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原さん、お久しぶりです。皆さん、イワナ釣りが出来てうらやましいです。 この二年間一回もイワナ釣りに行っていません。替わりにまたボウズ覚悟で 下記の釣行にいきます。長江には学術的にはイワナは生息していないとあります。 しかし旅行者の方でイワナを見たとの、情報も有ります。個人的な感想ですですが、 イトウがいればイワナもいてもおかしくないような・・・・ 去年の6月から企画した、青海省長江源流トラウト探索釣行もいよいよ 6月4日スタートです。開高 健氏が海外のイトウ釣りの候補地選定の時、 実は長江源流の長江イトウも候補に上がりましたが、データが少なく 状況わからずにこの地は選ばれませんでした。 こんな物好きな企画に3名も同行者がいました。 ボウズ覚悟・アクシデント覚悟で募集し、全員ボウズでもかまわない、 チャレンジしたいとのこと。でも企画者としては、せっかく行くなら なんとか1匹でもトラウトの顔見たく、場所は2回変更になりました。 最初は青海省長江本流の、曲麻菜近辺(標高3600m以上)を考えていましたが、 地形図みていて清水河に変更しました。ところが青海三江旅遊有限公司の方から、 標高が4500m以上有ると聞いて、高山病怖く他の場所を探しました。 最終的に決めたのが、青海省果洛州班瑪の 長江大支流→大渡河上流→大金川上流→麻ニ柯河です。 この近辺は原生林が生い茂り、豹が3種・熊・狼・毒蛇がいるおもしろいところです。 目的地の班瑪の標高は3600m、実際に釣る場所は3600mから4000m近くの 標高です。情報ではレノック(コクチマス)は生息しているとのこと、 長江イトウは ? でした。参加4人のそれぞれの目的は、 malmaさんはレノック・長江イトウをルアーと竿で狙い、 更井さんは本流でイトウ用タックルで挑み、 川田さんはイトウ生態研究のため参加、僕は源流でイワナ探してみます。 メンバーの方よりレノックの釣れる可能性は95%、イトウの釣れる可能性50%、 イワナの釣れる可能性5%との予想いただきました。 6月5日西寧夕方到着後、そのまま車で出発して朝方休憩3時間、 更に車を飛ばし目的地班瑪に6月6日夜到着(ふらふらになりそう)。 7日から10日午前中まで釣り。11日に西寧に帰着の予定。 現地では多分テント生活を予想しています。12日には全員西寧から 上海・北京をめざし出発帰国予定です。多分予想外のアクシデントが起きるでしょうが、 全員が無事に帰ってくることを目標に遊んでくるつもりです。 帰って落ち着いてから結果報告させてもらいます。mailto:funato@palette.plala.or.jp
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舩戸さん、こんにちは。 って、もう出かけちゃってますね。(^^; 応答しなくて申し訳ありませんでした。m(_ _)m 長江の源流釣行には3名も参加者が いらしたそうで安心しました。 当初は単独でも...とおっしゃっていましたが、 やはり仲間がいた方が心強いですしね。 きっと張りきって出発されたことでしょう。(^^) 予定だともう現地にいて釣りも二日目ですね。 ちゃんと釣れてるのかなぁ... というかそれよりも無事なんでしょうか?(^^; いずれにしても遠い空の下で 舩戸さんらのご無事と釣果をお祈りしております。 これを読むのは帰ってきてからですね。 無事に帰ってきたらぜひHPで紹介して下さい。 長江源流がどんな所か見るのをとても楽しみにしています。 よろしくお願いしますね。(^^) それから最初の記事は消しときました。 こちらも遅くなってすみません。(^^;
