山域 鈴鹿 〈山行報告〉

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 正月に山へ行けなかったので、1月中旬に鈴鹿の釈迦ヶ岳に登ることにした。釈迦ヶ岳も鈴鹿セブンマウンテンの一つで、標高1092m、御在所岳のすぐ北にある山だ。ルートは、無雪期なら松尾尾根、庵座谷、流れ谷などいくつかあるが、今回は一番無難な尾根道の松尾尾根を選んだ。

 朝7時15分名古屋の自宅発、雲りで午後から崩れるという予報通り、空模様はすっきりしない。名四国道から国道477号を湯ノ山方面に向かい、途中から朝明渓谷への道に入る。道に迷ってしまい、20分ぐらい時間をロスする。しばらく車をうろうろと走らせて、やっと松尾尾根の取り付きの看板を見つけ、路肩に車を止めた。  

 下から見るとなんだか釈迦ヶ岳は、あまり雪がなさそうだが、プラスチックブーツをはいて、念のためスパッツ持参で登り出す。最初の30分は、予想通り全く雪がなかったが、もう少し登っていくと日陰に雪が残っており、1時間歩いて休憩を取る頃には、積雪10cmぐらいになった。この辺りから雨乞岳方面を見ると、べったりと雪がついており、滋賀県側の積雪の多さがよくわかる。頂上までは、途中1ヵ所ロープを伝って登る急登があり、慎重に登った。右側からの尾根と合流すると積雪が30cmぐらいになった。頂上近くの大蔭のガレを左下に見て慎重に歩くと、傾斜が緩やかになり、ほどなく釈迦ヶ岳の頂上にに着いた。

 さすがに県境稜線は積雪が多く、頂上は雪でべったりだ。しかし、ここまでよく踏まれたトレースがついており、ラッセルをすることなく頂上まで来れたのはラッキーだった。多少のラッセルを期待していたが、まあ贅沢というものだろう。しばらくすると、小雪がちらついてきたので、来た道を戻って下山。今日は、結局誰にも出会わずじまいで、静かな山行が楽しめた。

釈迦ヶ岳頂上で1 釈迦ヶ岳頂上で2
山名 釈迦ヶ岳
山行日 03年1月19日(日)
メンバー 単独
行動記録 1/19 曇り、一時雪
7:15 名古屋発
8:50 松尾尾根登山口
8:55 登山口発
9:55 休憩
11:05 釈迦ヶ岳頂上
12:35 登山口
14:10 自宅着


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