竹とんぼ の飛ばし方

 

  竹とんぼ教室を何度も開いた結果、竹とんぼを飛ばすのも意外に難しいことが分かって来ました。
子供たちの前で何回も飛ばして見せるのだが半分ほどの子どもはなかなか上手く飛ばせません。
飛ばせないと作った喜びも半減してしまいます。
また、力一杯飛ばそうとすると、自分の体の方に飛び顔に当たり痛い目に合うこともあります。

  そこで簡単に飛ばせるようになる指導法を編み出しました。
この方法で飛ばせば殆どの子供が飛ばせるようになり、楽しい竹とんぼ教室になります。


 慣れるまで次の方法で飛ばしましょう。

 @ 竹とんぼを真上に向けないで、斜め前に向けます
   構えた手を少し下げ、ひじを延ばします

 A 体の力を抜きゆったりと構えます

 B 竹とんぼを手の中央(指の付け根)で挟み、左手は動かさず右手を手前に引きます
   竹とんぼは左手のたなごころと右手の指先で支える位置に来ます

 C この位置から左手を動かさず、右手を強く押し出します

 D 右手が左手の先まで行くと竹とんぼは勢い良く飛び出します

 E 投げるのでなく、回転させるのです
   ボールを投げる感覚で竹とんぼを投げ上げようとする子どもがいます。
  回転を与えると飛ぶことを納得させてください。
   右手を押し出すとき、かけ声をかけながら右足も踏み出すと更に高く飛びます

 上手く飛ばすと小学校体育館の天井まで届きます。ここで紹介したのは右利きの人の方法です。
左利きの人は右と左を反対にして下さい。

構え方
 
右手をこの位置まで引いて
 
右手を前方、やや下向きに突き出す
竹とんぼは回転しながら飛び出す

天井が低いので軽く飛ばす
さあ!みんなで飛ばそう…体育館で


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