HARAさん、無事に帰ってきました。書くことと写真いっぱいあって、少しずつしか 報告できませんが、お願いします。最初に6月4日と5日分です。 6月4日 深夜12時銅陵市の工場を出発しタクシーで無湖汽車駅に向かう。 01:30無湖汽車駅着。黄山始発で02:47無湖発上海行きN520に乗り込む (画像0604A・0604B・0604C)。 軟臥の4人部屋だが他の客は一人もいない。こんなに空いているのは始めてで、 おかげですぐ熟睡。上海駅着09:45、気温26度。浦東空港で更井君、 そのあとmalma君と落ち合う。待っているとき、AIR代理店より電話有って、 明日の東方航空MU2299西安16:00→西寧17:10が飛ばないから HU208の19:50便に変更との連絡有り。西寧到着が遅くなりそうで、 最初のアクシデント。上海駅近くのホテルにチェックイン後、更井君・malma君は 始めての中国なので、全聚徳で北京ダック等の料理を楽しむ(320元)。 6月5日 朝06:00ホテル発タクシーにて虹橋空港06:50着。気温26度。 MU2502にて30分遅れで飛び立ち西安に10:30着。温度24度。 カウンターで西寧行きの時間が早い便を探すと15:40が有るので変更。 上海のコンピューターでは夜の便しかないのに、ここでは便が有るから不思議だが、 とりあえず早く西寧に着くから喜ぶ。西安を飛び立って最初だけ地上は緑があったが、 しばらくすると緑の全くない土色の世界が続く(画像0605A)。 そのあと少しだけ緑の有る世界(画像0605B)。そのあと土色の世界。 最後西寧着陸前(画像0605C)が緑と土色混在の景色でした。 17:00に西寧空港着。温度は24度で意外と暖かく、標高2150m。 青海三江源探検旅遊有限公司の林さんと川田さんに、空港まで出迎えに来てもらい 無事に落ち合う。そのまま事務所に向かい(画像0605D)、荷物を整理し トヨタワゴンで18:00出発。日程に余裕が無いためこのまま宿泊無しで 目的地班瑪まで向かう。夜22:00頃高度が3200mになり皆でさわぐ。 その後さらに坂を上り高度3600mに達する。全員初対面だがトラウトの話で 盛り上がり、なかなか寝付けない。深夜12:00頃海南蔵族自治州貴徳県で黄河を渡る。 停車して見学。大阪の更井君が始めて黄河を見ての感想、「黄河は青くて淀川より小さい」。 画像を見られる方は下記のページにUPしてあります。 http://www11.plala.or.jp/funatohome/chinaturi/200406turi.htmmailto:funato@palette.plala.or.jp
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6月6日 夜の間はずっと月明かりの下、赤茶けたような景色なのがページをめくるように 緑の世界に変わる。海抜は3200mから3800mの間を上下する。 朝日の出の頃の景色(画像0606A)。朝06:30に果洛蔵族自治州瑪沁県拉加鎮で またずっと迂回してきた黄河にであう(画像0606B)。 ほとりにはチベット仏教の拉家寺(画像0606C・D・E)がそびえ、少し観光 。巨大なマニ車があり廻すがとても重い(画像0606F)。ここの黄河の高度は 3000mで水青し。水量はぐっと減って、木曽川位の水量。 08:30に右側に雪をかぶった6282mの瑪卿崗山が見える。 川田さんも更井君も山が大好きで止めて写真を撮る(画像0606G)。 08:45瑪心県大武鎮に着き朝食。高度3800m。ここまで来ると チベット色が濃くなり、看板も漢字とチベット語が併記されている。 お坊さんが生活困難のため喜捨するよう頼まれる(画像0606I)。 10:15黄河→格曲川→蛙格馬谷(画像0606J)にて休憩。 黄河源流の水は澄みきって透明で冷たく、8度前後。谷にて死んだ泥鰌 (画像0606K)を拾う。また鰍と川虫がいる。温度は思ったより寒くなく、 快適にて高度は4200m。10:45瑪心県と甘徳県を分ける峠を越える。 高度は4460mあり、今までの最高高度。瑪心以降海抜は4000mから 4400mが続く。高度の影響・ずっと車の中で寝不足・車の震動等で疲れる。 malma君だけは全く寝ていないのにすずしい顔で元気いっぱい。他の3人は疲れ気味。 14:00頃黄河水系と長江水系の分水嶺の峠をこえる。 峠を越えて流れる河の名称は長江大支流→大渡河上流→大金川上流→麻尓曲→ 瑪柯河→満掌河(画像0606L)。けれど満掌河の流れはヤクと山羊の放牧が盛んで 水はそんなに綺麗でなく、木もほとんど無い。途中チベット仏教の旗が立っている山が 多数あり(画像0606M)、またりっぱなお寺が有る(画像0606N)。 本には班瑪を流れる長江は原始森林の間を流れると有るが心配になる。 途中から少しずつ木が有るようになって、18:00目的地の 果洛蔵族自治州班瑪県塞来塘鎮にやっと着く。ちょうど24時間、遠かったです。 けれど木が少ない。これではトラウト生息していないと思い、少し暗い気持ち。 ホテルチェックイン後食事、この河の下流40kmで捕れた青海湖裸鯉 (俗称:湟魚)を食べる。店の人の話ではそこの支流は木がいっぱい茂っているとのこと。 期待しながら熟睡。 画像を見られる方は下記のページにUPしてあります。 http://www11.plala.or.jp/funatohome/chinaturi/200406turi.htmmailto:funato@palette.plala.or.jp
