性懲りもなく、また日本陸軍コスプレで入場してきたちしまつ。あまりウケてないと思われるが、本人の自己満足だから良しとしよう。いい試合すりゃ、チャラだ。
試合は……終始ドタバタ。ミドルがポンポン入るのに、力んでパンチ一辺倒。後半ローも入るのに、ローの練習してないから効かせられない。会長が「ヒジ!ヒジ!」と指示するのでその通りにするのだが、練習してないものできるわけない。案の定、相手のヒジを何個かもらい、本人「危険だ」と自粛したようだ。賢明です。3R終了直前、相手がバランスを崩し膝をついた。すぐに立ち上がった相手に対しハイキックを入れてダウン。そこでゴング。最終ラウンドはゴングに救われるので、カウント途中で試合終了。判定30対27で試合終了。一応、ダウンがなくても勝っていたとするポイント差だ。
相手選手がヒザをついたのは一瞬。それもすぐ立ち上がった。あれは攻めてる選手は止まらない。ヒザをついた瞬間に、レフェリーが間に入ってブレイクしなくちゃいけない。タイ人のレフェリーだったら、あれは100%ブレイクできる。単純にレフェリーの力量の問題。タイのレフェリーはそれで生活しているのだろうし、日本人レフェリーにそこまで求めるのは酷かもしれないが、レフェリーの善し悪しは事故に直結す
る。頑張ってほしい。
さて、ちしまつ。怪我をしたりとブランクもあったのだが、1年前から進歩なし(本人も自覚してると思うが)。そういう練習をしてこなかったのだから、当然といえば当然。試合前だけ本気になったってたかが知れている。相手選手には申し訳ないが、一年前の千島の力量を考えたら、今回の試合はもっとしっかり勝つべき力関係の試合だったと思う。