残念ながら棄権!!大会目前にしてアクシデント…

今年は、丁度大会日程と仕事の忙しさのピークが一致してしまうため、出場するかどうか大変悩みました。しかし、今年から土曜日の前日受付に出る必要がなくなって、当日受付でも可能になったので、土曜日が出勤でも出られるようなったのと、３０代最後となる大会なので自分自身の人生に一つの区切りをつけるため、悩んだ末出場することにしました。

たとえ完走が精一杯でも、自分がどこまで頑張ったかが明日へのエネルギーになると思います。われわれ一般トライアスリートにとって蒲郡の熱い夏は、年に一度の晴舞台です。たくさんの仲間に会えることが大変楽しみです。皆さん、頑張りましょう!!

コース
スイムが前述の通り競艇場内で狭いので少々バトルがあり、年によってコース違うが同じところを２周するので私のようにスイムが苦手だとウェーブスタートの後半の人たちに抜かれる時にもバトルがあるので苦労する。
バイクは平坦で非常に走りやすいが、コース一部に狭い個所があるので転倒に注意する。昨年からカーブの多いコースになり、コーナリングがうまくないと苦労する。
ここのランは、アスファルトの道が多く大変暑いので覚悟しておくこと。特に今年からスタート時間が1時間遅くなり、酷暑が予想される。

〔01年蒲郡トライアスロン完走記〕　　　（記録 : : 　 位／完走 人）

〔トレーニング記録〕

４／１〜４／３０
　　散々悩んだ末の大会出場。こんなに仕事が忙しくて、果たしてどこまでできるのだろう。過去にも忙しい時はあったが、大会日程とずれていたので何とか体調を調整できた。今度はモロに重なってしまう。しかも日頃のストレスがたまってきて、来年40になる身体を痛めつける。なんで、こんなにしてまでと、ふと思うこともある。しかし、今やらなきゃ自分が自分でなくなるという危機感が、結局出場の動機となった。４月は、まだそれほど忙しくなかったので、なんとか勘を取り戻す程度の練習はできた。 　　

５／１〜５／１０
　　5/6までは連休なので、スイム以外はそれなりにトレーニングできた。出勤だった5/2は会社から25kmを通勤ランで帰ると、なんだか疲れきった身体が元に戻ってきた気がする。バイクも久々にロードで練習、DHボジションの感触を楽しむ。ただ、スイムはその気になれず結局さぼり。30分が切れないのも、やる気の問題だと自己嫌悪に陥ってしまう。
　　5/7からまた会社が始まり、ストレスの日々が戻ってきた。初日は、8時半で比較的早く仕事が終わったのに、バイク20分、ラン1kmの妥協したトレーニングのみ。5/8火曜日は何とか8時半に終わってプールへ。1.5kmおよぎっぱなしで頑張る。あとは忙しくてまともにトレーニングできず。 　　

５／１１〜５／２０
　　結局、土曜日も出勤。帰りにスポーツクラブで練習したが、スイムのインターバルが無茶苦茶つらい。バイク、ランとこなすがランはヨレヨレで、もう情けないこと。年のせいとは思いたくないが、日曜日にロードでバイクの練習でダッシュしても、Max49kmが限界だったので少々筋力が落ちているかもしれない。今でもプレシッシャーにつぶされそうで、精神的にどうにかなりそうな状態なのだが、５月の後半は土日出勤が予想され大変先行きは暗い。あー、誰か何とかしてくれー!!
　　14日の週も忙しくて平日はまともに練習できない。夜寝るのが1時過ぎなのに、ここのところストレスが溜まって、毎朝5時に目が覚めてしまう。精神的な疲れが取れないのと、通勤に使っている東名阪自動車道がリフレッシュ工事で会社まで車で2時間かかるというダブルパンチで、もう倒れそう。また、土曜日は休日出勤だったので帰りにスイムの練習をしたが、ちょっとスピードが戻ってきたので、なんとかなるような気がしてきた。 　　

５／２１〜５／３１
　　もう忙しさの極致。月火水木と何もできず、ストレスが溜まって酒の量が増えるだけ。週末に挽回しようとしても、休みは日曜日だけなので、まとめてトレーニングするのも大変つらい。どうしても平日の疲れを取ることと、翌週への気力回復がメインになってしまい、追い込んだトレーニングまでする気力が湧かない。ゴールデンウィークでつけた体力が、なんだか落ちてきた気がする。 　　ここのところ、スイムでインターバルを数回やると、足が痙攣を起す。体力が落ちているのと、ストレスで身体のバランスが崩れていることのダフルルパンチのせいだと思う。 　　

