増水と鈴鹿名物のヒルを警戒して、当初の庵座谷ルートを 避けて、松尾尾根ルートから登り出す。

 最初の一本を短めに取ったところで、長男が腕に食いついているヒルを発見。これはいかんと思い、足を見ると、 いるわいるわ、ふくらはぎ、足首、靴の中、腕、首筋など、数え切れないくらいのヒルが。私は学生の時のワンダーフォーゲル部時代 から、過去26年間にわたって長年、鈴鹿の山を登っているが、これほど大量のヒルは見たことがない。今年の夏は、40℃近い 猛暑だったため、異常発生したのかもしれない。ルートの至るところで クモの巣が張っていたので、最近入山した人がいなかったと思われ、我々は飢えたヒルの格好のエジキになってしまったようである。 『まあ、こんなこともあるわさ、何事も経験、経験だ。わっはっは!!』と笑って長男を励まして、ヒルに食いつかれないように 一目散に下る。涼しくなって天気がよい時に、雪辱を期すことにする。

ヒルに食いつかれた私の足 鎌首伸ばすヒル
  
 

山名 釈迦ヶ岳
山行日 07年09月15日(土)
 
メンバー 私、長男

 

 

行動記録

 
9/15 雨
8:20 自宅発
9:20 登山口
9:40 出発
10:20 一本
10:50 登山口下山
13:10 自宅着


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