6月7日 朝7時起床、昨日寝る前は頭が重かったが、ぐっすり寝て体調良好。 公安にパーミットのハンコを押してもらうため出発は9時頃。 青海省大渡河上流天然林保護のゲート(画像0606O)によって、 ここでチベット族とのトラブル防止のため地元ガイドの王さんを雇う。 チベット族は魚を捕らない・食べないため、魚釣りで過去にトラブルがあったとの事。 川田さんが、王さんから状況を聞く。王さんいわく、彼は1970年にここに赴任してきた。 当時は150cm前後の魚が沢山捕れたの事。これを聞き皆が興奮する。 捕獲方法はダイナマイトを使い淵で捕った、現在はそんな大きい物捕れない。 魚名はわからないが、150cmになるのはこのあたりでイトウ以外考えれない。 目的地の支流から下にダムが4年前に出来たとのことで、先にダムを見に行く (画像0606P)。ダムの下流(画像0606Q)で更井君が、今回釣行の1匹目を ルアーでゲット。釣れたのは青海湖裸鯉(俗称:湟魚)の20cm前後。 今日の目的地の子木達谷に移動する。テントを貼った場所はお花畑で花に気の毒だが 上にテント設営(画像0606S)、その前を流れる谷は少し細すぎて・・・・ (画像0606T)。高度は3600m。イトウは本流で釣るのは難しく、 産卵期に谷に遡上するときが釣れる時期で、遡上ポイントと時期をピンポイントで あわせる必要が有るとのこと。難しそうだが、とりあえず僕とmalma君は餌、 更井君はフライで挑戦。僕は5.2mの竿でチョウチン仕掛け、餌はミミズにて、 イワナの好きな落ち込みの淀みに投入、すぐにアタリ有ってあげると、青海湖裸鯉。 以後ワンポイントで2匹前後釣れるが全て裸鯉。大きさは最大で28cm前後 (画像0606U)。同じポイントで3匹でも釣れるが、型が小さくなる。 更井君のフライでも同じ裸鯉。キャンプ地のそばを流れる谷は全て裸鯉のため車で 上流に移動。谷が二股に分かれた所で全員降り(画像0606V)、3人は本流、 僕は小さい支流に挑戦。奇跡がおきてイワナ等トラウトが釣れないかと竿を出すが、 どんなポイントでも裸鯉。日本だとこんな所に鯉科の魚など考えれなく、 イワナ以外生息しないような源流まで裸鯉(画像0606W)。チョウチンも短くなり、 50cmでも竿を出すのが難しくなって納竿。調理時、お腹を見ると確かに本に書いて あるように、紫外線保護のフィルム状の物が内蔵を覆っている(画像0606X)。 トラウトは釣れなかったが、トラウト以上に釣った人が少ない裸鯉を釣って満足、 今日朝からみた景色も最高でこれも満足。夜は釣った裸鯉料理、1キロ120元の 高級魚をたっぷり食べる、とてもおいしい。料理も後かたづけも、 全て青海三江源探検旅遊有限公司 の林さんと運転手がしてくれて、 こんな贅沢なキャンプは始めての経験。キュンプファイヤーをしてから就寝。 画像を見られる方は下記のページにUPしてあります。 http://www11.plala.or.jp/funatohome/chinaturi/200406turi.htmmailto:funato@palette.plala.or.jp
6月8日 06:30起床、夜雨が降るが、朝は曇り空。朝食はまたまた湟魚料理。 車でダムより下流に下り、支流が有ったので車を止め、本流に更井君、支流に僕が入る。 川田さんは見学、malma君は花の観察。谷の名称は貢洵谷で渓相は甘く採点して なんとか合格点。大きい物釣るなら本流だが、習性としてどうしても小さい谷に引かれる。 最初の1投ですぐ釣れる。残念ながらまた裸鯉。ずーっと遡上するが、相変わらず裸鯉。 この谷も裸鯉以外の魚は釣れなく、トラウトは生息していない。車で更井君と落ち合う。 やはり裸鯉で、60cm前後の大物もいるが小物しかヒットしないとの事。 多分炎天下の真っ昼間のせい。昼4時頃テント設営場所に戻る。