６／１〜６／１０
　　 　　6月の第1週はついに土日返上で仕事。ランだけは暇を見てやるも、体力維持が精一杯。6/7にやっと仕事の山場を一つ越えて、チョッと落ち着いた。2日連続でスポーツクラブに通い、体力の回復に努める。特に苦手のスイムが全くダメで、何と50mが1分切れない。情けないのだが、これも昨年三重県に転勤になってから通っているスポーツクラブに時計がないので、感覚だけて泳いでいた報いなので仕方がない。これではいかんと思って、腕時計をはめてタイムを計ることにした。 　　

６／１１〜６／２０
　　 　　ちょっと仕事が一段落したので、帰りが早い時はプールに行くようにした。(といっても夜9時ぐらいだが…)時計で計っている成果が現れてきたのか、やっとなんとか50mが55秒ぐらいになってきた。あと50mが50秒、コンスタントに55秒ぐらいのペースで長距離が泳げれば言う事ないのだが。大会まであと1ヶ月では無理か。6/20に遂に大会の案内が来た。やっぱりこれが来るまでは出れるかどうか不安だったが、これでやっと本格的に気合が入る。
　　それにしても雨が多くて外で週末にバイクができない。17日は土砂降りの中を頑張ってラン11km。スイムが思うように伸びない。腕の筋力が落ちているのか、それともうまく水を掻けていないのか?

６／２１〜６／３０
　　 　　それにしても一気に暑くなってきたため、夜寝れずに体調を崩しそう。連日30℃を越すというのに、職場はクーラーがガンガンで涼しすぎるので長袖のカッターで防衛。暑さに慣れないといけないのに、これでは大変不安。つい喉が渇いて夜ビールを一杯飲むので、胃腸も弱り気味。
　　大会まであと半月となって、なんとなくレースのハーフォーマンスのイメージが湧いてきた。要は、如何に自分の能力・トレーニング成果を効率良く引き出すかが、タイムを左右する。そのためのイメージトレは非常に重要だ。うまく泳げる、早く走れる、ランで力を出し切る、そのイメージが本番でも生きると信じている。 　　

７／１〜７／８
　　 　　7月に入って、オホーツク高気圧が優勢になり、ちょっとしのぎやすくなったが、暑いのは相変わらず。暇を見てスイムの練習わするのだが、タイムが伸びず。50mで55秒がやっとで、連続して泳ぐと50m当り60秒をオーバーしてしまう。もう今更どうしようもないので開き直るしかない。そばで見ていた70才のお爺さん曰く、あんたの泳ぎは無駄が多い、もったいない
　　ランの方は何とか暑くてもそれなりに走れる自信が戻ってきた。まあなんとかなるだろう。 　　

７／９〜７／１４ 　　大会まであと1週間を切って、いよいよ気合が入ってきた。スイムもなんとかインターバルトレがこなせるようになってきて、あとはウェットスーツを着たときにどうかだけが不安。バイクも脚力が大分戻ってきて、カーブの技術に少し不安があるものの、そこそこのタイムは出そう。ランは、いつも通り後半の追い込みが期待できそう。

　　ところが大会2日前の金曜日に予想もせぬアクシデントが起きた。職場で仕事中、胸の真中当りに締め付けられるような痛みに襲われた。なんとか我慢できる程度だったので、様子を見ると1時間ほどで収まった。心配になって、会社の診療所へ行くと、そこでは判断できないので、ちゃんとした病院に行って検査を受けろと言われた。そこで、近くの総合病院にいって、心電図、超音波エコー、レントゲンなどの検査を受けた結果、特に異常はないとの診断であったが、異型狭心症の可能性があるとのことであった。そこの医者の意見では、レースに出場しても、異型狭心症は運動負荷とは関係がないので、まず問題ないとのことだが、もうあと2日しかないので悩んだ末、涙をのんで棄権することにした。

　　ここまで忙しさに耐えて、トレーニングを続けてきたのは何のため!?と無念の思いが募るのだが、ここで万一ということがあっては、はいそれまでよなので、今年はレースを断念することにした。当分様子を見るのと、もう一度しっかり検査を受けて原因をはっきりさせた上で、再起を目指そうと思う。ここまで、このページを読んでいただいた皆さん、ありがとうございました。また、いつかお会いしましょう!! 　　

７／１５　蒲郡トライアスロン当日