アカツメクサ

マメ科 シャジクソウ属 (Trifolium Pratense)

  ヨーロッパ原産の多年草。最初は牧草として日本に持ち込まれたが野生化して各地に自生している。茎は30〜60pになり、褐色の軟毛が生える。葉は3小葉からなり、淡黄色の斑紋がある。
 花は紅紫色でロート状で、たくさん密集して球形となっている。これが茎上部の葉の脇につく。花期は長く5がつから10月まで次々と咲かせる。

 密を沢山出しミツバチの絶好の食事場所となっている。咲いたばかりの花を抜き取り根本の部分を吸うと甘い。
 クローバーの名で親しまれている“シロツメグサ”は兄弟分で、草食動物に好まれる。ペットとして兎を飼っていたら、配合の餌ばかりでなく食べさせてみたら如何でしょうか。



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