イチヤクソウ (一薬草)

イチヤクソウ科 イチヤクソウ属 (Pyrola japonica)

   雑木林などの林に生える多年草、狭山緑地では6月20頃開花する。地下に根茎があり数個の新緑色で円形・厚手の葉を出す。10から20pの花茎を出し白色の花を付ける。

 煎じて脚気の薬としたり、葉の汁を切り傷や虫さされの薬として用いたことから、“イチヤクソウ”と名付けられた。

 同じ科には“ギンリョウソウ”の様に葉緑素を持たず、他の植物の腐敗物から栄養をとって生活するものもある。



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