誰も教えてくれない
『独学で気象予報士試験合格への秘訣』

気象予報士試験は、第28回までの平均合格率が6.1%(by 気象業務支援センター)であり、非常に狭き門です。更に、一発合格する人はごくまれで、合格率の高さを誇る某H社や某K社の体験談を読んでも、4〜7回目で合格する人が多く、10回以上や、最長24回目にて合格した方も見えます。こうして見ると、私の2回目で合格というのは必要最小回数のようです。何度でも挑戦して諦めない姿勢は正に敬服すべしですが、どうせなら、一発合格、だめでも2回目で合格を目指しましょう。以下、私が会得したコツをまとめましたので、ご参考にして頂けると幸いです。合格目指して頑張って下さい。

学科一般

 ・某大手U社の通信教育をまじめにやれば受かる。
 ・バイブル『一般気象学』を擦り切れるまで徹底的に読むべし。
  学科専門、実技にも役に立つ。

学科専門
 ・某U社の通信教育をまじめにやって、ノーミスでもギリギリ当落線上。
 ・過去問はできるだけやったほうがよい。似たような問題が出ることがある。
 ・某U社の通信教育では歯が立たないマニアックな問題が必ず出るので、
  気象庁HPで最新情報を入手したり、某H社の人が書いた『天気予報の技術』で
  勉強するとよい。
 引っ掛け問題が多いので、単純ミスは命取り。更に、マニアックな問題を
  
1問でも多く正解するのが合否の分かれ目。

実技
 ・某U社の通信教育をまじめにやっても、それだけでは全然歯が立たない。
 ・普通にやっていては75分はあまりに短く、時間が足りない。
 ・過去問を徹底的にやること。
 ひたすら書いて書いて書きまくる。(私は、新聞広告の裏面を利用)
 パソコン生活で失った漢字、文章作成能力、字を書く筋力を取り戻せ!!
 更には、問題を見ただけで出題者の意図が読み取れるまでやる。
 (採点者も人の子。気に入った解答を見ると甘くなる? 私は1問ですが会心の解答)
 聞かれたことだけ、聞かれた通りに答えろ。余分な詮索、回答は不要。
 ・前出の『天気予報の技術』、同じく某H社の人で書いた『実技演習例題集』がよい。
 最後は、過去問は制限時間の半分の時間でできるようにする。
 ・それでもダメだったら、某H社、某K社などの講習を受けてノウハウを教わるのも、
  結果的に出費を抑えられるかもしれません。
 (私は某U社の通信教育以外は独学ですので、詳細は各社のHPを参考に願います)

全般
 ・たとえ忙しくても平日でも最低1時間やる。更に、私は通勤で最低30分間は
 『一般気象学』を読むようにしました。(ちなみに、土日は約6時間)
 何のためにやるのかはっきりさせること。モチベーション維持が成否を分ける。
  私は、今回の試験合格を4ヶ月後のキリマンジャロ登山に間に合わせたかった、
  勉強を全くやらない息子に背中を見せたかった、など、強い動機がありました。

  単に好きだとか資格が欲しいという目的では、挫折する可能性が高いのでは。
 ・自分なりに高層天気図を見て予報を立ててみる、予想が外れたらその原因を調べる。
 (単なる失敗に終わらず、失敗の原因を知ることが大事)
 ・私に関しては、当り前のように学生時代から山で天気図を書いて予報してきた
  経験がかなり物を言ったと、後から振り返るとしみじみと感じます。ある意味、
  経験が物を言うというのは真実のようです。
多くの方が実技がつまづく中、私は
  山での経験に裏づけされた、妙な自信がありました。
 ・日頃の気象現象に興味を持ち分からないことがあったら調べる。地球温暖化、
  脱フロン、エルニーニョなど、最新の話題に興味を持つこと。


  

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