鳳凰山 (2/2)
− 黒部に備えて足トレ −
さて、地蔵岳から次は鳳凰三山の最高峰である観音岳を目指します。
ここからは縦走することになりますが、
最初の尾根を乗り越すといきなり北岳が視界に飛び込んできます。
北岳は鳳凰山から見るのが一番良いですね。
近さもあってか、やけに迫力を感じます。
いつ見てもすごいなぁと感動してしまうところです。
ちなみに北岳の後ろには間ノ岳と農鳥岳もあり白峰三山を全て見ることができます。
でも間ノ岳と農鳥岳は北岳の後ろに隠れていてちょっとしか見えないし、
遠いから小さいので見てもあまりガツンときませんけどね(笑)
残念ながら雲がかかっていて農鳥岳は綺麗に見えませんでした。
稜線から見た観音岳です。
観音岳は一度下ってからまた登り返します。
疲れてきているのでこの登りは結構きつく感じます。
観音岳の山頂に到着しました (^^)v
ここには山梨百名山の標柱がちゃんとありました。
標高は2840.4mです。
北岳をバックに記念撮影してみました。
ずいぶん雲が広がってきてしまっていたのが残念でした。
もう1時間ぐらい早く着いていたらもっと楽しめたと思いますが...
そんなに都合よくいかないものですね。
まぁ、仕方ないです (^^;
山頂から見た薬師岳です。
こちらは雲に飲み込まれそうですね。
ということで続いて薬師岳へ向かいます。
こちらはほとんど登りもなく平坦な道ですし、
距離も近いので歩きは楽です。
薬師岳の山頂に到着しました。
ここは2780mです。
後ろに北岳が見えてますね。
誰もいなかったのでまた記念撮影をしてみました。
背景がなんか中途半端ですけど、
そこにしかカメラを置く場所が無かったんです (^^;
携帯用の三脚でも買おうかな?
ちなみに頭のタオルは熱中症対策です(笑)
山頂の様子です。
ここも広場になっています。
ちなみに目の前の岩場の頂点が山頂です。
私は面倒だから登ったことありませんけどね(笑)
ちょうどいい時間だったのでここで昼飯を食べました。
またいつものガッツリ弁当です(笑)
ここからは中道コースを歩いて青木鉱泉へ下山します。
読めますかね? 「青木」「中道」と書いてあります
それにしてもかなりガスってきました。
下り始めて比較的すぐの所にちょっとした展望のある場所があるんですが、
あまりに視界が悪いので立ち寄らずにスルーしました。
雷は鳴っていないので天気は持ちそうな感じはしますが、
とりあえず雨が降らないことを願います。
綺麗なキノコがありました。
形からしてテングタケの仲間みたいですが...?です。
テングタケ科は有毒が多いので気をつけましょう。
山頂から40分ぐらいでしょうか。
御座石に到着しました。
御座石はデカイので離れないと全体が入りません(笑)
中道コースはずっと樹林帯の中で道が狭く急坂で歩き難いです。
下ってきたら次第に空が晴れてきました。
山にだけに雲がかかっていて下界の天気は悪くなかったみたいです。
薬師岳の山頂から1時間ちょっと下ると道が緩やかになります。
ちょうど広くなった所があったので休憩しました。
水は鳳凰小屋で1リッター確保しましたが私は足りましたね。
その先で植林帯になります。
ここまで来れば道も広くなり歩きやすくなります。
最後に登山道が林道を渡る所があります。
ここまで来ればもう少しです。
ちなみに中道コースでのチェックポイントは御座石とここぐらいでしょうか。
これといった見所も無くてひたすら樹林の中を歩くので
コースとしてはあまり面白味がありません。
ということで車止めの登山口に到着しました (^^)
ここまで山頂から2時間20分でした。
ちなみにここは車を数台止めるスペースがあります。
でもあまりたくさん車が止まっているのは見たことありませんけどね。
ここからは林道を30分ぐらい歩けば青木鉱泉に戻れます。
私が林道を歩いていたらたまたま知り合いが車で通りかかりました。
いやぁ、偶然ってあるもんですね(笑)
ということで最後まできちんと歩かないというのはちょっと気になりましたが、
ありがたく車に乗せていただき最後に少しだけ楽をさせてもらいました (^^)v
ちなみに青木鉱泉では入浴もできますし、生ビールもジョッキで飲めます。
よろしかったらぜひどうぞ (^^)
そういえば去年に歩いた時は中道の下りで膝が笑ってしまい、
歩くのが結構大変だったんですが、
今年は疲れてはいましたけれど、特に問題ありませんでした。
去年よりも足はできているってことですかね。
とにかくこれで黒部の山越え対策もバッチリだと思います (^^)v
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