林さんが水たまりで 泥鰌を捕ったと見せてくれる(画像0607A・B)。malma君が花の ホームぺージも持っていて、とても詳しく教えてもらい写真を撮る。青いケシ、 ピンクのケシ(画像0607C・D)、それに見当もつかない珍しい花の写真を撮る。 ここは夜8時頃から暗くなり始め9時頃まで明るく、そのため夕食後でも釣りが出来る。 僕は食事用にキープ、更井君はフライで釣っては放しを繰り返している。 また夜9時頃雨が降り出し、テントに避難。今日も裸鯉のみ。イトウのにおいも無く、 レノックの形跡もなし。日本で長江イトウに一番詳しい、イトウ生態研究家 川田さんの推理 「林さんによると車が通れる道が1980年頃出来、 四川省の省境までの200kmにダムが4個か5個出来たとの事。もし生き残っていても 個体数少なく、遡上する谷と時期をピンポイントで見つけないと、イトウを釣るのは難しい。 あとは本流にいても水量多すぎて、やはり遡上する谷と時期を見つけるのは至難の業、 メコンイトウは見当もつかない。」 イトウの姿は見えないが、川田さんは 過去イトウが生息した現場に来たことだけで意義が有ると喜んでいました。 イトウを愛する心が伝わってきました。malma君は6月でこれだけ花が咲いているとは 思わなかった。普通花の観察は7月に来るから、6月しか咲かない花が見えると写真を いっぱい撮っていました。また同郷の岩手の人が青海省の6000m級の山に、 僕たちより先に来て今登山中なので、明日は僕たちも少し劣るが4000m級を 登ろうと計画。mailto:funato@palette.plala.or.jp
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6月9日 朝08:30出発。 6月11日に中国科学院西北高原生物研究所 青藏高原生物標本館の長江イトウの標本を見学許可が下り、 それに間に合わせるため、時間が無いので長江水系はあきらめ、黄河水系に向かう。 本当は川田さんが、釣りの前に青藏高原生物標本館にてデータを集める予定だったが、 研究員が採集旅行に2週間出かけ不在のため、釣りが終わってからの見学・取材予定となった。 13:00満掌山第2峰に苦闘の末、4人とも無事に登頂成功(0609A・B・C・D)。標高4290m。 3日間青蔵高原で寝て高度対応を体がしたため登れた、最初の頃なら少しの運動でフーフーいっていたため不可能だったと思う。 ガイドの林さんによると、地元の人が登った可能性有るが、外国隊初登頂の処女峰との事。 アイガーより高く、穂高・槍ヶ岳等をはるかにしのぐ高度で雄大な景色を楽しむ。 残念ながら、主峰は4551mでマッターホルンより高く、我々の挑戦を拒む。 更井君は24才にして、穂高8回・槍ヶ岳も数回登っているベテランで、彼の先導ルート開拓で全員登れました。感謝感謝。 下山以降、瑪沁に向かってひた走る。途中、マーモットがのそのそ巣穴に向かって走る。 ちょうどブルドック位の大きさだが、林さんによると、いざとなると凶暴でチベット犬さえ、牙でかみつき食い殺すと聞きおどろく。 また鼠兎がいっぱいいる。長江黄河分水嶺を越え、17:20黄河西柯谷で黄河水系初めての竿を出す(0609E・F・G・H・I)。 高度4050m、水温7度。すぐ,mlama君が尺近い裸鯉を釣る。 更井君もフライで小さいが記念の最初の1匹を釣る。 これは海抜4050mでフライで釣った世界最高高所の記録です。 またフライで裸鯉を釣ったのも更井君が世界で初めてです。 タックルはここでは、ロッド:フリーストーンFV833P・3番5ピース リール:コータックです。 ちなみに長江で使ったタックルはロッド:GルーミスクロスカレントGLX・8番 リール:エーベルBG・2番でした。 海抜4050mの高度で、延べ竿で釣ったのもひょっとして川田君と僕が日本人として初めて?。 (青海省高級ガイド林さんによると、チベット地区にトレッキング・登山・花見・バードウオッチング等でツアー客は来ているが、 釣り専門では初めてのことでした。 ★ちなみに青海省には国家認定の高級ガイドは4人、中級は60人位、その下のクラスはたくさんいるそうで、 林さんは数少ない高級ガイドで、日本語・英語・チベット語・北京語・西寧語を放し、 鹿児島の大学院で2年間研究生活をおくった頭脳優秀・性格秀逸・サービス精神にあふれる青海省ナンバーワンガイドです。) 気温10度で風強くとても寒く、30分くらいで釣りを切り上げまた瑪心に向かって走る。 途中18;30黄河格曲谷で再び竿を出す(0609K・L・M・O・P)。 海抜3750m、水温8度。不思議となにもつれない。 けれど、タモで魚・泥鰌を掬う。 今度は風が無く、温度も先ほどより高く寒くないから、みんなで騒ぎながら掬うが、ここの魚はのろまで簡単にタモで掬える。 写真の背中に黒の斑点が有るのは、トラウトそっくりだがアブラビレが無い(0609N)。 19:15瑪心県大武鎮着mailto:funato@palette.plala.or.jp
