迎え角と竹とんぼの特性

  竹とんぼの飛行特性は沢山の要素が関係していますので簡単に説明することは難しいのです。
ここでは「サンドペーパーのみで作るひねり竹とんぼ」を例に、「迎え角」(ひねりの大きさ)・軸の長さと飛行特性について説明します。


  飛行高度が高い 飛行高度中、距離中 飛行高度低い、距離大
迎え角 25度 15度 10度
軸の長さ 14センチ 13センチ 12センチ
解 説 手元から急上昇し高い高度が得られる。

斜め前に飛ばしても、軸が長いので直ぐに真上に方向を変えて上昇する。

迎え角が大きいので軸が短いと姿勢が保てない。

中間的な飛行特性を持った竹とんぼ。

迎え角を少し小さくしているので軸を短くしても姿勢を保てる。

斜め前に飛ばすと飛行距離が長くなる。

軸の長さを短くするのも距離を出すポイント。

軸が短くても迎え角が小さいので姿勢は崩れない

用 途 広場や体育館で飛ばして遊ぶのに適している。

高く飛ぶのが最も感動を与えるようです。

高度も高く水平距離も長く飛ぶのでキャッチ竹とんぼ遊びに最適な竹とんぼ。 天井の低い場所で飛ばすのに適している。


  ここで説明したことを参考に種々な飛行特性の竹とんぼ作りに挑戦してください。


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