〈山行報告〉
万博の時に行きそびれたので、是非行きたいと思っていた海上の森に、今回、会社の山岳部OB会の山行として
計画されたので息子と二人で参加することにした。海上の森は、当初、愛知万博のメイン会場となる予定であったが、
事前調査でオオタカの営巣が発見されため保護運動が起き、急遽、メイン会場を長久手の青少年公園に変更したという経緯がある。
海上の森の入口のごく一部のところのみ瀬戸会場としたのである。
行きに長久手会場の跡を見たが、パビリオン、グローバルループとも跡形もなく閑散としており、あの万博の
賑わいが懐かしい。海上の森へは、R155から矢田川にかかる屋戸橋を渡ったところから左に入っていくと、車が2、30台
止められる駐車場があり、そこに案内板が出ている。(上の画像をクリックすると拡大図が出ます)我々のグループより
先に、すでに数台の車が止まっており、海上の森への関心の深さがうかがえる。
駐車場を出発し、里山サテライトにてNPO『海上の森の会』の方の解説を聞く。この辺りは、キツネ、タヌキ、
イノシシ、アライグマなど色々な小動物が出没するらしい。息子は面白がって聞いていた。ここから今回の唯一の山である
標高327mの物見山へ向う。林道から小道に入り、しばらく登ると瀬戸の方面の展望が開ける頂上へ。
直下に小さな塚があるが、看板によると聖徳太子の古墳だそうだ。ここを下って、次は篠田池、そして海上池と巡る。
最後の目的地、海上池は雰囲気が上高地の大正池とそっくり。期待以上の素晴らしさに大満足。一周、約4時間の散策の後、
最初の駐車場に戻る。
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