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舩戸さん、お帰りなさい。(^^)/ 場所が場所だけに心配していたんですよ。(^^; とにかくご無事でなによりでした。(^^) 釣行記はこちらにもわざわざUPいただきましてありがとうございます。 結果としてトラウトには出会えなかったのでしょうか? って、まだ報告途中なのに結果を急いじゃいけませんよね。すみません。(^^; 天気の方は概ね良好だったみたいで良かったと思います。 写真も見させていただきましたが、 やはり日本とはスケールが違いますね。(さすが中国です) って、当たり前なんですけど。(^^; ちなみに6/7、8は日本の渓流っぽい感じの雰囲気がありましたね。 あっ、延べ竿でチョウチン仕掛け、餌はミミズってとこが少し笑えました。 6/9は標高4000m以上のだそうでさすがにすごい所ですね。 もう周りに木々なんかは全く見あたりません。 そんな所にも魚がいるんだ〜と驚いてしまいました。 釣行記の内容からは楽しい旅だったということがよく伝わってきます。 本当に行って良かったですね。(^^) それにしてもこういう釣行記を読んでしまうと 本当に冒険心をくすぐられます。 自分もなんかすごいことやってみたいなと思ってしまいました。 まぁ、実現できるかどうかは別の話しなんですけどね。(^^; では続きも楽しみにしています。
HARAさん、こんにちは。 残念ながら生きたトラウトには会えませんでした。 イトウは雲をつかむような話、レノックは煙も立たず、イワナは 陰も形も無し。 でも滅茶苦茶楽しかったです。初めての仲間ばかりでしたが、 全員アウトドアー好きで、トラウト好きばかりなのでおもしろかったです。 イトウ研究家の川田さんは釣りされず、みんなの釣るのをずっと写真撮りながら 見ていました。malmaさんは釣り40%、花の写真60%、更井君は 釣り99%でそれぞれスタンス違い、これもおもしろかったです。 それと。全員タバコ吸いませんでした。林さんに言うと、 青海省にトレッキング・登山に来る人は、タバコ吸う方の方が珍しいとの事。 多分そのおかげで、全員高山病にならなかったような気がします。 HARAさんの今年の釣行記楽しみにしています。mailto:funato@palette.plala.or.jp
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6月10日 朝7時発。途中巨大な鷲が道ばたにたたずむ。 車降りて見に行くが羽ばたいて逃げる。そこに掛かっていた針金の橋。 針金の太さ2mmくらいで4本で出来ている。揺れるし切れそうでとても怖い橋に チャレンジする更井君(0610A)。11:30高原が広がり山が遠くになり、 地平線が見えるところが多く、雄大な景色を楽しむ(0610B・D)。 道もまっすぐ遠くの山まで続き(0610F)、王加村の峠で休息。 青海山羊・ヤク多数(0610G・H・I)。貴徳鎮で黄河の橋を渡る(0610J)。 水は黄河とは思えないくらい澄み切っている(0610K)。 もちろん源流はもっと透明でしたが。貴徳を過ぎてから、山は茶色に変わって緑無く、 家も泥で出来ていて、とてもほこりっぽい(0610L)。天国の様なところから、 絶対住むのはいやな場所に変わる。20:30西寧に到着。mailto:funato@palette.plala.or.jp
