山域 | 御嶽山 | 〈山行報告〉 12/28
12/29 リフトを2つ乗って(第5リフト終点)から歩き出す。もう一つリフトが動いていたら、ゴンドラ終点まで行けるのだが、 このリフトが風に煽られているのを目の当たりにして、こりゃ無理だわなと納得。田の原に9時に着いたので、97年の時と 変わらない。しかし、ここからが大変。クリスマス前後の大雪で予想はしていたが、ワカンをはいても膝近くのラッセルが待っていた。 トレースが全くない。ということは、私が大雪以後始めて入山する登山者ということらしい。覚悟を決めて、一歩一歩進む。 七合目付近の鳥居の辺りが特に積雪が多い。(と言っても膝までだが)1ピッチ半も一人でラッセルをしていると、後ろから 単独行の人が追いついてきた。いいかげんバテてきたので、先に行ってもらう。 八合目の少し上で、ワカンからアイゼンに はきかえる。振り返ると、八ヶ岳、中央アルプス、南アルプスの大パノラマが展開する。段々風が強くなってきた。 王滝頂上付近からは雪煙が舞っており、そうとうの強風のようだ。登るにつれ突風が吹き、目出帽で覆っても頬が痛い。 ラッセルの疲れで、王滝頂上手前の急登ではバテ気味。強風をやり過ごし、少しづつ足を進めると、やっと王滝頂上に着いた。 97年の時よりも1時間45分も余分に時間がかかっている。このペースと、12時45分という時間と、稜線北側の烈風 (真っ直ぐ歩けないほど)から判断して、ここで引き返すことにした。当初の目的である冬山トレーニングについては ワカンによるラッセル、アイゼン歩行の鍛錬ができ、十分に成果があったと思う。ラッセルについては、後から登ってきた 単独行の人に感謝された。下りでも樹林帯でのワカン歩行があり、体力をかなり消耗。よれよれになりながらも、スキー場に帰還。 とても充実した山行であった。 |
山名 | 御嶽山 | |
山行日 | 05年12月28日(水) 〜12月29日(木) |
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メンバー | 単独 | |
行動記録 |
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