「あつまれ 日本語ひろば」設立にあたって
平成20年度東大和市国際交流事業の「日本語ボランティア養成講座」を修了された方々によりまして、市内で4つめの日本語ボランティア団体が設立されましたことに心から感謝を申し上げますとともに、お祝いを申し上げます。
さて、東大和市内にお住まいの外国籍市民は、近隣市に比較しますと多くはないのですが、平成21年1月末現在1,016人、人口の約1.2%を占めています。
外国籍の方々が、地域で暮らしていく上で苦労するのが、日本語習得や文化の違い、生活情報の収集などでありますが、これらの「かけ橋」となり、地域の中でともに暮らしていくための交流や支援をしてくださっているのが日本語ボランティアの方々です。
市では国際交流事業として平成7年度から地域で活動している日本語ボランティアへの支援と新たなボランティアの育成を目的として、「日本語ボランティア講座」を開催し、現在に至っています。
これまで、3つの日本語ボランティア団体が市民センターや公民館、図書館で活動し、外国籍の方々に、熱心に継続して日本語学習の支援を行い、相互の文化を紹介・理解し合い、交流を図ってくださっていました。
このたび、「あつまれ 日本語ひろば」の皆さまの手により、さらに外国籍の方々の学習の場が増えることは大変喜ばしく、このようなボランティア活動がますます発展していくことが、外国籍市民を含め、誰もが安心して心豊かに暮らすことのできる地域へとなっていくものと考(かんが)えます。
「あつまれ 日本語ひろば」の活動の今後のますますのご発展と、ボランティアの皆さまのますますのご活躍をお祈りいたします。
東大和市子ども生活部 市民生活課長 吉沢寿子 |