いい魚達との出会い

− シーズン最後に最高の一尾 −



いい魚達との出会い1  この沢は私が奥秩父の水晶谷に泊まった時、テン場を共にした人から教えてもらった沢である。

 当時は尺クラスが確実に釣れる釣り場だったのだが、釣り人が入るようになってからきびしくなった。
とは言っても人が入るのはまれな源流域、まだまだ期待できる。
ここは数を釣るのではなく、水チョロチョロの源流部で大型の一発にかけるというおもしろい釣り場である。
大物狙いでひさしぶりにこの沢を訪れてみた。

いい魚達との出会い2  最近、ずっと降り続いていた雨の影響で水が流れている。
川なのだから水が流れているは当然なのだが、普段は部分的に伏流してしまう所もあるぐらい水量が少ないのである。
普段の川を見たら「えっ、こんな所に魚がいるの?」と驚いてしまうはず...

いい魚達との出会い3  伏流ぎみの区間を過ぎると次第に水量のあるポイントが出てくる。
今年は雨が多かったので入る人は少なかったようだ。
いつもよりあきらかに魚影は濃かった。
しかし、いくら出ても型は20cmそこそこだった。

いい魚達との出会い4  魚止のひとつ手前まできた時は、さすがに私はあきらめた。
しかし、あきらめ半分でほうり込んだ餌に、何と待望の大物はきてしまったのである。
このイワナは丸々と太っていて実に美しかった。
これがいわゆる本当のいい魚というやつだ。
これがあるから釣りはやめられないのである。

いい魚達との出会い5  家に帰ってサイズを計ったら体長は約33cmだった。
もう一匹キープした25cmがやけに小さく見える。
シーズン最後はこのイワナのおかげで思い出に残る釣行となった。
これからもいい魚達との出会いを求めて、いろんな所で釣りをしていきたいと思っている。



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