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6月11日 朝9時に中国科学院西北高原生物研究所青蔵高原生物標本館に行く (0611B)。ところが目指す ゴさんは不在で替わりに陳研究員が応対してくれる。 ゴさんにメコンイトウがどこで捕獲されたとか色々聞きたかったのに残念。 でも陳研究員がとっても親切で、かつ美人で喜ぶ。最初に1回の展示室の鍵を開けて 見せてくれる(0611B)。一番目につくのが、鳥類と哺乳動物の剥製。 中央に青海省に立体地図が有り、標本採集地点に赤いピンがたててある。 魚類は奥にあり20点ほどが展示してある。特に目をひいたのが、 黄河源流4200mの双子湖に住む鯰(0611F)、形が逆3角形で普通の鯰と 形が違い、凶暴そうで驚く。更井君もこんな鯰が黄河源頭にいるなら、 釣りたいとの感想。僕も釣ってみたい。あと裸鯉も60cmクラスの成体 (0611E)になると、僕たちが釣った物と形がことなり、とても迫力が有る。 魚類の手前には昆虫、あと植物の押し花も展示してある。本当は部外者参観禁止だが、 前もって林さんから頼み込み特別に参観許可を取る。目当ての長江イトウは2階の 展示室に有るとのこと。陳研究員の案内で2階へ。写真のように最新の保管庫が有り、 取っ手を廻し、いよいよ長江イトウと対面(0611A)。60cm強の魚体で、 確かに大きなアブレビレがついている。全員が感激して見ている。この魚体を見学に 来た日本人は初めてとの事。イトウ生態研究家の川田さんによると、この魚体は渓流に 住むイトウの形をしている。写真は撮影禁止だが、研究者はOKとの事で、 川田さんには撮影許可がおりる。この写真が日本初公開の長江イトウの貴重な写真です。 またレノックの標本を探すが無し。陳研究員によると、標高5000m以上の 環境厳しく無人地帯で有名な可可西里地区の湖にも、魚が生息しているとの 貴重な情報有りました。可可西里地区の釣りを試みる方は、 ホームページ未知なる釣り場の〔5〕鳥蘭鳥拉湖を参照してください。 多分こんなとこ誰も行けそうも有りませんが(^o^)。全員非常に満足して 陳研究員にお礼を言い、別れを惜しむ(0611L)。 昼からは各自自由行動で、観光し、おみやげ等を買う。mailto:funato@palette.plala.or.jp
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6月12日 いよいよ今日昼から青海にお別れ。林さんが、観光地どこにも行かないのは、 せっかく青海省に来ておかしいといわれ、せめてタール寺位の観光を勧められ連れて 行ってもらう。お昼から飛行場に行き、malma君だけ北京の為、 先に3人で上海に向かう。上海で3人もそれぞれ目的地が違い解散。 4日から12日まで9日間も一緒に行動したが、長い感じがしず短かったよう・・・。 生きた長江イトウ・レノックには巡り会えなかったが、すばらしい所に行けて、 そして同行した川田・malma・更井さんのおかげでとても楽しかった。 またガイドの林さんは一生懸命サービスしてくれて感謝の一言。また来年もチャレンジ・・・。 HARAさん、長々とおじゃましました。結局トラウト見れませんでしたが、 とっても楽しかったです。mailto:funato@palette.plala.or.jp
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舩戸さん、こんにちは。 釣行記がやっと完成しましたね。(^^) 今回はトラウトには会えなかったそうで残念に思います。 でも良き仲間達と一緒に楽しい旅ができたそうでなによりです。 まぁ、釣りに行っているわけですから、釣果があればいいに決まっています。 でも釣りは単に結果だけじゃありません。 今回の釣行は舩戸さんがずっと想いこがれてきた場所でしょうし、 それが実現できたわけですから旅の間のプロセスだけでも 十分に楽しまれたのではないでしょうか? うらやましい...本当にそう思います。 それにしてもずいぶんいろいろな魚がいるんですね? 長江イトウの写真はすごい迫力でした。 貴重な写真だと思います。 なんだか150cmクラスの魚(^^;もいるみたいですし、 そんな話しを聞いたらまた行きたくなっちゃいますね?(笑) 今回の釣行は情報収集なども含め 次へつながる一歩にもなったと思います。 ということで来年もまた再挑戦されるみたいですが、 次の機会ではぜひ夢を実現させていただきたいと思っております。(^^) 今回は本当にお疲れ様でした! PS:私はヘビースモーカーだから高山病になるかもしれません(笑)