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　朝、暗いうちに名古屋を車で出発。柏原駅付近で登山道取付きが分からずに、少しウロウロしたが、７時に登山道着。すぐ北に見える伊吹山は、頂上あたりに雪があるだけで、これでは霊仙山もないなと思って登山靴を車に置いて、ジョギングシューズで登り始める。日陰に所々雪が残っている。快調に高度を上げていって、四合目避難小屋で一本。朝日を受けた伊吹山がちょっぴりカッコイイ。

ここまで毛の下着一枚で登ってきたが、六合目ぐらいから風が強くて寒くなってきたので、山シャツを着る。七合目手前の920mpの巻き道が凍結していて少々歩きにくかったが、993mpを越えると霊仙山のノッペリしたピークが姿を現わした。樹林帯からササになると風を遮るものがなく、とても寒い。途中、九合目避難小屋はほとんど倒壊していたが、学生時代に鈴鹿全山縦走した時に最後の夜を過ごしたのが懐かしい思い出だ。寒いので三角点を踏んだのみで、最高点はパスして下山。七合目付近で年配のご夫婦が登ってくるのに出会った。雪と泥でジョギングシューズがドロドロになったが、六合目から下は、落葉を踏みしめ快適に山岳ジョギングで下る。