山野の林下に生える多年草。高さ30〜60センチになる。 上部に対生する葉を相接してつけ、輪生状に見える。葉には短い柄があり長さ8〜15センチ、縁に細かい鋸歯がある。 茎の先に数個の穂状花序をだし、小さな白い花を付ける。花弁はなく3個の雄しべがまるく子房をつつむ。
狭山緑地では5月10日頃に開花する。この写真の撮影は5月18日に撮影、上の写真は花が小さく1本しかない。下の写真は名前の通り2本の花茎がある、葉の映りが悪く質感や色の再現が悪いが実物は上の写真に近い。 和名は静御前とその亡霊の舞姿に例えたものという。 穂が2本のものが名前にふさわしいが、実際は1本のものから5本あるものまで様々である。 |