済州島トライアスロン Reoprt of Cheju Triathlon

期 間 1991.06.01〜06.03
旅 程 6/1 名古屋→釜山→済州島

    6/2 済州島トライアスロン

    6/3 済州島→釜山→名古屋

6/1
 念願のトライアスロンのデビューを果たすべく、いきなり済州島で実施されるSwim4km、Bike180km(島内2週)、Run42.195kmのロングの大会に参加することにした。国内のロングの大会は、なかなか初心者は参加できないため、中部トライアスロン連合主催の本大会で腕試しだ。当初の旅程では、レース2日前の5/31に現地に着いているはずが、主催者の手違いでレース前日の6/1着の便に変更された。なんとなく前途に不安を覚える。釜山経由で済州島に到着。公園のような広場に大会参加者が集められる。ところが、待てど暮らせど、ホテルへの送迎バスが来ない。結局、ホテルに着いたのは夜の11時。急いで、辛いだけの韓国料理で腹ごしらえをして就寝。

6/2
 いよいよレース当日。5時起床。レースは7時スタートだ。睡眠不足で眠いが、ここまで来たらやるしかない。バイクのセットを手際よく終えて、Swimスタート。2周の周回コース。沖に出るに従って、水温は冷たく、半袖のウエットスーツでは寒い。波も結構高く、おぼれそうになりクロールから平泳ぎに切替えて、ブイにつかまりながら折り返し、岸を目指す。あまりの寒さに、海岸の焚火にあたり、冷え切った身体を温めていると、もう再び水に入る気も起こらず、他の多くの人と同じく棄権することとした。しばらく焚火で温まっていると、"Swimで死者が出たため、大会中止"の報が!!愛知県大府市の40代の男性がSwimで心臓マヒを起こしたらしい。これほど水温が低いとの事前情報もなく、やはりという感じだ。中部トライアスロン連合の大会運営のずさんさは、後々問題となった。ともあれ、私のロングレース初挑戦は、Swim2kmで棄権となった。

6/3
 体力的にはともかく、精神的に非常に疲れた。帰りの飛行機の中で、トップトライアスリートの宮塚選手と城本選手が亡くなった方のため、募金を集めていた。ツアーもずさんで、肝心の済州島観光は全くできずじまい。今度は、ゆっくりと観光に訪れたい。

 

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