山域 鈴鹿 〈山行報告〉

5/02
 今回は復帰第二線の場を鈴鹿の鎌ヶ岳にした。国道477号、通称"鈴鹿スカイライン"を、三重県と滋賀県の境界にある武平峠まで車で上り、そこから県境稜線を南に向かって登るのが鎌ヶ岳への最短アプローチだ。昨年登った竜ヶ岳と同じく鎌ヶ岳は鈴鹿セブンマウンテンの一つで、標高1161m、鈴鹿では槍ヶ岳にちょっと似た独特の形の山だ。

 朝8時5分名古屋の自宅発、雨がぱらついたが、すぐに止んだ。名四国道から国道477号を湯ノ山に向かう。湯ノ山からが鈴鹿スカイラインだ。昔は通行料金が必要だったが、償還されて今はタダでドライブが楽しめる。何度か急カーブの登りを走ると、ほどなく武平峠下の武平トンネルをくぐる。そこを出たところが、ちょっとした駐車スペースになっていて、既に4台の車が止まっていた。平日とはいえ、大連休で休みの人が多いので、ここからも結構登る人がいる。  

 ここから鎌ヶ岳を目指して、ゆっくりと歩き出す。ガスがかかっていて、御在所も鎌も見えないのが、ちょっと残念。10分ほど登ると武平峠に出る。ルートはササの平坦な道とザレ場の急登の繰り返し。トレースは、はっきりしていて迷うところはない。所々、小さなツツジのような花が咲いていて、目を楽しませてくれる。最後、胸突き八丁と呼ばれる、ザレ場の急登を登ると、ひょっこりと鎌ヶ岳の頂上に出た。頂上には、年配の方と若いご夫婦の2パーティーがいた。

武平トンネル ツツジのような花

 頂上は、風もなく快適だが、生憎のガスで眺望がきかない。頂上の岩に比較的新しいレリーフが埋め込んであり、それによると、鎌ヶ岳は別名"冠峰"とも呼ぶらい。10分ほど休憩して、もと来た道を下る。またまだ登ってくる人に出会った。中には、犬と一緒に登ってくる人もいた。犬はザレ場が怖くないのかな? 下山すると、皮肉なことに段々とガスが晴れてきた。帰りの車から、鎌ヶ岳と御在所の山並みが一望にできたのを喜びとして、名古屋に帰る。
武平峠 鎌ヶ岳頂上で

山名 鎌ヶ岳
山行日 02年05月02日(木)
メンバー 単独
行動記録 5/02 曇
8:05 名古屋発
9:45 武平峠着
10:58 鎌ヶ岳頂上
11:58 武平峠
14:10 自宅着


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