竹ぽっくりを作ろう
地元のプレイパーク準備会の人たちと知り合った。
遊び道具は与えられた物でなくて親と子供で力を合わせれば作れ、安価で、自然材料を使った物がいい。
彼女たちの子供時代にした遊びの中に“缶けり”があった。缶けりの話しから“かんぽっくり”を思い出した。 そこで、空き缶の代わりに孟宗竹を使って作ることにした。空き缶でなく竹が材料なので“竹ぽっくり”である。
漢字では『木履』と書いて“ぽっくり”と読む。 普段履きではなく、晴れ着の時に履く。普通の下駄より高く作られていて、これを履くと目の位置が高くなり、チョッピリ大人になったように感ずるのではないかと思う。
いま流行の厚底靴を履いたのと同じ気分なのではないか。 底を丸くくり抜いてあるので、ここに音が共鳴して独特の軽快な音が出る(擬音としてポックリ)、又鈴を仕込んだものもあった。
なかよし こよし いつでもならんで ポックリ ポックリ あるく
1.材 料
(1)孟宗竹 ・・・・・ 直径 7〜10センチのもの 1組の竹ポックリを作るのに2節ゆっくりと乾燥させて割れのないものがよいが、切り立てでも作れる。 (2)ひも ・・・・・ 梱包用に売られているプラスチックのもの 3メートル程度
2.道 具
(1)のこぎり ・・・・・ 竹引き鋸か、出来るだけ目の細かい鋸(2)ドリル ・・・・・ 直径5ミリの穴を開けられるもの (3)サンドペーパー ・・・・・ 中程度の荒さのもの
3.作り方
(1)竹を一節ずつに切り離す☆ 一方は節の上で、もう一方は次の節の上で 2個作る。 ☆ 二つは同じ高さに 小さい子供用には低く、身体能力の高い子供用には高く (2)節の直ぐ下に直径5ミリほどの穴を2個開ける
(3)紐の両端を穴に通し、中で結ぶ
(4)バリエーション
☆ 左右の高さを変える
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